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TOEICの点数をあげるためには耳の活用が必須
TOEICの点数をあげるためには、
- 勉強の時間を絞り出す
- 適切な問題集を選ぶ
- TOEICの特徴に精通する
という3つが大事になってきます。
僕はこのブログやブログに紐づけしているLINEを通じて隙間の時間に英語を「聴いて」(注意して聞いていたという意味をこめて「聴く」としています。以後この記事内では基本「聞く」と書きます)点数をあげてきたとたびたび強調してきました。
工夫したこととして言ってきたのは、日本語のあとに英語が流れてくるような構成になっている素材、つまり英作文をするようになっているコンテンツを使うことです。
また、興味を長続きさせるために、自分の好きなコンテンツを聞き込むということも大事だと言ってきました。
こういう話をなぜ、繰り返してきたのかというとそれは、英語に費やす時間が少ないと、どうやっても点数は伸びない、と経験でわかっていたからです。
よく今日は、20分しか時間がとれなかったけど、単語を30語音読した、などとツイッターでつぶやいている人がいます。
英語を習慣化できているのなら、すばらしいことです。
でもそれだけで、半年後、1年後の結果に結びつくのかと言えばそれは「NO」です。
なぜかと言えばもちろん英語に投入した時間が少ないからです。
僕は激務のサラリーマンを経験してきたので、20分でも時間をつくることがいかに大変なのか、ということがよくわかります。
その20分を寝落ちせずに英語に向き合えたことをたたえたい気分にだってなります。
ただ、残念ながら20分だけで、結果に結びつくことはまずありません。
僕自身の経験で言うと1時間以内の勉強を1年間続けても、おそらく現状維持がせいぜいだと思います。
運よく相性のいい問題にぶつかれば20点くらいはアップすることはあるかもしれません。
でも、劇的な効果はまずありません。
それくらい、投入できる時間を純粋に増やすことは点数をあげるうえでとても重要なことです。
だからこそ「耳」なんです。
僕が耳を活用してつまり隙間の時間に英語を「聴いて」TOEICの点数をあげてきたと言ってきた真意というのは
「そういう使える部分を総動員しないと、どうやっても結果はでませんよ」
ということを強調したかった、からなんです。
意外にここを軽く見ている人が多いというのが僕の率直な感想です。
800点をこえてから『表現のための実践ロイヤル英文法』を隙間時間に使いました
僕は耳を活用して英作文をよくしています。
(聞き流しにならないための工夫です)
その英作文をするコンテンツでやりこんだもののひとつが『表現のための実践ロイヤル英文法』についている付録音声です。
この中には
「その新しい法律に反対する人がたくさんいた」
という一見なんでもないような文章が載っています。
この文章の英語は
「A lot of people opposed the new law.」
です。
なぜこの文章が「あえて」取り上げられているのかは、
「opposeは他動詞だから、toは入れない。objectならtoが必要である」
という解説を読むとよくわかります。
自動詞なのか、他動詞なのか、まぎらわしいから取り上げられている、ということです。
ほかにも、
「我々は新しい計画について論じ合った」
というこれもまたどうでもいいような(失礼!)文章が載っています。
この英文は、
「We discussed the new plan.」
です。
解説にはこう書いてあります。
「discussは他動詞だから、aboutを入れない。自動詞と間違えやすい他動詞の頻出語は限られており、覚えておくとよい」
実際、「discuss about」などとつい「about」を入れて考えてしまっている人も多いのではないでしょうか?
他動詞と自動詞の別というのはTOEICで900点を取るためにポイントになることの一つのです。
例えば、『でる1000問』というパート5に特化した非常に精度の高い問題集にはこの「discuss」の自・他の別がわかっていないと答えられない問題が入っています。
実はTOEICでも重要な部分なのにも関わらず、意外に盲点になっている部分だと言えると思います。
TOEICと関係ないコンテンツをあなどるなかれ、です。
隙間時間を使ってこういう埋め合わせができるということは、とても大きな意味があるはずです。
特に秀逸なのが、マーク・ピーターセンが書いたコラムで、この部分を拾い読みするだけでもとても価値があります。
ただもちろん、僕が活用することをおすすめするのは、付録の音声です。これだけでも、十分にお金を払う価値がある内容になっています。
TOEICに出る文法が隙間時間で覚えられる
僕の友達にはこの音声を机に向かっているときにわざわざ勉強している人がいます。
素晴らしい習慣です。
でもこれこそ隙間の時間を使って活用するためのものです。
もちろん移動中に英作文することができますね。
食事中だって耳さえ空いていれば英作文することはできます。
お風呂の中だってやろうと思えばできます。
僕が『表現のための実践ロイヤル英文法』を特に使ったのは電車や徒歩での移動中です。
30分あれば、50個くらいは英作文できます。
これを繰り返していけば、300個はそれほど時間をかけずにすべて空で言えるようになります(実際僕は移動中の時間だけを使って300の例文を暗記しました)。
こういう暗記ができていれば例えばTOEICに出てくる仮定法で困ることは一切ありません。
なぜならここに出てくる例文以外の仮定法がTOEICで問われることはないからです。
比較級もこれだけで大丈夫です。
大事な時制もこれ以外は必要ありません。
注意しなければいけない前置詞についてもこの例文を覚えておけば困ることはありません。
改めて勉強し直さなくても大丈夫だということです。
強調しておきたいのは、こういうことが耳を活用することによって、隙間の時間を利用してできる、ということです。
まとめ―ポイントはどれだけ英語に触れるか
僕は英語を習慣化させるために、紙で買った問題集もなるべくkindleに入れるようにしています。
また、英語の小説や実用書はすべてkindleで読めるようにしています。
kindleは携帯のアプリでも読むことができるので、携帯開けば2秒で英語が可能となります。
こういう英語に触れる工夫というのがTOEICの点数をあげるために必要になってきます。
もちろん机に向かえない時間をフル活用するためにこういうことをするわけです。
こういう隙間の時間を活用するために僕の場合は「耳」を最も使いました。
例えば「毎日10分英文を読みました」というのは英語を習慣化するためにはとても大切です。
でも、それだけではダメなんです。
プラスして英語を自分自身に与えないと頭はちっとも英語と親しくなってくれません。
「通勤時間に単語集めくりました」
それだけではダメなんです。
それ以外の時間も英語に当てる工夫をしないとダメなんです。
僕が400点から750点に半年で点数をあげたときは、お気に入りの『ゴッドファーザー』のオーディオブックを20回以上聞きました。
一回の朗読時間は10時間以上の大作です。
つまり、耳を活用して200時間は確保した、ということです。
僕はTOEICの必須単語を必ず文脈を使って覚えています。
この『ゴッドファーザー』は僕がTOEICの頻出単語を覚えるために最も使った文脈です。
日本語で読んでいてすでに内容は頭が入っているものを英語で聞けばそのまま使える文脈になります。
僕は自分の好きなコンテンツも隙間の時間に聞いてTOEICの点数をあげてきたということです。
耳は使いようによっては武器になります。
大抵の人は聞き流しをしてもなんの意味もない、などという『常識』を持ち出してきてこのせっかくの武器をドブに捨ててしまいます。
あなたの日常をぜひ点検してみてください。
かならず耳を活用できるタイミングがあるはずです。
そして、その耳をうまく活用すれば英語に触れる時間が各段に増えると気づかされるはずです。
ここに得点アップのポイントの一つが、あります。
今回はTOEICの点数をあげるためには
- 勉強の時間を絞り出す
- 適切な問題集を選ぶ
- TOEICの特徴に精通する
という3つが大事で、「勉強の時間を絞り出す」ためには耳の活用が必須なんだ、ということをお伝えしました。
次回は、TOEICの点数をあげるための「適切な問題集」とはなにかについてお話します。
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●追伸
僕が試行錯誤しながらこの問題集を使うことが近道になる、というものを紹介します!
僕はTOEICの点数をあげるために
という3つが大事だと思っています。このうちのどの要素が足りなくても点数が上がらないということが起こってしまいます。
今回はこのうちの一つ「勉強の時間を絞り出す」について詳しく話してみます。