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『公式問題集7』の難易度は?
今回の私の点数はTest1が
「L88/R86」
でtest2が
「L93/R89」
でした。
例によって、塗り絵はせずそのまま不正解としてあります。
(test1は6問残し、test2は3問残し)
パート別の難易度を、以前受けた本番や過去の公式問題集を基準に、表にしてみました。
TOEIC祭りのときに必ず使われている「難」「やや難」「普通」「やや易」「易」の5段階です。
ちなみに「易」と思ったことは今までTOEICを解いていて一度もないので、「易」はありません。
test1(L88/R86) | test2(L93/R89) | |
---|---|---|
パート1 | やや易(6/6) | やや易(6/6) |
パート2 | 普通(22/25) | 普通(24/25) |
パート3 | 難(34/39) | 難(35/39) |
パート4 | 難(26/30) | やや難(29/30) |
パート5 | 普通(25/30) | 普通(28/30) |
パート6 | やや難(14/16) | やや難(14/16) |
パート7 | 普通(47/54) | やや難(48/54) |
※Test1、2ともにリスニングは1.1倍速で解いています
リスニングが難しくなっている?
まず、test1、2の比較で言うと、リスニングは同じくらい、リーディングは点数は出たものの、test2のほうが難しいと感じました。
リスニングについては自分の耳が衰えたのか、それともやっぱり速くなっているのかは不明ですが、昨年受けた本番にはないような難しさを感じました。
僕のようにならないためにも、『公式問題集』を買ってぜひ耳ならしすることをおすすめしておきます。
ちなみにこれではやばいと思っていっさい復習せずに、約1か月空けて解いたtest1の2度目の素点は「94点」でした。
Test2でもなんとか「93問」正解できたので、少しは耳が慣れたようです。
リーディングではパート5(文法問題)はどちらもそれほど難しくないと感じました。
test1に関してはパート6、7ともにTOEICでよく見るタイプの問題が多く比較的スピードを上げて読むことができた印象です。
ただしTest2はパート6から終わりまでずっと読みにくさを感じて解いていました。
これから解く人もいるかもしれないので、詳細は控えますが、176~180問は図表の意味自体を把握するのに手間取りかなり時間を浪費してしまいました。
時間を使った上に点数も取れていないという最悪の展開です。
こういうすんなりいかない問題がtest2には多く、根拠をもって答えられませんでした。
『公式問題集6』との比較。昨年受けた本番との比較
2020年に解いた『公式問題集6』と比較してみるとこんな感じになります。
公式問題集6(2020年に解きました) | 公式問題集7(2021年に解きました) | |
---|---|---|
Test1 | L96/R77 | L88/R86 |
test2 | L96/R81 | L93/R89 |
『公式問題集』のリスニングは「5」以降90問を割ったことがなかったので、はやり「7」は難しくなっていると言っていいと思います。
リーディングは「6」よりも「7」のほうが点数がよいものの、これも難しくなっていると思いました。
『公式問題集』の最新刊というのはそのときの本番の傾向を反映しています。
こういう事情があるので、TOEICでは
「公式問題集は最新刊から順に古いものを」
というのが常識なわけです。
僕が昨年受けた2回のテストは880/915です。
2020年10月25日受験 880=L460/R420
2020年11月15日受験 915=L480/R435
です。
おそらくリスニングが「480」になった回は「95問」前後は取れていると思います。
これを、考えるとリスニングはやっぱり難しくなっているな、というのが印象です。
いままで私はリスニングで点を稼いできたので、このままだと本番の点数に影響しそうです。
『公式問題集』を買わないと点数は伸びない?
よく今回の『公式問題集』は買ってよかったとか、損したとか寸評を入れている人がいますが、2016年に問題が改定されて以降の『公式問題集』は点数を上げるためには必須です。
別の問題集に手を出す余裕があるのなら、『公式問題集』を全部解いたほうが確実に点に結びつきます。
このブログではずっと言っていることですが、2016年の改定後の『公式問題集』だけをしっかり復習すれば900点は必ず超えます。
点数が伸び悩んでいる人は一度本棚が問題集で埋まっていないか点検してみてください。
使い込んでいない問題集が並んでいるようであれば原点に戻って、『公式問題集』に専念することをおすすめします。
補足―リスニングの難化傾向について
僕は2022年5月には935点になり、リスニングは満点になりました(L495/R440)。
そして、11月のテストでは960点(L485/R475)の大台に乗せることができました。
なんとか点数アップを達成することができましたが、最近テストを受けていて特に感じるのがリスニングの難化です。
パート2の応答問題はますます、質問に対して直接答えない問題が増えています。
またパート3や4は、状況把握が以前に増して難しくなっています。
こういうリスニングの難化傾向がはっきりしたのは、2023年時点から振り返ってみると、まさにこの『公式問題集7』の発売時期と重なっていることがわかります。
今の難しいリスニング対策のためには『公式問題集7』以降の『公式問題集』の徹底した復習が必須だと言えます。
最新の『公式問題集』は本番の傾向を一番反映しています。
そういう意味で、最新の傾向を確かめるために最新の『公式問題集』を解いて本番にのぞむことがますます重要になってきています。
今回は『公式問題集7』についての雑感を書いてみました。
それでは!
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●追伸
これはKindleに英語の本をぶち込むようになったのが大きいです。
Kindle Unlimitedの活用法もこちらで紹介しているのでのぞいてみてください。
『公式問題集』の「7」をやってみたので、いつものように素点を公開してみます。
結論からいうとリスニング、リーディングともに2020年の11月に受けた本番の試験よりも難しかったです(このときは915点でした)。
特にTEST1のリスニングは本番じゃなくてよかった❤と本気で思うくらい、不出来でした。
一応この部分だけ2回目をやったので、その素点も参考までにお知らせしたいと思います。
900点取得者は何問正解できたでしょうか?
※この文章は2021年に書いたものですが、そのあとのTOEICの傾向を見ると、リスニングの難化がはっきりしたのがこの『公式問題集7』だった、とわかります。その辺りも補足として書き足してみました