色々な「ひも」付きのstring。重要な意味はこれです!

高橋
こんにちは高橋です。
今日は「別の言い方は何? downtown、lottery、shoelace(s)の同義語を紹介しました!」の記事で予告したように「string」を掘り下げたいと思います。
前回の記事では「string」が「shoelace」(靴ひも)と同義語になりうるとしました。
さらに、日本語の「ひも付き」と同じ意味が「string」にはあるというお話もしました。今日はこの続きからいってみましょう!
 
 

stringのうまみはこのあたりに詰まっています!

ウィッキー三世
今日は同義語のときに予告した「string」ですか。
乱三世
そもそもどういう意味だと言った?
ウィッキー三世
「ひも」ですね。
乱三世
そう。例えば楽器の「ひも」にあたる部分はどこ? ギターやバイオリンについているのは何?
ウィッキー三世
「弦」ですか。
乱三世
それも「string」なわけだ。だからTOEICの長文で「a string orchestra」なんて出てきたとしてもこの「弦」を知っていれば問題ないわけ。チャット形式で何かのチケットの話をしていて「string」をかませておくなんていうのも問題としては考えられなくないだろ?
ウィッキー三世
「a string orchestra」「弦楽奏団」くらいになるということですか。
乱三世
弦楽器のオーケストラってことだな。だから「弦楽器」そのものを指すこともあるわけ。本当に余談になるけど「stringent」とか「stringency」なんて単語があるだろ?
ウィッキー三世
「stringent」で規則などが「厳しい」ってことでしたよね。
乱三世
これも「string」でいいわけ。
ウィッキー三世
どういうことですか?
乱三世
弦が張られている状態を想えばいいということだな。「stringency」という名詞であれば「厳重」ってほかに「切迫」なんて意味もあるだろ? これなんてまさに弦がぴんと張っている絵を頭に入れておけばいいということになる。
ウィッキー三世
少なくとも「弛緩した」意味は絶対に出てきませんね。
乱三世
それが一番大事なんだな。その規則が弛緩したものなのか、厳しいものなのかさえわかれば、基本的にテストでは問題ないわけ。だから、基本になる絵を入れておけば後は文脈に聞けばいいわけだ。これはなんで英英辞典に聞くのが一番いいのかっていう以前書いた記事でも言及したけど、極端な話、日本語の「厳しい」なんて言葉知らなくていいの。
ウィッキー三世
その単語のイメージさえ入って入ればいいと。
乱三世
そう。単語の覚え方っていうのは英語を日本語に置き換えるところから単語そのものが持っている「絵」を知るというところに重点を置くとずっとうまくいくはずだ。

 
 

stringで「一連の」、「方策」といった意味もあります!

乱三世
「string」に話を戻そう。前回「ひも付き」っていう日本語の表現と同じ意味の表現が英語にもあると言ったけど覚えている?
ウィッキー三世
「ひも付き」っていうのは、「条件が付いている」ということでしたよね。
乱三世
「string」がその「ひも」の意味にもなるんだな。前回引用した『ゴッドファーザー』の文章と辞書からの説明を合わせて引用しておこう。
 
 

「no strings attached」/「no strings」でこういう意味があります!

If something is offered to you with no strings attached or with no strings, it is offered without any special conditions.

『ゴッドファーザー』の実例です!

He said to Michael, “If I took a job like that there couldn’t be any strings attached.”
Michael said coldly, “No strings. I just owe you and I want to even out.”

彼はマイケルに言った。「たとえ私がそういう仕事を引き受けるとしても、付帯条件はなしだ」
「付帯条件はない。僕は君に借りがあるからそれを返したいだけだ」マイケルは冷たく返した。

 
 

乱三世
辞書のなかで「conditions」って使ってあったけどこれはどういう意味?
ウィッキー三世
まさに「条件」ですね。
乱三世
そう。TOEIC超重要単語だろ?
ウィッキー三世
同義語でもいけるということじゃないですか。
乱三世
「no strings attached」(「no strings」)っていうのはどっちかっていうと口語表現だからリスニングやチャット形式のリーディングだったら十分可能性はあるということだな。
ウィッキー三世
まあとにかく、「ひも付き」の意味をそのまま英語にできるっていうのは「おいしい」表現ではありますね。
乱三世
そうね。「ひも」つながりで言えば例えば「pull (the) strings」なんていうのも「ひも」の面白い表現になると思う。日本語でもよく「裏で糸を引く」って言うだろ?
ウィッキー三世
「黒幕」くらいの意味になるということですか?
乱三世
「pull (the) strings」でまさに「裏で糸を引く」「陰で策動する」っていうことになるんだな。「string bean」っていうのはどういう意味になるかわかる?
ウィッキー三世
これも「ひも」で考えるんですか?
乱三世
「ひも」っていうのは出来事だったら「続き」ともできるはずなんだな。実際に「string」には「続き」とか「一続き」「列」という意味も出てくる。そうすると「string bean」っていうのは「さやに入った豆(さやえんどう、さやいんげんなど)」ということになるわけ。
ウィッキー三世
「続きの豆」くらいですか。
乱三世
実際はさやのふちにある糸状の筋を指して「string」としているようなんだけど、「豆がいくつも続いているから」という方がイメージはしやすいと思う。それから「string bean」のほかの意味で「のっぽ」(背が高い人)というのもある。これは「続き」と「ひも」で「長いひも」くらいかな。「長いひも」→「のっぼ」だな。「string」で「続き」というのはめずらしい使い方ではないからちょっと例文を見てみよう。『ゴッドファーザー』からだ。
 
 

「続き」の感じはこれでどうぞ!

Finally an exquisitely dressed but stout middle-aged woman came to lead him through a string of offices to the office-apartment of the movie producer.
ついに、優美なドレスを着ているががっしりした中年の女性がいつくかの部屋を通り抜け映画プロデューサーのところまで彼を案内するためにあらわれた。
 
 

ウィッキー三世
「a string of offices」で「続きの事務所」でいいんですか?
乱三世
映画プロデューサーのところに行くまでに、いくつかの部屋(事務所)を通らなければならない、ということだな。部屋が数珠つなぎになっているイメージでももちろんいいということだ。実際「string」には「数珠つなぎになった」という意味もある。一応聞いておくけど「一連の」となると同義語は何?
ウィッキー三世
「series」ですね。
乱三世
そう。「string」=「series」という関係が成り立つというのも押さえておきたい重要なポイントだ。さっき、「pull (the) strings」でどういう意味になるって言った?
ウィッキー三世
「裏で糸を引く」ですね。
乱三世
「pull every string」っていう似た表現も存在してこっちは「あらゆる手を尽くす」「全力を尽くす」という意味になる。「string」が「手段、方策」なんていう意味に近くなるんだな。「bow」っていう単語知っている?
ウィッキー三世
「おじきする」って意味ですよね。
乱三世
そのほかに「弓」っていう意味があっただろ?その「弓」の意味の「bow」を使って「have two strings to one’s bow」とすると「二の矢(第二の策)がある」っていう意味になるんだな。つまり「続きのもののうちの一つ」というイメージで「策」とできるということだ。
ウィッキー三世
「pull every string」も「続きもの策」を施すから「あらゆる手を尽くす」ですか。
乱三世
頭に入れやすいんじゃないかと思う。さっき「no strings attached」/「no strings」の例で挙げた『ゴッドファーザー』の文章のすぐ後ろにこの「手段、方策」の意味に近い使い方をしている「string」があるからこれを最後に引用しておこう。

 
 

「string」=「方策」になっています!

“That was a dumb thing for you to say. The Corleone Family has pulled some strings for you.
つまらないことを言ったもんだな。コルレオーネファミリーは君のためにさまざまなことをしてきたんだ。
 
 

ウィッキー三世
「続きもの」の支援をしてきたんだ、くらいの感じになるということですか。
乱三世
そう。今日はこのあたりで!
「string」のポイント!
●ひも
●弦
●方策
●「string bean」=さや豆(さやえんどうなど)、のっぽ
●「pull (the) strings」=裏で糸を引く
●「no strings attached」/「no strings」=付帯条件なしで
●「have two strings to one’s bow」 =二の矢(第二の策)がある
●「pull every string」=あらゆる手を尽くす

 
 
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高橋
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●追伸

高橋
前回の「TOEICのスコア表(第246回2019年12月15日実施)が届きました。~今回の素点は何点?~」という記事のなかでコンテンツを「聴いている」と単語なり熟語なり耳に残ったものが別の文脈に入ったときにわかることが結構ある、という意味のことを書きました。実はこの「string」という単語も僕にとってはそういう単語になります。「no strings」と聞こえてきてそれが何のことかわからないままずっと放置してありました。その意味を知ったのは別のドラマを聴いたときです。私はTOEIC400点代のころからずっと「聴く」ことをしていますが、「聴いた」ものが全部貯金になっている感覚があります。とにかく英語にいっぱい触れることを一番に考えましょう!

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