- 750点を取ったとき→携帯(MP3プレイヤーを兼ねる)
- 800点台を駆け抜けたとき→英英辞典の『collins cobuild』
- 900点への最後の一押し→kindleunlimitedのサービス
kindleunlimited&kindle
870点以上を3回とってあと一押し!というときに最も役に立ったのがKindle Unlimitedのサービスです。
TOEIC関連だけでも良質な本がバンバン落ちていますね。
「英語」という広いくくりにすれば、バンバン×2くらい落ちています。
僕が900点をとったころは『至高の模試』や『究極の模試』(いずれもヒロ前田ほか著)という、模試形式では定番の問題集が対象になっていました。
また、英文法を基礎の基礎から学ぶ際の参考書として評価の高い『Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル』は2022年6月現在対象になっています。
僕がずっとLINEの中でおすすめしてきたデイビッド・セインの「まんがでわかる」の連作(『英会話フレーズ』『前置詞』『冠詞』『形容詞・副詞』『時制・仮定法』『動詞』)も読み放題の対象です。
特に出版社のアルクの書籍については音声も無料でダウンロードすることができるので、携帯一つで読みながら聴くことができます。
僕は当時勤めていた会社で730点が必要になったのでTOEICの勉強をはじめました。
時間のないサラリーマンにとって
携帯一つで勉強が完結できる状態
というのはある意味理想です。
こういう理想的な学習がKindle Unlimitedを活用すれば可能となります。
Kindle Unlimitedを利用するようになって得た「副産物」というものもあって、それは
英語を習慣にすることができた
ことです。
まず、期間限定で対象になる書籍も結構多いので僕はそういう掘り出し物がないかチェックする癖がついています。
検索したあとはそのままkindle専用端末でなく携帯で読んでしまいます。
『スマホ脳』ではないですが、開けることがやめられないのなら思い切って英語の勉強のための道具にしてしまうことです。
僕は900点を取ってから勉強法について相談を受ける機会が多くなりましたが、点数が上がらない人に共通しているのが、いかにお金をかけないかということにやたらと重きを置いている点です。
なかには『公式問題集』さえも買わずに済ませようとする人がいます。
(3000円程度!)
自分に投資するつもりである程度金をかけないと点数もあがってきません。
ちなみに僕はKindle Unlimitedを利用するようになってから毎月5万円以上使っていた書籍代を最低でも5000円浮かすことができています。
英英辞典の『collins cobuild』
800点をようやくこえてさらに点数を伸ばしていくときに最も役に立ったのが、英英辞典の『collins cobuild』です。
この辞書は文章の形で単語の意味を紹介しているところと同義語の掲載が豊富なところに特徴があります。
例えば「odd」という単語の説明はこうなっています。
If you describe someone or something as odd, you think that they are strange or unusual.=peculiar
人や物を「odd」と表現・説明したときは奇妙(=strange)で異常(=unusual)なという意味だ、というわけです。
そしてその同義語が「peculiar」だとわかります。
こういう一見回りくどいような文章の羅列を毎回引くたびに読んでいると、まず長文に対するアレルギーがいつの間にかなくなってきます。
僕がこのことに気づいたのが870点を初めて取った2019年のときでした。
それまでは長いトリプルパッセージを見たとたんに心のなかで、ひでぶっ!(『北斗の拳』より)となっていたのが、心理的抵抗がほとんどなく、すっと英語に入っていけるようになりました。
英語を英語で説明されることが日常になると、日本語を介して説明されることに逆に違和感を感じることさえあります。
長文への抵抗がいつの間にかなくなったというのは本当に大きいことだったと思います。
それと、文章の形で説明されると、よりその単語に対する物語が作りやすいということが僕の経験から言えます。
さっきの「odd」には別の説明で
You say that two things are odd when they do not belong to the same set or pair.
というのがあります。
これはつまり、二つのものがペアではない状態つまり「半端で」と言った日本語があてはめられる意味です。
この説明に対しての例文は
I’m wearing odd socks today by the way.
となっています。
「odd socks」というのはつまり左右で違う靴下ということですね。
「ところでよ~、今日、左右で別の靴下はいてきちゃったよ~」という感じです。
左右ともに目立たない地味な色だったらいいですが、派手な色がズボンのすそから見え隠れするなんて姿はちょっと想像しただけでいろいろな話が浮かびそうですね。
さらに半ズボンをはいていてその靴下に気づかなかった、なんてことになったら目も当てられません。
とてもコミカルな絵を想像できるはずです。
こういう絵を想像して、その単語の中心になる意味をとっておくというのはとても大事です。
なぜならこの中心さえ頭に入っていれば、後はその単語の意味を文脈に聞くということが可能になるからです。
例えば「odd」には「奇数」という意味もありますね。
文脈から数字のことを言っているということがわかればあとは、靴下をちぐはぐにはいているような「数」を思い浮かべればいいだけです。
そういうちぐはぐな数はきっと「割り切れない数」のことですね。
人物を評しているのならバラバラな靴下をはいているような、人物を思えばいいだけですね。
そういう人は当然「奇妙な」人になるわけです。
もともと私がこの『collins cobuild』を活用するようになったのは単語の説明の仕方が新鮮だったからです。
勉強がマンネリ化してくるとどうしても意欲の低下が起こってくるので、常に新鮮な空気を入れるような工夫が必要だと、僕は思っています。
その工夫が『collins cobuild』だっとと言えると思います。
900点を取るためには無理して英英辞典を使う必要はない、という意見をよく聞きますが、英語力の向上ということで言えば文句なく推しです。
携帯(MP3プレイヤーを兼ねる)
僕は、まず英語を耳さえ空いていれば常に聴くというところから出発しました。
会社の業務もこなしながら同時に730点がノルマになったので、一番空いている耳をフル活用したわけですが、そのとき使った英語を聴く機械(=携帯!!)が最後の神器です。
音楽を聴くのですからMP3プレイヤーでいいはずですね。
実際僕も古いiphoneをプレイヤー代わりにしたあとに音楽を聴くためだけのMP3プレイヤーを買ったりもしましたが、結局は携帯一台でプレイヤーも兼ねるというところに落ち着きました。
(MP3プレイヤーはランニングのときなどには使います)
携帯を一日見ないという人はいませんね。
どんなに忙しくても携帯をちらりとも見ることができないほど全力疾走して生きている人はほとんどいないと思います。
僕はこの癖のような習慣をそのまま英語に触れるまでの「距離」を縮める手段としました。
携帯開ければ5秒で英語です。
この携帯でMP3形式にした音楽(英語の音声)も聴けるしアプリでの視聴も可能だし、もちろんyoutubeだってネットにつながる環境さえあれば見放題です。
英語への距離がぐっと縮まります。
僕は2019年からブログをはじめていますが、はじめた当初は同じようにブログやツイッターで発信している英語学習の人から一緒にがんばりましょう!とよく声をかけてもらいました。
では2年たってそういう人たちが変わらず声をかけ続けてくれるのかというと大抵ブログは更新されなくなり、英語に特化していたツイートが様変わりしていつのまにか、筋トレの話しかしなくなったり(実話です❤)なんてことはしょっちゅうです。
ひどいのになると英語を勉強中のスポーツインストラクターと名乗ってDMを送ってきた人が海外を転々とする一流商社マンになっていたこともありました。
(前に送ってきたのを忘れたのか同じアカウントでDMが届くという……。しかも年齢も性別も違う!)
やめる事情は人それぞれでしょうが、英語に触れる距離というのはとにかく近くないとだめです。
これは僕の経験上特に言えることです。
取り出すのに時間がかかったり広げる手間があったりする問題集だけに頼ると必ず今日は英語に触れなかったという日を作ることになります。
携帯は聞くだけではなくkindleのアプリを入れれば英語を読むことだって簡単にできますね。
アルクのアプリと組み合わせれば読みながら聴くということが携帯一台で完結できるようにもなります。
kindleunlimitedという神と携帯が合体すれば神×2です。
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●追伸
問題集など長く使うものを10冊ストックしたとしてもさらに10冊の読書が可能なわけですから利便性が増したと言えそうです。
今回は僕の英語学習の「三種の神器」を紹介してみたいと思います。
質の高い問題集を使うことはもちろん得点アップにつながりますが、これがなかったらまず900点までとたどりつかなかったな、と個人的に思っている3つの道具(サービス含む)です。
それぞれ750点を超えたとき、800点台を駆け抜けるとき、900点まで残り一押しのとき、役にたったものをあげてあります。
点数アップの参考にしてみてください!