someの意外な使い方。口語表現のsomeが面白い件

こんにちは高橋です。

今日は、みんな大好き!「some」についてお話したいと思います。

よく目にする単語ですが、意味の幅は意外に、というかとっても広いものです。

私の使っている英語の辞書でも細かい字がぎっしりつまったページの「半分」を占めていますから、あなどれない存在で、この1500字程度のブログ1回ではちょっと手に負えそうにありません。

ですので、この全体象は後日しっかやるとして、今日は映画や小説で頻出する面白い
「some」の表現について触れてみたいと思います

まず、一応手順を踏むと、「some」として一番流通量が多いのは
「いくらかの」「多少の」といった意味ですね。

「このくらいの」といったニュアンスで使う最も一般的な単語になると思います。

例えば英文の辞書ではこのように出ています。

●You use some to refer to a quantity of something or to a number of people or things, when you are not stating the quantity or number precisely.

「量や数が正確に言えない時に使う言葉」というのですから、これだけ聞くとずいぶん簡単ですね。

実際、簡単なのだと思いますが、この「some」と同じ意味を持ち、疑問文や否定文の
ときに使われる「any」というのが出てくると、事態が少し複雑になります。

昔やりましたね。

否定文のときは「any」を使うと。

そして、この肯定文のときは「some」で、否定文・疑問文のときは「any」という原則が
「some」単体で否定文に入り込むことがあるという例外がひっぱりだされたりすると
もっと事態が複雑になってしまいます。

さらに、「some」で「このくらい」という微妙な量を表わしていたはずが
いつのまにか、「相当な、かなり」という意味になることがあり、ここまでくると
迷宮入りになりかねない事態です。

例えば、もう一度英語の辞書に尋ねると、こういう風に説明してあります。

●You use some to emphasize that a quantity or number is fairly large. For example, if an activity takes some time, it takes quite a lot of time.

『「量や数がとても多い(大きい)ことを強調するときに「some」を使う』とあり、『例えば活動にかかった時間をsomeで形容すると「とても長い時間かかった」という意味になる』としてあります。

ちょっと息継ぎが必要ですね。

ちなみに、私はこうした「some」の細かいニュアンスに関してもすべて小説や映画から
吸収してきました。

それぞれの「some」が使われている映画や小説の場面をそのまま頭に入れてあります。

この「some」の全体像はそれぞれの場面から引っ張り出してあなたにも紹介したいと
思いますので、後日楽しみにしていてください。

とにかく「some」は意味の幅が広くて、なかなか手ごわいということに触れました。

手ごわい「some」を脇に置いて、今日の「some」の紹介に移りましょう。

ちょうどいいサンプルが「コロンボ」「死者の身代金」」にあるのでさっそく引用してみます。

娘(=Margaret)と義理の母親(=Leslie=mother-in-law!詳しくはこちらをどうぞ)
の会話です。

母親(=)がこの娘の父親、つまり自分の夫を殺した犯人で、娘は自分の父親を殺された
被害者でもあります。

娘はこの母親の犯罪を暴きたいと強く思っており、ここではコロンボから入れ知恵を
されてわざと金の交渉を持ち掛けています。

Margaret: You used all of my trust account to pay the ransom.
マーガレット:私の財産全部、身代金に使ったでしょ。
Leslie: You want to negotiate don’t you?
レスリー:取引したいの?
Margaret: I just want what’s coming to me.
マーガレット:当然の権利よ
Leslie :I’ll give you 20,000 a year for 5 years that will take you into your trust.
レスリー:毎年2万ドルを5年間口座に振り込むわ。
Margaret: My trust account was for 25 a year. Plus a bonus of 5,000. All in cash.
マーガレット:年額2万5000だったはずよ。全部現金で払ってよ。
Leslie :You are some little girl. All right. If you are on the plane tomorrow.
レスリー:大した子ね。明日出発するのが条件よ。

訳を書いておいたので、もうお分かりですね。

そうです。

この場合「たいした」(orひどい)となり、名詞を強調する意味になります。

この意味自体の振れ幅もすごくて、日本語の「大したものだ」のニュアンスをそのまま持つ意味となります。

つまり、肯定的にも否定的にも使える言葉になります。

引用した場面のように皮肉を含んで、相手を讃えるときにこの言葉をよく耳にします。

これも最後は辞書から取ってみましょう。

●You can use some in front of a noun in order to express your approval or disapproval of the person or thing you are mentioning.

「人や物に対してあなたの肯定や否定(の気持ち)を表わすために、名詞の前に置かれて使われる」となっていますね。

この「some」はあなたに「多少」は響いたでしょうか?

今日はこのあたりで!

 

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●追伸
小説や映画のコンテンツから、英語を拾ってしみじみよかったと感じるのは
「自動詞、他動詞の別」を答えさせるような問題に出会ったときですね。

これは、映画の場面なり、小説の文章が入っていれば一発ですね。

例えば「talk to her」(ペドロ・アルモドバル監督)という映画があります。

これならタイトルだけで、「talk」 が自動詞だとわかります。

映画を使った学習法はこちらをどうぞ!
(映画やドラマを「聴く」ときの注意点 その1)

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