TOEIC必須のrowは「列」関係者以外にちょっとうるさい意味があります!

高橋
こんにちは高橋です。
今日は「row」という単語を取り上げてみます。TOEICでは定番の表現になりますが、意外に雑学の宝庫だったりする単語です。例えば「テラスハウス」というテレビ番組のもともとの意味もこの「row」から探ることができます。
さっそく行ってみましょう!

あなたの席は何列目? 「row」の基本的な意味

ウィッキー三世
今日は「row」ですか?
乱三世
TOEICで一番出る意味は何だった?
ウィッキー三世
「列」ってことですね。
乱三世
「何列目」とかを「row」で表せるってことだな。「最後の列」は英語でなんて言うんだった?
ウィッキー三世
「last row」ですね。
乱三世
「3列目」は?
ウィッキー三世
「third row」
乱三世
序数詞(second, third,fourth……)を使うのがポイントなわけね。例えば、シートが後ろから2番目の列だとするとなんて表現すればいいの?
ウィッキー三世
「My seat is in the second row from the back.」ですね。
乱三世
そう。簡単だな。「row」と序数をくっつけて言えばとりあえず通じるってことだ。「in a row」っていうTOEICでも必須の熟語があったけどこれはどういう意味だった?
ウィッキー三世
「連続して」ですね。
乱三世
それから「row house」っていったら何を指すかわかる?
ウィッキー三世
これも「列」から想像すればいいんですか?
乱三世
境界の壁を共有している低層の集合住宅のことを指して「row house」だな。こんな写真の住宅だ。
「row house」はこんな感じです!
乱三世
「テラスハウス」って番組があっただろ?その「テラスハウス」っていうのは本来はこの「row house」のことなんだな。英語になおすと「terraced house」だ。アメリカでは「row house」と言って、イギリスでは「terraced house」となる。
ウィッキー三世
これって日本の長屋と同じことですかね。
乱三世
長屋を英語で説明しようと思ったら「row house」と言えばよく伝わると思う。この「列」の関係者はTOEICに関係なく覚えておきたいところだな。ほかに「row」の表現で思い浮かぶものある?
ウィッキー三世
「船をこぐ」っていうのもそうじゃないですか?
乱三世
これはTOEICでぎりぎり聞かれることもあるかな~という感じだな。大事な大事な「列」の「row」とちょっと重要な「船をこぐ」の「row」、それからイギリスでよく使われる「row」というのを見てみよう。

「row」=「dispute」!

ウィッキー三世
イギリスでよく使われるってことですけど、アメリカではそれほど使われないということですか?
乱三世
アメリカの小説やノンフィクションを9冊くらいあたってみたけど、これから紹介する意味で「row」を使っているものは一つもなかったね。辞書でも「British English」と記しているものもあったから、アメリカよりもイギリスで、と考えていいと思う。
ウィッキー三世
そうすると、アメリカではほとんどが「列」や「船をこぐ」っていうので大丈夫だということになるわけですか?
乱三世
後に一つ変わり種を紹介するけど、その使い方は結構目にするね。まあ、それは最後に触れよう。まずは肝心のイギリス英語のほうだ。元日本人(カズオイシグロ)が書いたこの小説の中に何度も出てくる。

 
 

『わたしを離さないで』の一節です!

Once, not so long before we all got to Hailsham, a boy had had a big row with his friends and run off beyond the Hailsham boundaries.
私たちがヘールシャムに来る少し前、一人の男の子が友達と大喧嘩して、ヘールシャムの敷地の外に逃げ出した。
 
 

乱三世
「a boy had had a big row with his friends」のところだな。「列」とか「船をこぐ」じゃ意味が通らないだろ?
ウィッキー三世
「a big row」で「大喧嘩」ですか。
乱三世
「row」が「dispute」と同じ意味になるということなんだな。そもそも「big」をつけなくても深刻な部類の「喧嘩」に対して使う言葉になる。「口論」なんて当てることもできるな。それとこれは名詞で「喧嘩」だけど、「喧嘩する」という動詞でも使われることがあるからこれも見てみよう。引き続き元日本人のノーベル賞作家が書いた小説(=『わたしを離さないで』)からだ。

 
 

「喧嘩する」と動詞になります

~and that no matter how much we rowed, we wouldn’t use against each other anything we’d talked about during those sessions.
たとえどんなに激しく争っても、話し合いの場で出た話は相手を攻撃する材料には使わない。
 
 

ウィッキー三世
「row」の過去形で「rowed」ですか。
乱三世
そう。この「喧嘩」の親戚で「騒音」とか「大きくうるさい音を立てること」に対しても「row」を使うことができるんだな。テニスで使われる道具のことを「racket」っていうだろ? 
ウィッキー三世
「ラケット」で日本語になっていますよね。
乱三世
その「racket」にはまさしく「騒音」の意味があるんだな。これは「row」からでも「racket」からでも頭に入れやすいんじゃいないかと思う。「rowdy」って単語はわかる?
ウィッキー三世
「騒々しい」とか「粗暴な」っていう意味ですね。
乱三世
そこから連想するのもありだと思う。今日はもっとも触れたかったのがこの「騒々しい」関係者だったわけだけど、最後にさっき触れた、この使い方も紹介して終わろう。「death」と結びついて意味を成すようになっている。『羊たちの沈黙』からだ。
 
 

「death row」で「死刑囚」となります

Four on death row with appeals pending clammed up, understandably. But the one we want the most, we haven’t been able to get.
※clam up黙り込む
訴願中の死刑囚四人はまったく応じていないが、当然だろう。ただ一番協力欲しいと思っている人物からそっぽを向かれている。
 
 

乱三世
「death row」で「死刑囚」ということだ。この場面の「the one we want the most」っていうのは誰を指しているわけ?
ウィッキー三世
レクターですね。
乱三世
『羊たちの沈黙』って古い小説だけど映画にもなっているので、いい英語の教材になると思う。今日はここまで!
 
 
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高橋
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●追伸

高橋
このブログでは嫌というほど触れてきましたが、相変わらず私の勉強方法は英語を「聴く」というのが中心です。よく聞き流しているだけでは雑音と一緒だからやっても無駄と言われますね。私もずっとそう考えてきましたが、最近は少し、というかだいぶ意見を変えてきています。TOEICのリスニングが480点(2019.12現在)になって感じていることをまだ別の記事で書いてみようと思います。勉強方法はこちらをどうぞ→「私の勉強方法についてはこちら!」

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