毎日わくわくTOEIC対策! その3 「コピーcopy」~村上龍「69」を借りて~

高橋
こんにちは高橋です。
今日取り上げるのは「copyコピー」という単語です。
日本語で定着している言葉ですが、日本人の耳に「比較的」なじみのない意味もあります。
今日もいつもの二人にお話ししていただきます。(copyの発音はこちら↓)
 
 
 
 
 

乱三世
今日は、高橋が一人でやっていた「その日本語、英語ではこんな意味もあります」というシリーズを我々でやることになったぞ。
ウィッキー三世
前に「traffic」とか書いてましたよね。
乱三世
そう。十数本記事にしてたけど、受けが悪くてな。
ウィッキー三世
わりと見られているって本人は言ってましたよ。
乱三世
嘘だよ。お経でも聞いているような暗い口調でやるから、客が付かないことこの上なしだよ。私がちょっと華やかにしないとだろ?
ウィッキー三世
これって高橋が一人で読者に語りかけるようにやっていたやつですよね。
乱三世
そう。それがまた暗い雰囲気を助長させるんだな。怪奇映像のナレーションみたいな感じでさ。
ウィッキー三世
今日はじゃあ僕がその読者代表みたいな感じでやればいいですか?
乱三世
それがいいだろ? 高橋には辞書での補足とかさせてさ。魔子ちゃんがいれば私と魔子ちゃんだけで進めるんだけど、今日は撮影で来られないっていうからな。
ウィッキー三世
……。今日は「copyコピー」を取り上げるんですよね?
乱三世
そう。だから「copyコピー」っていったら何を思い浮かべる? っていうところから始めるのがいいんじゃないか。
ウィッキー三世
なるほど。
乱三世
どう?
ウィッキー三世
コピーはコピーですよね。コピー機でコピーするというあのコピーがまず頭に思い浮かびますね。それからキャッチコピーのコピーですかね。
乱三世
そうね。まずはそのコピーだ。コピー機のコピーは一応「複製する」と置き換えられる単語という風になると思う。キャッチコピーの方は、英語で一番近い意味は、ニュースそのものや情報を指して使われる言葉になるね。ジャーナリズムの世界のなかで使われる言葉だ。このあたりは高橋のお経のような暗い解説を挟もうか。

 
 
 
 
 

「copy」の基本的な意味は日本語と同じです
高橋
「copy」という単語の一番先頭に来る意味は、日本語で定着している「コピー」とほぼ同じ意味となります。英英辞書(Collins cobuild)で引くと次のように出ています。

●If you copy something, you produce something that looks like the original thing.

「『オリジナル』と似たもの(同じようなもの)を作りだすこと」というのですから、複製ということになりますね。duplicate(複製する)と同じ意味です。この言葉の派生としては「copyright」という言葉があります。著作権、版権という意味ですが、ようするに「複製できる権利」ということになります。
また、「キャッチコピー」のコピーに近い意味は次のようなものです。

●In journalism, copy is written material that is ready to be printed or read in a broadcast.

「ジャーナリズム(新聞、報道の世界)で、刷られる、もしくは報道の中で読まれる(書かれた)ネタ、題材」というのですから、新聞、テレビ、ラジオで報道される「原稿」という感じですね。

 
 
 
 
 

乱三世
高橋のお経は読み終えたかな? 
ウィッキー三世
はい。
乱三世
ちなみに、高橋が取り上げたのは、動詞の「copy」だが、「複製」という意味の名詞にもなる単語だな。動詞でもあり名詞でもあるということだ。ここまでは、まず躓きはないと思うので、ここからは、前回もお世話になった村上龍の「69」からの文章を参照してもうおう。「複製」の仲間の意味が出てくる。

 
 
 

●He was copying the heroes of the gangster movies that had been popular a decade earlier, films that you could still see in small provincial cities like ours.

 
 
 

乱三世
どうかな?
ウィッキー三世
「heroes」っていうのは日本語の「ヒーロー」と同じ意味ですよね。要するに、「ヒーロー」の「物まね」ってことじゃないですか?
乱三世
おっ。いいね。その通り。「彼は一昔前に流行ったギャング(スター)映画のヒーローの真似をしていた。地方都市では未だ(そんな映画を)観ることができるのである」という風に日本語訳を付けられると思う。この同義語は「imitate」ということになるな。日本語でも「イミテーション」という言葉が定着しているけどあの「イミテーション」の動詞だね。また高橋に辞書を引いてもうおう。

 
 
 
 
 

「imitate」と同義語になる意味もあります
高橋
●If you copy a person or what they do, you try to do what they do or try to be like them, usually because you admire them or what they have done.

という風に辞書に出ています。
「you try to do what they do or try to be like them」ということですから、まさに真似をするということになりますね。「普通、(対象になる)人がすることまたはその人自身を好きだったり尊敬しているためにそうする」となっています。

 
 
 
 
 

乱三世
人や人の動作を「複製」したら、それは「物まね」ということだな。これは、イメージしやすいだろ?
ウィッキー三世
「複製」の延長ですものね。ちなみにこの文章はどういう場面で使われているんですか?
乱三世
ケンという主人公が他の高校の不良グループに囲まれて絶対絶命という状況での一節になる。自分たちが主催したイベントのパー券を売りさばいていたら目を付けられてしまったんだな。そのグループの番長がいかにもという調子でからんできたので、こういう表現を使っているんだな。「He was copying the heroes of the gangster movies」のところは原文では「日活アクション映画のヒーローの真似だ」ってなっているね。
ウィッキー三世
こういう「場面」っていうのは頭に入りやすそうですね。
乱三世
「日活アクションスターの真似」で「copy」を使っているっていうことは「imitate」と同義語だな、となるよね。確かに面白い場面での文言は忘れにくいな。
ウィッキー三世
なるほど。今日は、魔子ちゃんがいないのにやけに丁寧に説明してくれますね。
乱三世
いや、ここ数日のゲラ見てたら、随分みっともないテンションで話しているだろ、私。さすがにいい年して何やってんだろうって思っちゃってさ。
ウィッキー三世
その高いテンションのおかげで随分傷つきましたけどね。僕は。
乱三世
また魔子ちゃんが目の前に来たら変わるかもわからんけどね。うふ❤
ウィッキー三世
……。とにかく「copyコピー」っていうのは「複製」を頭に浮かべればいいですね。
乱三世
うん。もちろんそうなんだけど、最後に取り上げたい意味は日本語の「コピー」で考えると間違える危険があるから、一応きちっと見ておこう。村上龍の「69」にこの別の意味もちゃんと載っている。

 
 
 

 
●He always sends me a copy of any good new salsa or reggae record.
 

 
 
 

乱三世
これはどうかな?
ウィッキー三世
「salsa(サルサ)」と「reggae(レゲエ)」のレコードの「コピー」ってことですか?
乱三世
そうなんだけど、その「コピー」の具体的な意味だよね。問題は。この場合の日本語訳を書いてみると「彼はいつもサルサやレゲエの新譜(レコード)を送ってくれる」という風になるね。「コピーする」というような意味が入っていないところに注意する必要があるな。
ウィッキー三世
要するに「レコードそのもの」ということですか?
乱三世
そういうことになる。CDの1枚、本の1冊という感じかな。つまり、本やCD、レコードなんていうのは同じものを何枚(何冊)も複製して頒布するわけだな。まったく同じものだから全部オリジナルでありかつ「コピー」であると言えるわけだ。
ウィッキー三世
日本語の感覚でいると違法コピーでもしたものを送ってもらっているんじゃないかと勘違いしそうですね。
乱三世
そう。複製技術の発達でオリジナルがそもそもコピーであるというややこしい事情が出てきて、その事情がそのまま言葉に反映されたということじゃないかな。これはTOEICでさらっと出てくる単語になるから、このあたりのことを頭の隅に置いて、覚えておいてほしい単語だね。「69」では、「I give her a copy of Cheap Thrills and she doen’t even send me a thank-you note.」という一文も出ている。
ウィッキー三世
「a copy of Cheap Thrills」で「チープ・スリル」というレコードということですか?
乱三世
そうだな。「『チープ・スリル』をプレゼントしたのにお礼も寄越さない」くらいの意味になるね。「チープ・スリル」っていうのは、ジャニス・ジョプリンのアルバムの名前だね。
ウィッキー三世
この文章でも「copy」の感じがよくつかめそうですね。

 
 
 
 
 

日本人が間違いやすい意味はこの意味です
高橋
本やCD、新聞の「copy」に関しては次のように出ています。

●A copy of a book, newspaper, or CD is one of many that are exactly the same.

「正確に「(完全に)同じもの」ということですから、CDの1枚、本の1冊、新聞の1部ということになると思います。日本語にするとCD、本、新聞とだけ表現することも多く「コピー」を連想させるようなニュアンスが消えてしまいますね。

 
 
 
 
 

乱三世
ちなみに、さっきの「He always sends me a copy of any good new salsa or reggae record.」は仲間のその後に触れた部分で出てくる文章だな。私小説なんかとは違った明るさがある小説だから面白いよ。
ウィッキー三世
今日は最後の「copy」の意味が重要になりますね。
乱三世
そう。「69」の文言借りてさくっと覚えてしまうおう。

 
 

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高橋
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高橋
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