
最新の『公式問題集』を解いておく
過緊張を解くための対策の
一つ目は
最新の『公式問題集』を
解いて自分の実力を知っておく
ということです。
以前『公式問題集』の使い方を
紹介した記事のなかで
最新の『公式問題集』を解けば
本番の点数を推測できると書きました。
これをやっておくと
必要以上に「緊張」する
ことがなくなります。
そもそも
本番で緊張するのは
今までやってきたことが
結果にきちんと
結びつくか不安
というのが大きな原因です。
ただ、自分の今の実力を
正確に知っていれば
ある程度のところで
開き直ることができるはずです。
この自分の正確な立ち位置を
知ることができるのが
TOEICの場合は
最新の『公式問題集』
です。

ここで
「現在地」を確認しておけば
心の準備ができる
ようになります。
以前の記事で
力説しましたが
練習で20問余らせている人が
本番で最後まで
読めるようにはなりませんね。
500点しか練習で
取れないのに
いきなり900点に
なるはずがありません。
自分の実力を
測っておけば
本番前の準備に
集中することができます。
より過緊張とは違うところに
自分を置くことができるはずです。
ただ、どんな試験にも
そのときの問題との
相性があります。
その人にとって
難しい回と簡単な回は
確かに存在はします。
そういうときのことを
考えて対策の
2つ目はこれです。

問題との相性を考えて連続して受験する
対策の2つ目は
連続して2~3回受験する
ということです。
『公式問題集』には
本番2回分 (test1とtest2)の
模試が収録されています。
この2回ともに
まったく同じ点数を
取ることは
まずないと思います。
これが問題との相性です。
1回だけの
受験であれば
この「相性」によって
どう転ぶかわからない
という嫌な考えが
頭をかすめてしまいます。
この心理的な問題を
ある程度解決できるのが
連続受験です。
僕の場合で言うと
2019年は連続2回+別の月に1回
2020年は連続2回
受験をしました
(2021年は古傷の影響で
受験を辞退しました。
2022年もまだ体調が万全ではなく
1回だけの受験です。
このときは935点になりました)。
2019年はそれぞれ
855点、875点、870点
2020年は
880、915点
です。
この2年は比較的安定していますが、
750点を取った
以降にした連続受験で
100点近く差が出た
ことがあります。
問題と全然合わない
ときはそれくらいの差は出ます。
各回で点数に
差が出ることを
あらかじめ想定していれば
3回の平均が今の実力だ
くらいの気構えで
臨むことができるはずです。
なお、
受けられるだけ
ほぼ毎月受験している
人がいますが
僕はおすすめしません。
1日10時間、
勉強の時間が取れる
というのなら別ですが
限られている時間では
数ヵ月みないと
効果は表れません。
ひと月ごとに
一喜一憂していては
かえって
モチベーションの維持が
難しいように思います。

テストの時間に机に向かうように習慣化する
TOEICの受験日は
日曜日と決まっています。
コロナ禍以前は
13~15時と
時間も決まって
いましたが
今は午前と午後の
2部制となっています。
自分の受験したい時間帯に
机に向かう習慣をつけておく
のも大切なことです。
有名な話ですが
現役時代の
イチロー選手は
試合前のルーティンが
決まっていたと言います。
試合の何時間前に
食事をして
何時間前に球場に入り
何時間前にアップをはじめて
バッティング練習は
何時にすると
全部決まっていたそうです。
ネクストバッターズサークル
から打席に入るまでの動作も
ほぼ同じでした。
股関節を
慣らす動作や
バッターボックスに
入ってからバットを
立てる動作など
どこをめくっても
同じになるように
習慣づけられている
と傍から見てもわかりました。
大切なのは自分に
合ったルーティンを
守るということにつきます。
よくパドックで
暴れてしまう
競走馬がいます。
馬は繊細な生き物なので
普段と違うことを
しようとすると
すぐにバレてしまって
意識してしまいます。
人間も同じくらい繊細です。
普段と違うことを
しようとすると
暴れ馬になって
しまう可能性があります。
だから、試験前に
特別なことをする
のではなく普段と同じ
ルーティンをこなすのが
大事です。
日曜日のルーティンが
試験日のそれと同じだったら
きっと心も体もびっくり
しないはずです。
日曜日は常に出かけている
ということなら
別のお休みの日にする
ルーティンを試験の日と
同じにするというのも
きっとありです。
僕の場合であれば
起床時間は平日と
まったく一緒で、
- 食事は試験時間の
3時間前にする - 出かける前には
公式問題集のパート3
(リスニングの会話問題)
を2セット(6問分)
解いて耳を慣らす
というだいたいの
ルーティンができあがっています。
過緊張を解くポイントは
- 最新の『公式問題集』を解いて
自分の正確な実力を知っておく - 試験を連続して3回程度受ける
- 試験前の行動を習慣化しておく
ということです。
参考にしてみてください。
今回はこのあたりで。

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●追伸

特に浅い点数の時には『公式問題集』一択で十分です。
2016年の問題改定以降2021年までに10冊の公式問題集が出ていますね。
これをこなすだけで一苦労のはずです。ただこれをきっちりこなせば必ず900点になります。
今回は本番で「過剰に」緊張することを防ぐ僕なりの対策を書いてみました。
適度に緊張するというのはむしろ良いことだとされます。
僕も仕事のことばかり気になって身が入らなかったり、なぜか過剰にリラックスできてしまったときなどは大抵悪い点を取っています。
何ごとも「過剰」は避けたいところです。僕のやり方を参考にしてみてください!