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使役動詞はSVOCのCに原形不定詞(動詞の原形)を取ることができる!
使役動詞は普通
「have」「make」「let」と「get」
の4つを指すと言われます。
「~させる」という意味になる点で見るとその通りですが第5文型(SVOC)の「C」に
「動詞の原形」
を取ることができるという点を考えたとき「get」はひとまず外しておくとすっきり覚えられると思います。
テストでは、この
動詞の原形
(正確には原形不定詞。動詞の原形と考えてOKです)
の部分が狙われます。
たとえば、TOEICで見かけるのがその部分が空所になっているような問題です。
SVOCという文型は
O=C
という関係になると教わるはずですね。
そして、このCには
「名詞」か「形容詞」
が来ると教わります。
ところがこの使役動詞というのはCの部分に
「動詞の原形」
が来ます。
to不定詞からtoをとった原形不定詞がくるので名詞もしくは形容詞の原則から外れていない、というのが文法上の理屈のようですが、習ってきた形でないことは確かです。
この使役動詞はイレギュラーな形なので(そう見えるので)問題として出されるというわけです。
たったら、こういう例外を頭に入れていきなり出てきても驚かないようにしておけばいいだけですね。
「have」、「make」、「let」のそれぞれの実例を僕がTOEIC750点になるまでさんざん使い倒した『ゴッドファーザー』から抜いてみたのでサンプルとしてあげておきます。
“You will weep as I have wept―I will make you weep as your children make me weep”
※weep泣く、涙を流す、嘆く
私と同じ思いを味合わせてやる。お前たちの子供が私に流させた涙をお前たちにも流させてやる。
“Never. Give him something to earn his living, a good living. But never let him know the Family’s business.
とんでもない。楽に生活できるだけの仕事は見つけてやるが、ファミリーのビジネスには一切タッチさせないつもりだ。
“Did Tom come home yet?” She said, “No,” that he was not due for another twenty minutes but she expected him home for supper. “Have him call me,” Sonny said.
「トムはもう戻った?」彼女は「いえ」と答え、二十分ほどはまだ帰らないが、夕食は家でするはずだと言った。「(折り返し)電話するように言ってくれ」とソニーは言った
※丁寧に言えば「Could you have him call me back?」くらいにできます。
この3つの使役動詞にはニュアンスの違いがあると言われます。
例えば『徹底例解ロイヤル英文法』という参考書には以下のような説明が載っています。
letは「自由に~させておく」という容認を、makeは「無理にでも~させる」という強制を表す。またhaveは「~してもらうようにもっていく」という手はずを表す。
なんだかわかったようなわからないような説明が書かれていますね。
ただ、特にTOEICではニュアンスの違いまで聞かれることはまずないので、参考程度にとどめておけばいいと思います。
それに上にあげた文章を見れば明らかなように、明確な違いを説明できるということではありません。
それぞれのニュアンスについては余力があれば覚えるだけでいいでしょう。
むしろ動詞の原形のほかに
現在分詞と過去分詞
をとれるかどうかのほうが重要です。
使役動詞haveの意味に注意が必要です
使役動詞はSVOCの文型を取る動詞のことで「let」と「make」と「have」の3つです。
このうちCの部分に「現在分詞」を取れるのが「have」だけ「過去分詞」をとれるのが「make」と「have」です。
have→原形、現在分詞、過去分詞
make→原形、過去分詞
let→原形
※get→to不定詞、現在分詞、過去分詞
ほかの注意点としては「make」だけは受動態の形をとることができその場合は動詞の原形ではなく
「to不定詞」
をとります。
下のような形です。
I was made to leave the room.
私は部屋を立ち退かされた
(『表現のための実践ロイヤル英文法』より引用)
受け身になったとたんにto不定詞にしなければいけないという文法上の規則なので注意する必要がある、ということですね。
他にはその「意味」に注意が必要になるのが
「have」
です。
「have」はCの部分に過去分詞をとったとき「~してもらう」という意味と「~される」という
「被害」
の意味を表します。
もう一度『ゴッドファーザー』から引用してみます。
We have a firm of private detectives and we have the whole area loaded.
我々は私立探偵の会社と契約してやつらをすべての箇所に張り込ませてある(配置してもらっている)
They may kill him in his cell or have one of the prisoners do it. As I see it, we can’t even afford to have him arrested or accused.”
※as I see it 私の意見では
マイケルを刑務所の房のなかで殺すかもしれないし囚人にやらせるかもしれない。私の考えでは、逮捕されても起訴されてもまずいんだ。
こういう文章が長文のなかにさらっと入ってくることもあるので、それこそ形に惑わされて変な訳を当てないように注意しておきたいところです。
知覚動詞もCに原形を取ります!
知覚動詞と言われる
「see」「 hear」「feel」
の3つもSVOCのCに動詞の原形を取ることができます。
ある特定の型を取るというくくりで考えるならば使役動詞の3つと一緒に頭に入れておいてもいいでしょう。
『ゴッドファーザー』ではこの知覚動詞の例もすぐに見つけることができます。
引用してみます。
For the first time since she had known him, she saw Hagen angry.
彼女がヘーゲンを知ってからはじめて、彼が怒るのを見た
At that moment they heard a woman scream in the living room.
そのとき、彼らは居間で女性が悲鳴をあげるのを聞いた
He felt his whole body go weak with terrible sickening fear.
※sickening吐き気を起こさせる、嫌な感じのする
彼は吐き気を起こさせるような恐怖で、体全体の力が抜けるのを感じた
この「see」「 hear」「feel」という3つは「C」に現在分詞と過去分詞も取ることができます。
注意しておくといいのが現在分詞と原形をとったときの違いで例えば「see」の場合原形を取ったときはその行動の
「一部始終を見た」
という意味になります。
一方で現在分詞の場合は
「~しているところを見た」
という意味になります。
『ゴッドファーザー』の中には
He saw the Godfather leave the festivities .
という文章がありこれは
「彼はゴッドファーザーがお祝いの場をはなれるのを見た」
という意味です。
つまり「その行動の一部始終を見た」ということです。
これを
He saw the Godfather leaving the festivities.
と現在分詞に変えると
「彼はゴッドファーザーがお祝いの場をはなれているのを見た」
となりこの場合は「~しているところを見た」となります。
一応SVOCのCにどんな形をとるのかという視点で使役動詞と知覚動詞を表にしてみるとこんな感じになります。
to不定詞 | 原形不定詞(原形) | 現在分詞 | 過去分詞 | |
---|---|---|---|---|
have | × | 〇 | 〇 | 〇 |
make | 受動態のときのみ〇 | 〇 | × | 〇 |
let | × | 〇 | × | × |
get | 〇 | × | 〇 | 〇 |
see | 受動態のときのみ〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
hear | 受動態のときのみ〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
feel | 受動態のときのみ〇 | 〇 | 〇 | △(※) |
※体に感じる意味の場合普通は受動態にならない。「~と思う」の意味の場合は「to beを使う」
helpも原形をとることができる
「help」も同じようにSVOCのCに原形を取ることができます。
「人が~するのを助ける」という意味です。
ただ「help」の場合は「to 不定詞」を取ることもできます。
原形不定詞かto不定詞のどちらかを取ることができるわけです。
また
「help+原形」
という形にもなりテストでとてもよく狙われます。
「help」についても同じように『ゴッドファーザー』の中でたくさん見つけることができます。
Woltz let the doctor give him a very mild sedation. It helped him calm down again and to think sensibly.
※sedation鎮静剤
Woltzは医者に効きが穏やかな鎮静剤を処方させた。薬が効いて落ち着きを取り戻しまともに考えられるようになった。
He was on the President of the United States’ Advisory Council for War Information, Cinematic Division, which meant simply that he helped make propaganda movies.
彼は戦争情報に関する大統領の顧問委員会のメンバーで映画部門を担当し、端的に言うと宣伝映画の作製をしていた。
今回はSVOCの「C」に原形をとることができる動詞を取り上げてみました。
もちろんその代表例が
使役動詞
です。
知覚動詞、「help」も含めて頭に入れてしまいましょう!
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今回は、使役動詞について触れてみます。
使役動詞というのは、第5文型(SVOC)を取る動詞のことで、特に「~させる」という意味になるものを指します。
「have」「make」「let」の3つがこれに当てはまります。
ポイントになるのは、「C」の部分に「動詞の原形」(正確には原形不定詞)を取ることができる、という点です。
TOEICではこの「動詞の原形を取ることができる」という部分だけ頭に入れておけば実はOKだったりもします。
要点をかいつまんで見ていきましょう。