attentionの主な意味はこれ!
- 注意
- 処理・手配・世話
- ~宛
- stand at attention=気を付けの姿勢を取る
TOEIC960点になりました!
「attention」=「注意」、「処理・手配・世話」
おっ大将! 来ているな。
今回は「attention」ですか?
そう。いくつか意味を紹介したいから長話するつもりはないぞ。お前が不必要にLINE登録の紹介するから、苦情がやたらと来ているそうだ。
だから、僕のせいじゃないですよ!
まだわかんないの? こんなの季節が変わったときの挨拶みたいなもんなんだから、「実は僕もここのメルマガを読んでTOEICの点数をあげた人間の一人なんですよ❤」くらい言えって。ここでほしいのはテレビショッピングでよく見るわざとらしい感激だろが。
「試しに損しようとしてみください。絶対にできませんよ!」ってこんな感じですか?
お前、ネズミ講の勧誘みたいになっているよ!
……。はじめますか?
そうするか。今回は「attention」だけどよく耳にするだろ?
「Attention please」ってやつですよね。
最近、どこで聞いた?
日本語の後に英語で管内放送を流すとこが多いですよね。デパートとかでも聞きますよ。
そうね。その場合の「attention」っていうのはつまりどういうこと?
「注意」ってことですよね。
問題ないね。一応典型的な使い方の実例はこんな感じだな。
Every guest noticed that the Don paid no particular attention to this third son.
出席者の誰もがドンがこの三番目の息子にあまり注意を払っていないことに気づいていた。
いつもの『ゴッドーファーザー』からの引用だ。ドンが息子の中で一番リーダーの資質を持っていたマイケルに「わざと」注意を払っていない様子をさらっと描写したところだな。これはなじみのある意味で注釈の必要もないだろ?
この「attention」自体は確かになじみがありますけど、他の意味もだいたいこの意味を知っていれば想像できるってことはないんですか?
想像できるかできないか、次の意味に当たってみよう。また『ゴッドファーザー』からだ。
He’s in very bad shape. He’ll pull through but he needs all kinds of attention, maybe some more surgery.
彼(ドン)の状態はよくない。回復はするだろうがあらゆる処置とおそらく再度の手術が必要だろう。
訳も一緒に書いたけど、この「attention」はどんな感じ?
「処置」となっていますよね。
ドンが撃たれて「bad shape」なわけね。そのドンが必要としているのは簡単に言ってしまうと「世話」ってことだな。ここでは怪我に対しての「処置」と訳を当てたけど「処理、手配、配慮、世話」なんていう風にできる意味になるな。例えばこれに近い意味で「心遣い」なんていうのもあるけど、その場合は「(歓心を買おうとするための)心遣い」という意味を含んでいて、むしろ「注意」に近いかもね。
「stand at attention」=「気を付けの姿勢を取る」/「Attention:~」=「~宛」
ここまでは想像の範囲内だな?
でも少し「注意」が必要ですかね。
そうなると、次はもっと「注意」が必要だ。
Fuku-chan thought this was amusing, so he played the part, saying, “Well, how’s it going, squirt? You getting any faster? “Yes, sir,” said the runner, standing stiffly at attention. I’m down to 10.4 in the hundred.”
※squirt若僧、青二才 ※「10.4」と英語の翻訳をそのまま写しましたが原文を見ると「11.4」のようです。
フクちゃんは面白がって、おお、お前少しは速うなったか、と言った。はい、百は十一秒四です、と直立不動のランナーは答えた。
これは村上龍の『69」からの引用だ。「he played the part」となっているところは、相手が自分を先輩だと勘違いしたので面白がってそのまま先輩の役をこなしたという感じになるな。「standing stiffly at attention」でどんな意味になっている?
この場面は、相手が先輩だと思って間違えて挨拶してきたので、「ちょっとは速く走れるようになったか?」と聞いているってことですよね?
そう。先輩に話を聞かれているときは普通どういう姿勢でいる? 体育会系の現場ではいまだに目にする光景だろ?
「直立不動」ですね。
そう。「stand at(to) attention」で「気を付けの姿勢を取る」って意味になるな。だから「standing stiffly at attention」となれば、「直立不動」って表現がぴったりなわけ。「stiffly=こわばった調子で」が入ってよりこわばって立っている感じが出ていると思う。一応辞書(『collins cobuild』)からも引用しておこう。
When people stand to attention or stand at attention, they stand straight with their feet together and their arms at their sides.
両足をそろえて、腕は脇に置いてまっすぐ立っている状態なんだから、「気をつけの姿勢を取る」ってことだな。これは、「注意」が必要だったか?
結構「注意」が必要でしたね。
じゃあ、最後はもっと「注意」が必要になりそうだな。こっちはTOEICで見かけることが多い意味になると思う。村上春樹の『羊をめぐる冒険』からだ。
attentionが「~宛」という意味になります!
Attention: Rat
Get in touch. Urgent!
Dolphin Hotel, Room406
これは手紙か何かですか?
「僕」が新聞に出した広告だな。「Rat」っていうのは「鼠」っていう登場人物だから人間のことだ。要するに鼠に対して連絡して欲しいと言っているわけね。この「Attention」はどんな意味?
そうすると「Attention=~宛」ってことですか。
そう。よく公式文書なんかで目にする文言だけど「担当者を指名するときに人名・部署名・肩書きの直前につける」という役割があるわけ。「for the attention of Rat」ってことだな。
いきなり「for the attention of Rat」なんて出きてきたら、嫌ですね。
そうだろ?「注意」が必要だろ? 今回はこれまで!
attentionの主な意味はこれ!
- 注意
- 処理・手配・世話
- ~宛
- stand at attention=気を付けの姿勢を取る
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●追伸
私は半年で400点から750点になりなんとか、900点を超えましたが、未だに単語を見てこれってこんな意味だったの! と思うことがよくあります。TOEICを受け始めたころに「え!」と思った単語をこちらに集めてみました!
今回は前回の「name」に続いて「attention」を取り上げてみたいと思います。
「Attention please」というフレーズで耳慣れているから、わざわざ「注意」して見なくてもいいのでは? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが「~宛」というTOEICにも出る嫌な意味が潜んでいます。
実例も見てみましょう。