Contents
1位 動機があいまいで真剣になれていない
僕はこのブログのなかで何のために勉強するのか、確認しておくことはとても大切だ、と繰り返し話してきました。
僕の場合はTOEIC730点取らなければクビと暗に宣告されたことが点数をあげることにおいてはとても意味がありました。
明日の「パン」に関わることですから真剣になって当たり前です。
事実僕は終電で帰宅できればまし、というひどい勤務状況のなかで750点になりました。
なんのためにするのか、という
動機が明確になっているときが一番点数があがります。
これが
「海外の方に道を聞かれたときに答えられるようになりたい」
といった動機の場合はまず点数に結びつきません。
道を聞かれて答えられなかった場合困るのは、聞いた方ですね。
道に迷っているのは聞いた方です。
聞かれた方は全然困らないわけです。
以前英語学習の相談に乗った人のなかで実際
「東京オリンピックのときに海外の方に道を聞かれも困らないようにしたい」
とその動機を話した方がいらっしゃいました。
こういう人はまず長続きしません。
僕は750点になって結局自ら会社を辞めてしまいました。
それ以降1年、800点の壁に悩むことになりました。
真剣になっているか確認してみること
これがポイントの一つ目です。
文字通り英語の本のときもありましたし、英語の文法などを日本語で解説した本のときもありました。
このときに特に使い倒したのがKindle Unlimitedのサービスです。
2位 復習をしっかりやっていない
個人的な経験で言うと色々な問題集に手を出して復習をろくにしていないときはまず点数があがりません。
勉強とは復習のことだという意識を持つことが大事
です。
僕の場合800点を目前に停滞しているときには模擬形式の問題集をやたらと解いていました。
点数がでないと不安になってすぐに別の問題に手を出す
↓
何セットかやってある程度の点が出たところでやめてしまう。
という繰り返していました。
これでは、まず点数はあがりません。
1冊の問題集に真実が書いてあると思ってなめ尽くしてから別の問題集に移るというのが正しい手順です。
本棚にこなしきれていない問題集が並んでいるときは要注意
です。
3位 使う問題集を間違っている
やりがちな間違いの1つが分不相応の問題集に手を出してしまうことです。
900点を越えるまでに必要な模擬形式の問題集は『公式問題集』だけ
です。
2016年に問題が改定されて以降9冊の公式問題集が出版されています(2022年7月現在)。
この9冊をこなすだけでも大変な労力のはずです。
分不相応と言うのは例えば『精選模試3』のような問題集に手を出すことです。
この問題集は確かにいい問題集です。
ただし問題のレベルが高すぎます。
本気で復習するとなったらそれこそ膨大な時間がかかり、とても高地トレーニングにはなりません。
実際僕が915点(L480、R435)になった直前にやった『精選模試リーディング3テスト1』では70問しか正解できませんでした(リーディングの問題集です)。
900点を超えてからさらに高みに行くための問題集を点数が低いうちから使っているとなかなか点数に結びつきません。
点数が長期間上がらないとやる気にも影響してきてしまいます。
また、もちろんTOEIC対策以外の本で代替しようとしてもあまりうまくいきません。
英検の対策も同時になどと欲張らない方が無難です。
4位 興味を持てない方法に固執している
正しく発音できない英語は聞こえないとよく言われます。
だから、音読をすることが重要だ、とどんな人の本にも大抵書いてあります。
僕個人の経験で言うと900点をこえるまで
音読はしたことがありませんでした。
周りに人がいない環境を作るのが難しかったのでしたくてもできなかったというのが正確かもしれません。
音読をしなくても900点にはなります。
また、英会話のレッスンも受けたことがありません。
これに関しては乏しい単語や文法の知識しかないときにやっても意味がないと思うからです。
必要なのはアメリカ人やイギリス人のように発音することではありません。
英語で「何を言うのか」ということ
です。
日本語で自分の意見を持たない人が英語で話した途端に瞠目に値するような意見を言えるはずがありません。
発音を気にするなら、日本語の書籍を大量にインプットしたよっぽど役に立つと思います。
もしあなたがその方法にどうしても興味が持てず苦痛を感じるのなら、苦痛を感じない部分だけ律儀に続けてください。
繰り返しですが私は900点をこえるまで音読はしていませんし、900点をこえた今でも英会話のレッスンを受けていません。
5位 毎日勉強していない
僕の場合机に向かうことができないときでも必ず英語を聴いています。
750点を越えるまでは映画やドラマといった映像があるものもMP3形式にして音声を聴いていたことさえあります。
英語学習の敷居が高いと感じている間はとにかく敷居を下げる工夫してみてください。
日本語で触れて好きになったコンテンツを観る、関心の持てるニュースのみに接するなどできることは色々とあります。
ポイントはどういう形であれ英語に触れることを日常とすることです。
これが、「週末にまとめて勉強」という考えでいると英語に触れること自体が非日常になってしまいます。
僕の英語学習の基本は聞くことですが、CNNニュースでも書籍についているコンテンツでも、映画でもドラマでも小説でもとにかく1本を聞き倒して次に行く、ということをします。
点数が上がらないときは大抵新しいコンテンツに挑戦していないときです。
古いコンテツを惰性で聞いているときに点数の停滞がだいたい起こっています。
机に向かう時間ということで言えばフリーランスになってからだいたい1時間から2時間程度は取れるようになりました。
毎日の時間を削って、その分週末になどというときはやはり後から振り返ると点数の伸びが鈍化します。
結局時間を取るはずの週末も結果として時間を取っていないということが大半だからです。
6位 旧形式の問題で高得点を取った人のアドバイスを聞いている
TOEICは何度か問題の形式を改定しており、改定後も問題がどんどん難化しています。
実際に『公式問題集』を解いてみればわかりますが、2016年以前の問題と現在の問題とではまったく難易度が違います。
ある程度別の試験だという認識をもったほうがいいくらいです。
TOEICの場合、成績の有効期限は受験から1年間です。
遠い昔に受けて取った点数は「昔取った杵柄」くらいの思い出話にしかなりません。
今現在どんな問題集を使うことが有効なのか、どんな対策が有効なのか
現在進行形でTOEICと向き合っている人の意見に耳を傾けることが重要
になってきます。
これはブログやyoutubeのようなメディアに接するときでも同じです。
Amazonの評価のみでおすすめの参考書をランキングしているようなものは論外ですが(こういうものは個人の経験にまったく触れていないのですぐにわかります)、はるか昔の経験を基に有効期限切れの情報を垂れ流しているメディアも現に存在するので注意が必要です。
「思い出話」を聞いている暇があるなら文法や単語を覚えましょう。
TOEICの点数があがらない人にはいくつかの共通点があります。メルマガ登録用の特典記事ではまずその共通点をあげ、点数があがらない理由を解説しています。さらに、そのうえで使うべき問題集についても言及しています。
これだけでも十分得点アップにつながる内容になっています。ぜひプレゼント中にお受け取りください。(プレゼントは予告く削除することがあります)↓ここをクリック
僕が働きながら半年で350点の得点をUPさせた際にやった勉強方法を紹介しています。
ブログでは書かなかったことを具体的なコンテンツ名を上げて解説しているのでぜひプレゼント中にお受取りください!
(プレゼントは予告なく削除することがあります)↓ここをクリック
少しでも面白いと思ったら「いいね!」の感覚でクリックしていただけると嬉しいです。↓
にほんブログ村
●追伸
失敗が続く→失敗の原因を考え尽くす前にモチベーションがなくなる。
というようなことにならないためにきちんと失敗に対する対策をしていきましょう!
僕は950点を突破しましたが、点数が伸びず停滞した時期も経験しました。
半年で750点を達成したあとに1年間かけて20点しかあがらなかったこともあります。
点数があがらないときは自分のしていることをよく点検することが大切です。
今回僕の実体験を基に「伸び悩みの原因」について書いてみました。