ポイント!
- 「I’ll~」は「その場で決めた」という感じが強くなる
- 「I’ll~」は相手に約束するときにも使う
- 「I’m going to~」は「すでに予定として決めている」といった感じが強い
TOEIC960点になりました!
I’ll~=今決めた、I’m going to~=前もって決めた
「I’ll ~」と「I’m going to~」の違いについてですか?
未来時制の「will」の代わりに「be going to」っていうのも使えるって習わなかった?
学校でやりましたよね。「will」を「be going to」で書き換えよ、なんていう問題を見たことがありますよ。
その両者に、使いわけが存在するのかってことだな。
単純に同じとはならないわけですか?
結論を先に言ってしまうと「I’ll~」は相手に約束するときや、「その場で決めた」ときに使って、「I’m going to ~」は「すでに予定として決めている(た)」ときに使う。
ということは、その場で決めたことを「going to」を使って言ったらおかしく響く、ということですか。
そう。例えば、店でアイスティーを注文しようと思ったら「I’ll ~」を使って表現するはずだろ?
「I’ll have iced tea」という風に言えますね。
もちろん店に行って決めたから、「I’ll ~」と使うわけだ。
店に行ってその場で決めるのが普通だから「I’ll~」が一番ピッタリくると。
そう。「I’ll~」と「I’m going to~」の奥にある「意識」がわかれば、例えば旅行シーズンに突然「I’ll go to New York」って言われたときと、「I’m going to go to New York」って言われたときの相手の反応はおそらく違うものになるというのも容易に想像できるだろ?
旅行の繁盛期に突然、「I’ll go to New York.」って言われたらチケット取れたの?とでも聞きたくなるかもしれないですね。
一応確認だけど、それはなんで?
今、決めた感があるからですよね。
じゃあ「I’m going to go to New York.」っていうのはどうなる?
これは、ニューヨークに行くことが予定に入っていたという感じですよね。
だから相手の反応は、「いいな~」くらいになるかもしれないということだな。
「I’ll~」で相手に約束する意味になる
さっき「I’ll」としたときは、相手に約束する意味あいもあるということでしたけど、そういう「意志」も示すことができる、ということですか?
「will」を使って意志を示すというのは結構日本人にもなじみがあると思うんだな。『ノルウェイの森』のなかで緑が渡辺をお昼ご飯に誘う場面あるけどそのとき「I’ll cook for you」と言っているな。
緑の実家の小林書店で一緒に食事しようと誘ったわけですね。
これは「約束」していると同時にそれをすることによって相手の利益になるようなことだと言えるなんだな。
つまり約束することによって相手の利益になる、ときに「I’ll~」と使うということですか。
そう。ここで「I’m going to cook for you」じゃ当然おかしいわけだ。
予定を言っているだけになるということですね。
意外に使い分けというのは簡単だ、ということだな。
それと、「I’m~ing」を使って未来を表すこともありすよね。これは「I’ll~」や「I’m going to~」を使った場合と、どう違うんですか?
これは、「I’m going to~」の「予定に入っている」感じがより強くなったというだけのことだと考えていい。「“Next month I’m going to Tokyo”」っていったら、就職や進学でもう「行く予定になっている」という感じがより強く出る文章になる。
例えば「I’m ~ing」っていうのは現在進行形だから、「することになっているその流れの中に『今』がある」って感じで考えて大丈夫ですかね?
イメージしやすい例えだと思う。それでOK。それと一応付け加えておくと、天気をいうときは大抵「It’s going to~」と言う風に使う。
「It’s going to rain tomorrow」という感じですか。
特にアメリカではまず「It will~」とはしないから注意が必要だ。今回はこれまで!
ポイント!
- 「I’ll~」は「その場で決めた」という感じが強くなる
- 「I’ll~」は相手に約束するときにも使う
- 「I’m going to~」は「すでに予定として決めている」といった感じが強い
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僕はTOEICの点数が950点を超えましたが、最初に受けた点数は400点でした。
色々な挫折を経験してやっとこの点数になったわけですが、今最初からやり直すなら、ここから始める、というプランは当然あります。
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今回は、「will」と「be going to」を取り上げてみました。
「I’ll ~」とした場合と「I’m going to~」とした場合の話し手の「意識」の違いというのは比較的わかりやすいものです。
ニュアンスの違いを把握できれば読解にも当然役立ちますので、いつものように実例で頭に入れてしまいましょう!