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600点のレベルってどのくらい?
2022年の平均スコアは608点
TOEICの公式サイトを見ると2022年の平均スコアは608点だったとわかります。
実際に608というスコアはないので、610点くらいだとなります。
そうなると、600点というのは全体の平均でまずクリアすべき点数だと言っていいと思います。
ちなみに2023年8月20日の午前の平均スコアは620.8、午後の平均スコアは607.9です。
だいたい610点付近に落ち着くと考えていいようです。
まずは平均付近であると言うことを考えると履歴書にも書けるのはこの点数からと言えそうです。
必要な単語数は5000語以上
TOEIC600点に必要な単語数は5000語以上だと言われています。
ちなみに英検2級も5000語程度です。
こういうざっくりとした、数字だけでは何をすればわからないと思いますが、TOEICの場合は『銀のフレーズ』(『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』が正式書名)という比較的点数の浅い人向けの良い単語集があり、これがすべて頭に入っている状態というのが一つの目安となります。
この『銀のフレーズ』というのはTEX加藤さんというTOEIC界隈では最も信頼できる人が書いた本です。
このTEX加藤さんには『金のフレーズ』(『TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ』が正式書名)という『銀のフレーズ』の上位バージョンがあります。
『銀のフレーズ』が全て頭に入っていて仮に600点に届かないという場合は『金のフレーズ』を暗記していけば、語彙力を伸ばすことができます。
どのくらい正解すれば600点になるの?
これはごく単純に全体の正解数が6割を超えてくれば、600点を超えてくると考えて問題
ありません。
TOEICの場合満点が990です。
ですので、正確には6割ちょっと取る必要がありますが、大きくは変わりません。
特に指標にしたほうがいいのは、僕がこのブログでずっと言ってきたように最新の『公式問題集』(=『公式TOEIC Listening&Reading問題集』)の正解数です。
最新の『公式問題集』というのは日本で手に入る問題集としては一番精度の高い問題集で、最新のものは、常に最新の試験の動向を反映しています。
だからこれを試験と同じように解くことで今の自分の実力がよくわかります。
仮に900点があなたの最終目標だった場合最新の『公式問題集』で常に183問以上は正解できていないと、常時900点を超えるのは難しくなります。
TOEICの場合『公式問題集』を上手に使うことが点数アップの近道となります。
まず最新の『公式問題集』で6割を目標にしてみてください。
600点を取るのにどのくらいかかる?
TOEICは100点あげるのに、200時間から300時間必要と言われています。
仮にあなたが今300点で1日2時間勉強するとしたら、300日~450日必要ということになります。
300点だったら1年ちょっとということですね。
僕自身のことで言えば、はじめて受けたときの点数が400点でした。
そしてその点数を半年で750点にすることができました。
ただし、そのあと800点を超えるのに1年かかりました。
このときは、それまで以上に勉強したにも関わらず、1点もあげることができませんでした。
言われている数字の倍以上はかかるというのが僕自身の実感です。
特に働いている人にとっては実現が難しい数字のはずです。
ちなみにこの100点あげるのに200時間から300時間というのは、オックスフォード大学出版局の資料が基になっていることが多いようです。
ただしこの資料をよく見ると、旧形式のTOEICテストでのデータだとわかります。
TOEICは2016年に問題が改定され、それまでの点数はまったく無意味なものになりました。
また2016年以降も難化が進んでおり、現状を反映した数字だとはいい難い面があります。
だからこの資料は眉に唾をつけてみる必要があります。
こういう何時間という数字よりも知っている単語数がどのくらいあるのか示した5000語以上という数字のほうがよりわかりやすいと思います。
どんなことをすれば点数があがるの?
TOEICは文法問題に難問が少なく、文法が大事だとあまり言わることがありません。
ただし、文法の基礎の部分というのは、大学受験と同じように必須なので、この部分が怪しい人は、中学の文法の部分からやり直すことが必須となります。
特にあなたの点数が400点未満の場合、英文法の基礎からやり直さないと点数はあがりません。
逆にいうと基礎的な文法力がついて、語彙力もあがってくれば自然と点数があがってきます。
TOEICで必要なのはこの2つだけです。
巷(ちまた)で言われるようなテクニックは必要ありません。
これを地道に鍛えていけば必ず900点は超えます。
どんな問題集、参考書を使えばいいの?
いままさに触れたように文法基礎はどんな点数でもまず復習しておいたほうがいいです。
僕は400点から750点まで半年であげましたが、語彙力のゴリ押しでなんとかした感がありました。
そのため、750点を超えてから文法をもう一度やる直す必要がありました。
どのみちやり直す必要があるのなら、どこかの予備校の先生ではないですが、今やったほうがいいです。
文法の振りかえりにとてもいいのが
『Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル』という本です。
この本は、TOEICでとても大事な品詞の理解を助けてくれる本です。
まずはこの本をしっかり読み返して、基礎の基礎で抜けがないようにしましょう。
語彙を鍛える本として適当なのは、さっき触れた
『銀のフレーズ』です。
TEX加藤さんの本は毎回の受験後に更新しているTEXファイルが基になっています。
このTEXファイルは毎回の受験後に更新している著者本人の蓄積データのことで、貴重な本番データの蓄積です。
当然とても高い精度があるので、単語集はまず『銀のフレーズ』を使うようにしましょう。
それと、パート5に特化した本として
『TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』という本も、語彙、文法を鍛えるのに役立ちます。
このパート5では最終的に『でる1000問』というTEX加藤さんが書いた本を使うことが必要となりますが、この問題集は難易度が非常に高い問題集です。
なので600点を取った後に使っていくのが理想となります。
間にこの問題集を挟んで、実力をつけるようにしていきましょう。
繰り返しになりますが、TOEICで一番大切なのは、語彙力と文法力です。
リーディングを最後まで読み終えることができなくて、パート7の練習に移ってしまう人がいますが、無駄なことなので今すぐやめたほうがいいです。
やるべきなのは地道に語彙、文法を鍛えていくことです。
ちなみにこの本もTEX加藤さんが監修をしています。
この3冊が完璧になったら、
『公式問題集』を解いていきます。
最新の『公式問題集』は最新のテストの傾向をもっともよくあらわしています
だから、当然この本をしっかりと復習すれば、一番力がつきます。
『公式問題集』は何点になっても一番力を入れて復習すべき問題集です。
あなたの点数が700点になっても、800点になっても、900点になっても同じです。
基礎が固まったら『公式問題集』と覚えておきましょう。
まとめ
僕は400点からはじめて働きながら900点を超えました。
そういう僕の経験を基に今ならこうする、ということを今回は書きました。
あなたと同じように点数が浅い段階から、900点になった僕の生の経験から出した結論を買いてあるので、参考になるはずです。
TOEICはやることも使うべき問題集というのも決まっています。
浮気せずにやり続けた人だけが、点数をあげることができます。
TOEICの点数があがらない人にはいくつかの共通点があります。メルマガ登録用の特典記事ではまずその共通点をあげ、点数があがらない理由を解説しています。さらに、そのうえで使うべき問題集についても言及しています。
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今回は600点を取るためにどうすればいいのか書いてみたいと思います。
僕は900点を超えてからいろいろな方から相談を受けるようになりました。
TOEICを受け始めたという人で多いのはやはりこの600点という壁を最短で抜けるにはどうすればいいのか、という質問です。
勉強量や使うべき問題集について僕の生の経験をお伝えします!