draftの目玉は誰!? 注意したい意味は〇〇!?わくわくTOEIC対策37

高橋
こんにちは高橋です!
今日は昨日の「observe」に続いて「draft」を取り上げます。
この単語はすでにTOEIC必須の単語として定着している感がありますが、私は未だに野球の「ドラフト会議」や「ドラフトビール」が頭から離れず「draft」と聞くと一瞬頭が違う方向を向いてしまいます。
今日は、TOEIC必須の意味はもちろんですが押さえておいたほうがいい意味もいつものように拾ってあります。一緒に勉強しましょう!
 
 
 
 
 

ウィッキー三世
「draft」ですか?
乱三世
最近、「先に結論を言ってください」なんてコメントが来たんだよ。
ウィッキー三世
ほう? 随分せっかちな人ですね。いつもの調子で怒鳴ってやったんですか?
乱三世
そりゃそうさ。いつもの調子で「はい!了解しました」って答えておいたよ。
ウィッキー三世
ヘタレじゃないですか! 読者の前になったら急に大人しくなって。
乱三世
何?今なんて言った?
ウィッキー三世
僕にだけ攻撃的になるのはやめてくださいよ!先に結論から言えばいいじゃないですか。その方がわかりやすいんだったら。
乱三世
わかったよ。そうするよ。
ウィッキー三世
TOEICでよく出る意味からですか。
乱三世
たぶんほとんどの人がもう頭には入っているとは思うけど、まあ実例を見てみよう。「羊たちの沈黙」からだ。
 
 
 
 
 

Starling, scrubbed shiny and wearing her FBI Academy nightgown, was working on the second draft of her report when her dormitory roommate, Ardelia Mapp, came in from the library.
洗って、てかてかに光っている体をFBIアカデミーのガウンに包んだスターリングが、報告書の二度目の下書きを書いていると、寄宿舎のルームメイトのアーディリア・マップが図書館から戻ってきた。

 
 
 
 
 

ウィッキー三世
「草稿」とか「下書き」「原稿」ってことですよね。
乱三世
Collins cobuild(英英辞典)では「A draft is an early version of a letter, book, or speech.」となっているから、「下書き」「原稿」くらいがやっぱり一番しっくりくるね。この「draft」の同義語は何?
ウィッキー三世
「manuscript」ですね。
乱三世
そう。引用文はスターリングがミッグズという囚人に精子をかけられた後の場面、寄宿舎での様子を描いたものだな。映画でもガウンを着て髪がぬれたスターリングの描写があると思う。「原稿」「下書き」っていうのは、頭に入っているかな?
ウィッキー三世
大抵この意味ですよね。TOEICで見かけるのは。
乱三世
そうね。ただ、TOEICの長文のテーマにハマりそうな、意味がほかにあるからそれも一応確認しておこう。今度は村上春樹の「羊をめぐる冒険」からだ。

 
 
 
 
 

My partner himself had stepped out to the bank to get a money draft, ~
相棒は小切手を切りに銀行にでかけ~

 
 
 
 
 

乱三世
訳もつけたから、わかっただろ?
ウィッキー三世
「draft」で「小切手」ってことですか?
乱三世
そう。「特に銀行の支店から他支店あてのもの」っていうのが正解のようだけど、これは辞書に聞いたほうがわかりやすいから見てみよう。

 
 
 
 
 

A draft is a written order for payment of money by a bank, especially from one bank to another.

 
 
 
 
 

乱三世
小切手でも特に「銀行の支店から他支店あてのもの」っていうのがぴったりだと思う。
ウィッキー三世
TOEICの長文によっては、忍びこんでもよさそうではありますね。
乱三世
「原稿」は「draft」で中心的な意味になるとは思うけど、「小切手」も頻度は高いから、マークを外しておくと、いきなりミドルシュートを打たれて「がっかり」、なんてあるかもね。
ウィッキー三世
「draft」ってそもそも意味がかなり広い単語なんですよね。
乱三世
今日この単語を取り上げた一つの理由は、冒頭で高橋が言ったように、「ドラフトビール」とか野球の「ドラフト」が日本語になっているから、ほかの意味がなかなか出てこないということもあると思ったからだな。この「ドラフトビール」っていうのはどういう意味?
ウィッキー三世
「樽出しの」くらいに考えていましたけど。
乱三世
イギリスだと、「draught」ってつづるんだけど、「瓶とかプラスチックではなく、樽に保存しているビール」のことを指すわけだな。「Draught beer is beer which is kept in barrels rather than bottles」と辞書には端的に出ているな。
ウィッキー三世
野球の「ドラフト」の意味もちゃんとあるんですか?
乱三世
辞書によっては載っているけど、「collins cobuild」はイギリスの辞書だから載っていないね。ただしこの意味はここから来ているというのは容易に想像できると思う。「ゴッドファーザー」から取ってきたから見てみよう。

 
 
 
 
 

Both were due to go back to college out of town in two weeks, both had fathers with political influence and this, with their college student classification, had so far kept them out of the draft.
二人とも、大学へもどるために二週間後に町を出る予定だが、父親がともに政治力を持っており、そのために――もちろん大学生という地位のせいもあるが、これまでのところ徴兵を免除されている。
 
 
 
 
 

乱三世
また日本語訳を当てたからわかっただろ?
ウィッキー三世
「徴兵」って意味ですか?
乱三世
そう。野球の「ドラフト」っていうのは語源はここだろうな。
ウィッキー三世
兵を徴収するイメージですか。
乱三世
兵士がスポーツ選手に変わったってことだな。英検では必須の意味になると思うけど、同義語は「conscript」だな。余裕があったら覚えておいていいと思う。
ウィッキー三世
「徴兵」っていうのは確かに、見かけるとしたら歴史に触れた文章ですかね。
乱三世
一応引用した「ゴッドファーザー」の文章に触れておくけど、映画の冒頭でボナッセラっていう葬儀屋がゴッドファーザーに頼み事をするシーンがあるのを知ってる?
ウィッキー三世
「I raised my daughter in the American fashion」.なんて演説するシーンですよね。
乱三世
自分の娘がチンピラに顔を殴られて病院送りにされた、その仕返しをして欲しいって頼みに来ているわけだろ? その仕返しを実行しようとしているシーンなんだな。引用した文章は。この場合の「Both」はボナセッラの娘に暴行した二人のことを指していて、二人の親が政治的なコネクションを持っていると言っているわけだ。
ウィッキー三世
それで、徴兵も逃れているというわけですか?
乱三世
そう。この後、さんざん痛めつけられるから「徴兵」どこではなくなるけどね。まあ、どんな単語でも好きなコンテンツに落とし込むと一発だっていう好例かな。最後にもう一つだけ紹介して今日は終わりにしよう。また「羊たちの沈黙」からだ。
 
 
 
 
 

Miggs’ cell was vastly empty. She felt its silence like a draft.
ミッグズの監房は限りなく虚ろだった。彼女はすきま風のようにその静寂を肌に感じた。
※vastly たいへんな、すごい。in the vast silenceで深い沈黙の中でという意味がある

 
 
 
 
 

乱三世
ミッグズっていうスターリングに精子をかける精神病患者の囚人がいただろ?
ウィッキー三世
レクターの隣の房の囚人ですよね。
乱三世
レクターから一晩中囁きかけられて、自殺してしまうわけだけど、その誰もいなくなった房をスターリングが見たときの描写なわけね。
ウィッキー三世
「draft」で「すきま風」ですか?
乱三世
そう。これもイギリスでは「draught」を使うね。「A draught is a current of air that comes into a place in an undesirable way.」だからすきま風っていうのはぴったりだろ?
ウィッキー三世
ちなみに「current」っていうのは「今」っていう意味ではないですか?
乱三世
これは、液体や気体の「流れ」っていう意味があるんだな。「電流」という意味もあるよ。
ウィッキー三世
今日は結論から入ったから、後ろまで読まれないってことはないですかね?
乱三世
後ろの意味の方も同じくらい大事だから読んでね❤くらいしか言えないわな。

 
 
 
 
 

draftはこんな意味に注意!!
●草稿、原稿、下書き
●小切手
●樽に入ったビール
●徴兵
●すきま風

 
 
 
 
 

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高橋
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●追伸

高橋
私は小説や映画を「聴いて」英語を勉強してきたとさんざん書いてきました(→「最初に読んで欲しい記事はこちら」)。特に映画化されている小説というのは、まさに二度「おいしい」素材の典型のようなものです。今日、何度か紹介した「羊たちの沈黙」もまさに「おいしい」素材ですから、未体験の方はぜひどうぞ!
 

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