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最も大きい理由は「TOEICの特徴に精通していない」から
TOEICの点数が伸びないのは、
- 勉強の時間が短い
- 適切な問題集を選べていない
- TOEICの特徴に精通していない
という3つが原因です。
このうち僕が最も大きな原因となるのが
「TOEICの特徴に精通していない」
ということです。
英語のための時間を確保することはとても重要です。
適切な問題集を選ぶことも同じように大切です。
でも「TOEICの特徴」を知らないとやはり点数はあがりません。
実際僕は400点から750点まで半年でクリアしたもののその後800点を目前に1年間停滞したことがあります。

僕がもっとも適切だと思える問題集もすでに使っていました(問題集については後で触れます)。
それにも関わらず700点台後半からまったく点数をあげられなくなってしまいました。
点数をあげるために必要な
「勉強の時間を絞り出す」
ことと
「適切な問題集を選ぶ」
ことはきちんとできていました。
ということはもちろん「TOEICの特徴に精通する」部分に関して足りないところがあったということです。
僕は900点になっていろいろな人から相談を受けるようになりましたがわりと多いのが英検の勉強も一緒にしているという人です。
こういう人が順調に点数を伸ばすことができているのかというと、ご想像のとおりなかなか思い通りになっていないのが現実です。
英検には英検の特徴があり、TOEICにはTOEICの特徴があります。
同じ英語ではあります。
でも細かく分析をしてみると英検とTOEICの難易度の付け方に違いがあることがはっきりとわかります。

この違いを知らないと、つまりTOEIC特有の難しさを知らないと点数をあげることができません。
確かに適切な問題集を選ぶことでこのTOEIC特有の難しさがわかります。
実際に顕微鏡で見るような細かさをもって『公式問題集』を見てみると、TOEICの特徴が全部詰まっているのがわかります。
ただし多くの人はここまで分析したりしません。
『公式問題集』を使っていることに安心して、この問題集を正確な意味で使い倒すことができていません。
では、その「TOEICの特徴」というのはどういうものなのか?
おい!
と突っ込みが入ってしまうかもしれませんが、その答えは僕が書いたこの本の中に全て書かれています。
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「TOEICの特徴」を知ることができれば、勉強の圧をかける場所を間違うことはありません。
圧をかける場所が正しければ、点数は必ずあがります。

2022年5月のテストではもともと得意だったリスニングの点数をさらにあげて満点にすることもできました。
さらにそのあと960点まで総得点を伸ばすことができています。
一度立ち止まって「TOEICの特徴」を知るために力を注いだからこそ点数を伸ばすことができました。
急がば回れです。
ぜひ僕の経験と分析を読んでみてください。
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『金のフレーズ』『でる1000問』『公式問題集』以外いりません!
「適切な問題集を選べていない」
というのも当然点数が上がらない原因になります。
一番やりがちな間違いは、分不相応な難しい問題集に手を出してしまうことです。
模試形式の問題集であれば『公式問題集』以外必要ありません。
『公式問題集』は2016年に問題が改定されて以降10冊(2023年現在)も出ています。
これをこなせば、必ず900点は超えます。
他の模試形式はいりません。
念のため『公式問題集』を使う利点をあげておくと次の3点です。
- 最新の『公式問題集』を解くと最新の傾向がわかる
- 本番に出る表現が一番載っている
- 今の自分の実力を正確に測ることができる
『公式問題集』というのは英検でいうところの過去問と同じなので、メインにするのはこの問題集です。
『金のフレーズ』と『でる1000問』も必須
ここに加えるならば、
『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(以下『金のフレーズ』)
と
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(以下『でる1000問』)
です。
まず『でる1000問』はパート5に特化した問題集です。
TOEICの文法問題というのは高度な文法を問うというよりも語彙力を問うものがほとんどです。
そしてその語彙の問われ方に特徴があるのでそれを知っておく必要があります。
本番の予行演習になり最も自力がつくのがこの『でる1000問』です。
なおTOEICの長文問題も難しい文法が聞かれるわけではなく同じように語彙力がものをいいます。
だから語彙力を鍛えることはそのまま長文対策にもなります。

こういう理屈を考えるとパート7に特化したものをわざわざ買って解くよりも『でる1000問』に
力を注いだほうがいいということが言えます。
実際僕はパート7に特化した問題集は一切使わずに『公式問題集』と『でる1000問』だけで900点を突破しました。


単語集は『金のフレーズ』と『銀のフレーズ』
単語集は
『金のフレーズ』
があれば十分です。
あなたがもし600点未満の点数であれば、ここに
『銀のフレーズ』
をかませてもいいでしょう。
600点くらいを境目にして『銀のフレ―ズ』『金のフレーズ』を使い分ければいいと思います。
文法問題の『でる1000問』、単語集の『金のフレーズ』と『銀のフレーズ』の3冊は、ともにTEX加藤さんの本です。
TEX加藤さんは毎回の受験のあとにそれまで蓄積したデータを更新していることで知られています。
そういうデータを基にしているので当然掲載している語彙に関しては一番精度が高いです。

問題集の選び方を間違うと点数が停滞する原因になることがあります。
だから早い段階で適切な問題集を選ぶことが必要です。
僕の経験から得た答えは
- 公式問題集
- でる1000問
- 金のフレーズ(600点未満は『銀のフレーズ』)
です。
隙間時間に「聞いて」時間を捻出する
勉強の時間が短い
というのも点数があがらない原因になります。
僕の場合は当時勤めていた会社で730点が必要になりTOEICの勉強をはじめました。
当時の状況は終電で帰れればマシというものです。
だから僕は徹底して隙間の時間を使うようにしました。
やったのは、英語を「聞く」ことです。
社会人であれば、どうしても使える時間は少なくなります。

例えば、僕は英作文をするようになっているコンテンツを活用しました。
最初に使ったのはLINE登録特典で紹介しているコンテンツです。
これは初心者にとって、英語の学び直しをするのに最適なコンテンツです。
800点を取る直前には
『表現のための実践ロイヤル英文法』
についている音声を使い倒しました。
これも同じように日本語→英語の順番に音声が流れてくるようになっていて、聞きながら英作文をすることができます。
僕が『表現のための実践ロイヤル英文法』を特に使ったのは電車や徒歩での移動中です。
30分あれば、50個くらいは英作文できます。
これを繰り返していけば、ここに載っている300の文章はそれほど時間をかけずにすべて空で言えるようになります。

この300の文章を暗記ができていれば、例えばTOEICに出てくる「仮定法」で困ることは一切ありません。
なぜならここに出てくる例文以外の仮定法がTOEICで問われることはないからです。
比較級もこれだけで大丈夫です。
大事な時制もこれ以外は必要ありません。
注意しなければいけない前置詞についてもこの例文を覚えておけば困ることはありません。
改めて勉強し直さなくても大丈夫だということです。
強調しておきたいのは、こういうことが耳を活用することによって、隙間の時間を利用してできる、ということです。
これは時間がない場合の解決方法になります。
勉強時間が少ないことはそのまま点数が上がらない原因になります。
ただし、隙間の時間の使い方次第でこの問題を解決できることもあるということです。
まとめ
TOEICの点数が上がらない原因は
- 勉強の時間が短い
- 適切な問題集を選べていない
- TOEICの特徴に精通していない
という3つです。
「TOEICの特徴に精通していない」
という点は僕が書いた本を読めば、解決します。
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僕が考える適切な問題集は
- 公式問題集
- でる1000問
- 金のフレーズ
です。
そして勉強の時間がどうしても取れない、というときには隙間の時間に耳を活用することで解決できる部分があります。
今回はTOEICの点数をあげるためには何をすべきなのか書いてみました。
参考にしてみてください。
●追伸

今回は、
TOIECの点数があがらない原因について触れてみます。
僕の経験から得た答えを先に書いてしまうと、
という3つが、その原因です。
詳しく見てみましょう。