こんにちは高橋です。私は、以前勤めていた会社で必要になったために英語の勉強を再開しました。終電で帰ることができればマシという中で、勉強の方法として選んだのは英語を「聴く」ことです。この方法でTOEICの点数を半年で400点から750点(2020年現在915点)にすることができました。今でも私の基本となっている勉強方法を紹介してみます!
ポイント!
●TOEICの問題集、単語集、文法書の音声、小説、映画、ドラマなど全てのコンテンツをMP3形式にして空いた時間にとにかく聴きまくる
●小説、映画、ドラマは心を動かされた経験のあるものでかつ、物語全体を把握しているものを選ぶ
●単語、文法は必ず「場面」に落とし込んで覚える
●日本語→英語の順番になっているコンテンツを有効に活用する
●TOEICの問題集、単語集、文法書の音声、小説、映画、ドラマなど全てのコンテンツをMP3形式にして空いた時間にとにかく聴きまくる
●小説、映画、ドラマは心を動かされた経験のあるものでかつ、物語全体を把握しているものを選ぶ
●単語、文法は必ず「場面」に落とし込んで覚える
●日本語→英語の順番になっているコンテンツを有効に活用する
TOEIC960点になりました!
Contents
好きなコンテンツを聴いてTOEICの点数をあげました
そもそもなんで「聴く」なのかというところからだな。
それはどんな隙間時間も一番有効に活用できるのが「聴く」という勉強の仕方なわけですよね。電車でも聴くことはできるし、昼飯の時間も聴くことができるし、でかける準備をしているときでも、通勤中でも、ランニングの最中でも、もちろん聞けますね。
働いていている人が英語の勉強の時間を作るというのは、言葉で言うほど簡単じゃないと思うんだな。眠気を我慢して電車で参考書を開いたけど10秒で寝落ちしてしまったなんていうことは、きっと多くの人が経験していると思う。参考書だと両手のほかにスペースも必要だけど、聴くことは耳さえ空いていればどこでもできるわけだな。
とにかく隙間の時間を一番有効に使えるのが聴くことだ、となりそうですね。
これは働く人にとっては一番大事なことになるはずだ。飲み会があって参考書も開けなかった、残業がひどくてまた勉強できなかった、となるのが一番まずいんだな。英語に触れていることを日常にするまでが第一のハードルだと思ったほうがいい。
でもそのハードルを越えるためだけじゃないですよね。勉強の中心にずっと置いておけるものですよね。
ちなみに高橋はリスニングの点数が480点(2020年時点)になったけど、リスニングの問題集を入念に復習するなんていう対策をしたことがないんだな。ここまで説明してきたように「聴く」ことだけだ。
TOEICのリスニングの満点が495点だから「聴いて」数問落としただけのスコアになった、と言えるということですね。コツは何になりますか?
「少しでも聴けた」部分を積み重ねていく感覚を大事にするということだな。やり方としては心を動かされたことのあるコンテンツをかたっぱしから聞いてしまい、日本語として頭に残っている部分を少しずつ英語にしていく、ということになる。
日本語ですでに深く知っているコンテンツだから、英語になっても興味を持続できるということですか。
まずは肩ひじ張らずに、心に刺さった一節が本来の英語でどう表現されているのか、という興味から入ればいいということだな。
すべてのコンテンツをMP3形式(音声)にしてしまうのが肝です
小説、映画、ドラマは、心を動かされた経験があるものを選ぶということだけど、この「聴く」勉強の一番の肝は、すべてのコンテンツをMP3形式にしてプレイヤーに集約させてしまうということなんだな。
小説や映画、ドラマ以外のものも全部ですか。
今はどんな問題集でも参考書でも単語集でも必ず音声が付いているだろ?
CDが付いていたり、音声がダウンロードできるようになっていますね。
それをまずプレイヤーに放り込んでしまうこと。そして小説、映画もドラマも全部MP3形式にしてしまって、これも放り込んしまう。あとはこれをひたすら聴くということだな。文法も単語も、例えば問題集についている長文の朗読も、書籍のCDも、CNNニュースなどもとにかく全部だ。注意点としては、映画やドラマに関しては著作権の問題が出てくる可能性があるから自分で判断してほしいというところかな。小説はほとんどの小説がオーディオブックになっているからこれを買えばいい。
プレイヤーをポケットに入れておいてどこでもどんな隙間時間でも再生できるようにしておく、ということになるわけですか。
そう。理想は音楽も含めて全部英語しか流れないようにしてしまうということだ。こういう「英語の時間」を積んでいけば、TOEICのパート2(リスニング応答問題)は単語を知らなくても解けるようになっているはずだ。
よく意味もわからないまま、聴いていてもそれこそ「意味がない」といいますけどね。
少し穿ったことを言えば、意味というのは「人間の関係」の中にしかないんだな。この「関係」を最も聴けるのが実は小説、映画やドラマだ。会話から得られる両者の関係を積み重ねていくイメージをすればいい。結局パート2は両者の関係をずっと訊かれているようなものだから。
小説は『ゴッドファーザー』を聴いていました
コンテンツは心が動いたものであったらなんでもいいわけですよね。
もちろんそう。自分が聴いていて苦痛でなければ、なんでもいいということだ。小説に関して言えば「映画化されているものが望ましい」っていうことくらいかな。
それはまたなぜですか?
物語がはっきりしているから。要するに読者を引き込む工夫がしてある小説ということに集約されるわけだけど。
ドラマなんかは視聴者を引きつける工夫がたくさんしてあるからわざわざ意識することではないかな、と思いますけど。その点はどうですか?
なんでこんなことに触れるかと言うと、背伸びしてヘミングウェイとかに手を出さないほうがいいと思うからだな。
ヘミングウェイの端的な文章からは学ぶことが多いそうですよ。
英語の勉強が進んで文章の良し悪しまで鑑賞できるレベルになれば別だけど、英語学習が習慣になっていない人は初めからこういうコンテンツに手を出すと、まず続かないから気を付けたほうがいい。はじめはどうやって興味をつないでいくかというところを意識することが肝心だ。
でも、ヘミングウェイで興味が続けばそれでもいいんじゃないですか?
興味が続けばね。高橋が一番聴いたコンテンツは『ゴッドファーザー』だけど、これはもちろん映画化もされているし、モデルになった人のノンフィクションもあるし、映画自体を語ったドキュメンタリーも豊富だし、何しろ『汝の父を敬え』なんていうゴンゾージャーナリズムの頂点のようなノンフィクションだってある。こういうものを選んでその興味にどっぷりつかってしまうのが一番いいよ。
高望みをすると挫折するのがオチですか。
そういうこと。
単語は小説や映画、ドラマの場面に落とし込んで覚える
『ゴッドファーザー』って日本語でも上下巻の分厚い本ですよね。あれを頭からやったら結構な年月かかりそうじゃないですか?
頭から?
何百ページもありますよ。
頭からなんてやらなくていいんだよ。いくら大好物だからって冷めたらちょっと味が落ちるときもあるだろう? アツアツの内に食べるのが一番おいしいんだ。それは小説も一緒。特に深く心に刻まれているところから先に平らげて全然問題ない。
内容が頭に入っているから、飛ばしても迷子にならないということですか?
さっきも言ったとおり「聴いた」場所をどんどん広げていくようなイメージで全然OKだ。まあ、どういう聴き方をしていても、大抵、同じ単語にぶつかって頭に残っていくもんだ。その積み重ねを大事にするということだな。日本語で心に触れたコンテンツを選ぶこと、なんてくどいほど言っているのは文法も、単語も全部「場面」に落とし込んで覚えるべきだと考えているからだな。
「場面」というのは小説や映画やドラマの個々の場面ということですか。
そう。一番やってはいけないのが、単語帳に載っている味気ない例文で覚えようとすることだな。こういう数か月たったら忘れてしまうような試験用の対応は大人になった人間には通用しない。心が動いた場面に落としてはじめて文字通り「意味を成す」わけだ。
脳科学的には否定されているらしいですが、若いうちとは詰め込める量が減るという実感がありますよね。年齢を重ねれば重ねるほど。
例えば、脳を研究している薬学博士の池谷裕二さんは生物学的に心が動かされたことが記憶に残りやすいということをこんな風に記述している。
作家のサン・シモンは晩年こう語りました。「感動する心を失ってはいけない。感動する心を失ったら何事もなされない」と。進化の過程で何千万年もかけて自然淘汰されてきた記憶のこの性質(※興味をもってことに臨めば、ものごとをすんなりと覚えらえるようになるという性質―引用者注)を利用することは、生物学的にも理に適ったもので、脳への負担も少ない方法なのです。
※『記憶力を強くする』から引用
心が動いたことにひっかけて、覚えるのは生物学的にも理に適っていると。
まあ、こういう話を持ち出さなくても誰でも経験上知っていることだな。
場面を直接単語帳に書き込んしまう
TOEIC必須の単語を場面に落とし込んで覚えるということですけど、それは具体的にどういう手順でやるんですか?
スペースがあれば直接その紙の本(必須単語集)に書き込んでしまえばいい。
単語帳の例文を「場面」に置き換えてしまうということですか?
そう。TOEICに出やすい単語というのはあるから、それは単語集にお世話になればいい。そして、その単語帳に小説の場面を直接書き込みをしてしまえばいい、ということだな。もちろん例えばエクセルみたいなソフトを使って検索しやすいようにしておいてもいいし、そのあたりはやりやすいようにということかな。
高橋が使っていた単語集はどんな本なんですか?
TOEICの点数が750点になるまでに使っていたのが『速読速聴・英単語TOEIC TEST STANDARD1800』という単語集だった。この単語集はTOEICのリーディングパートに似せた文章のなかに単語を落とし込んであって、しかもその全文に関して音声が付いているから耳学問を重視する人間にはとても相性のいい単語集だ。
リーディングパートの訓練にもなるし、それを聴くことができるから、このブログで説明している方法と相性がいいと。
そう。それとLINE登録の特典のなかで話しているコンテンツとも相性がいいな。高橋は400点から750点にあがったとき使っていた問題集の類というのはほとんどこの単語集だけで、あとは好きなコンテンツを徹底的に聴いていた。
誤解のないように言えば『TOEIC公式問題集』などの問題集に触れるなと言っているわけではないですよね?
もちろんそうだよ。やるなって言っているわけではなくてそこに出てくる文法や単語をどうやって覚えるのかという話をしたわけだ。『公式問題集を』やるのが問題の傾向を知るには一番の近道だし、TOEIC仕様の単語の使い方や文法に慣れるのも公式問題集が一番いい。
自分の好きなコンテンツにどう絡めるのかが重要だと。
そう。次は映画の話を少ししよう。
半年で350点アップしたときに役に立ったアイテム、コンテンツはこちらでも紹介しています!
ポイント!
●聞く順番は任意でいい!
●美味しいところを先に平らげてそれを広げていくイメージで
●英語の勉強が苦手だったという方は特に勉強臭を払拭するために興味のあるところから始めるのがおすすめ
●聞く順番は任意でいい!
●美味しいところを先に平らげてそれを広げていくイメージで
●英語の勉強が苦手だったという方は特に勉強臭を払拭するために興味のあるところから始めるのがおすすめ
こんなこともしていました!
私は映画やドラマを聴くときに、英語音声をとにかく聴いたあと、日本語音声を聴くということもしたことがあります。これは、拾いきれない細かい会話の意味を知るためにやりました。時間がなく、その都度映像には当たれないという事情もあったので、はじめは耳からの情報にすべてを集約させていました。
『スターウォーズ』を聴いていました
映画もMP3形式(音声)にしてしまって聴いていたわけですか。
そう。買ったDVDを音声に変換してプレイヤーに入れていたわけだな。だから、これは完全に自己責任ということが前提となるな。著作権に関わってくる問題もあるので、自分で考えてほしい、ということだ。
でも、映像を観ることができればそれが一番ですよね。
そりゃそう。高橋は今はおうちで勉強できるようになったから映像を変換するということはやっていない。隙間時間を有効に使えて、なおかつ両手が塞がっていても大丈夫という方法は何かと考えたら、これしかなかったということだな。まずはボタン一つで英語が流れてくるようにして、耳から全部入れろということだ。
通勤電車でも聴けますものね。
その通り!まあこれは後から付けた理屈だけど、赤ん坊もはじめは音を聞いて、それを口まねするだろ。それと一緒だよ。
で映画は何を聴いていたんですか?
高橋が聴いていたのは『スター・ウォーズ』だ。
『スター・ウォーズ』! また、ザ・ハリウッド! みたいなベタな映画ですね。
なに?
いや、いい映画だな、と……。
興味が続くものを選ぶというのは小説と同じだな。それと物語がしっかりしているものがやっぱりベストになる。ゴダールの英語吹き版なんかには手を出さないほうがいいということかな。
でも『スター・ウォーズ』を選んだのはどういう理由からですか?
そのサイドストーリーの類まで美味しくいただける、ということからだろうな。
『スターウォーズ』のヨーダは日本人だった、とかその類の話ですか。
そう。『スターウォーズ』の構想は黒澤明の『隠し砦の三悪人』からはじめは取ったとか、オビ=ワンの役は三船敏郎に振られたものだったとか、ほかにも色々あるな。そもそもチャンバラがメインになっているくらいだから、日本人に親和性の高い映画だといえるんじゃないかな。とにかく、これは、あくまで「興味」の問題だよ。
「あなた」の興味の問題ということですね。
そう。高橋は『メイキング・オブ・スターウォーズ』なんていう無駄にでかくて重たい本の類も買って読んだりしていたからな。だから自分なりの愛情をそそげる映画を聴けばいいんだ。
例えば日本の映画が好きな人は、日本映画ではだめですか?
英語の話をしているんだろう! バカか、お前は。日本語だったら今話しているだろうが。
いや……。日本映画の英語吹き替え版があるじゃないですか……。それでは駄目なのかと……。
吹き替え版!
殴る前に確かめてくださいよ!
チョコレートいる?
戦後の飢えた日本人じゃないんですよ! 僕は。
とにかくすまなかった。そういう手もありかもしれない。ただ北野武版の『座頭市』なんか聴くともうたくさん、となるな。なにしろ石倉三郎が英語を話しているのが許せない。
でも、ストーリーが頭に入っているものでなくてはいけないんだったら、日本映画でもいいんじゃないですか?
それは、そうだ。私の知人はジブリの英語版はいいと言っていた。だからその手もあり、としておこう。まあ、ここでの注意はあらゆるコンテンツをMP3形式にしてプレイヤーに入れてしまうということだな。書籍についているCDもそうだしCNNのニュースも全部MP3形式にして入れてしまうようにするんだ。
常に英語が引っ張りだせる環境にしておくということですね。
そう。それはそうとチョコレートいる?
だから要らないですよ!
ポイント!
●とにかく興味が続くものを選ぶという原則は映画も同じ
●映像をMP3形式にして携帯に落として聴く。これによってオーディオブックと同じように両手が塞がっている状態でも耳から聴くという学習ができる。
●とにかく興味が続くものを選ぶという原則は映画も同じ
●映像をMP3形式にして携帯に落として聴く。これによってオーディオブックと同じように両手が塞がっている状態でも耳から聴くという学習ができる。
ドラマは『コロンボ』を聴いていました!
ドラマも当然MP3形式にして聴くという流れは一緒ですよね。
もちろんそう。1時間を超えるということはないから柔軟に活用できると思う。そのドラマ全話で考えたら、すごい時間になるだろうけど、自分が美味しいと思う回をそれこそ美味しいとこどりすればいいわけだから。
セリフが映画に比べて多いということもありますよね。
そうね。ちなみに高橋はアメリカの古い臭い『コロンボ』を聴いていたけど、これなんかはオタク気質にたまたまそのドラマがあっていたということになるな。
『コロンボ』ってあの『古畑任三郎』の元ネタになったやつですか?
そう。さっきのサイドストーリーの話で言えば『コロンボ』は回によって脚本家や監督、アイデアを考えた人が違うドラマなんだな。回によってはスピルバーグが監督をしている回もある。
スピルバーグってあの『1941』の監督ですか?
そんな、大コケした映画を代表作みたいに言ったらかわいそうだろ!『未知との遭遇』とか『ジョーズ』とか『インディ・ジョーンズ』とかもっとあるだろ? 『コロンボ』では「構想の死角」という回で若いころ監督をしたんだ。
若きスピルバーグですか。他にはどんな話が?
『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミも撮っているな。それからジョン・カサヴェテス(映画監督)やミッキー・スプレインというハードボイルドの作家が俳優として出ていたりする。まあ『古畑任三郎』の元ネタになっているというので間口は広いだろ。
『古畑任三郎』を知っていれば『コロンボ』もとっつきやすいとは言えそうですね。
『古畑』が『コロンボ』のどの回からアイデアを取っているのかが一目瞭然なんだな。だから『コロンボ』を観ればすぐに『古畑』を思い出すはずだ。繰り返しになるけど、物語のバックグランドまで美味しく食べられるようなものを選べば興味が続きやすいということだな。
ちなみにドラマっていったら『コロンボ」』みたいな古臭いものではなくて『フルハウス』とか『フレンズ』とか『デビアスなメイドたち』とかそういうのを、思い浮かべていたんですが、それでは駄目なんですか?
お前が英語を聴くとしたら、自分の興味のないものなんて聴けないだろう? 水野晴郎の『シベリア超特急』を聴けと言われても、それはほとんど拷問なわけだよ。まあ『シベリア超特急』は英語じゃないけどね。
例えはよくわかりませんが、まあ、興味がないものは聴けないというのはその通りですね。
英語学習の道のりは長いんだから、自分の趣味に強引に結び付けたほうが長続きするし、効果が出るということだよ。『フレンズ』が好きで徹夜もできるくらいだったら、それを英語学習に活用してしまえばいいじゃない。元々英語で作られているものなんだから、好都合だろ?とにかく身の丈にあったものを探すことが肝心だよ。高橋なんて『コロンボ』聴いていると友人に話したら爆笑されたよ。ただ好きだったら愚直に聞けばいいの。
いきなり背伸びしてヘミングウェイみたいなものに手をださないほうがいいということでしたね。
昔、大江健三郎(ノーベル賞作家)が英語とフランス語をそれぞれ1時間必ず毎日勉強している、という趣旨のことを言っていたと思う。彼の勉強の素材はサルトルだよ。サルトルはなかなか敷居が高いよ。物語が頭に残っているもので、身の丈にあったものを探すのが大切ということだな。
「興味」のことは完全に伝わったと思うので、ほかに注意点というのはありますか?
余裕があれば、月1回でもいいから実際の映像に当たるということかな。
まさにDVDを鑑賞するということですか?
そう。それによって、その会話がどういう場面でされたものなのか、鮮明になるからな。
それは重要なことですか?
さっきも少し触れたけど、意味というのは基本的に両者の「関係」の中にしかないわけだろ。どういう状況で発せられた言葉なのか「絵」で知ることで両者の関係がよりはっきするはずだ。ただ、この部分は余裕があったら、ということになる。
余裕があったら、実際の映像に当たる、ですか。どんな顔で話しているのか目の当りにすると確かに両者の関係がはっきりしますね。
日本語→英語の順番に流れてくるコンテンツを活用しました
社会人になってから英語の勉強を再開したりすると中学のとき教わったこともあやしい、となると思うんだな。
大学生でも結構やばい、という人はいるでしょうね。
耳に集約させてしまうということでいえばYoutubeのコンテンツがとにかく充実しているからこれを聴いてしまうのが方法としてはありだと思う。
充実していますからね。予備校の先生のチャンネルなんて基礎から全部やってくれるものもあるし。
『ただよび』とかね。ああいうものを聴いてしまうのは有効は方法だ。それとこういう基礎的な部分の補足では「日本語→英語」の順番で流れてくるコンテンツを活用するというのもおすすめになるな。書籍についているCDであればプレイヤーに押し込んで耳に集約させるという方法にまさに合ったものになるわけだ。
具体的にはどういうものですか?
日本語の文が音声で流れてきた後に、英語が流れてくる、そういう作りになっているもののことだな。例を出すと「もし水がなかったら木は緑ではないだろう」という日本語の後に「If there were no water, the trees would not be green」という英文が流れてくる、そんな作りになっているものだな。
つまり、作文するような感覚になっているものということですか?
そういうことだな。上にあげた例文は『表現のための実践ロイヤル英文法』という本についている付録CDの文言なんだ。
「日本語→英語」にこだわるのは何か意味があるんですか?
これは、クイズ形式を取り入れて注意を持続させるというのが一つと、こういうことをやっていると確実に英語の基礎力があがるからだな。
『瞬間英作文』なんかが典型ということですね。あれをやっていれば文法の復習にもなるし、基礎力もつく、ということですよね。
『瞬間英作文』のファンは多いと思うからそれでもいいけど、やっぱりこのブログではLINE特典の動画のなかでおすすめしているコンテンツだな。ここであげているコンテンツ以上のものはないよ。
「聴く」というのは受け身になりがちだから、ここで頭を思い切り使ってあげる、と確かに効果がありそうですね。
そう。長時間同じテンションで聴くなんていうのは不可能なわけだな。こういうコンテンツがあればクイズでも解くか、という感覚で、英語に触れられると思うだな。聴くときの工夫の一つということだ。
一番いいコンテンツはLINE登録特典で紹介しているものだ、と。
ここで話したことは半年でTOEIC750点になった方法ということになるけど、これは900点突破にも確実に役立つ方法だ。高橋のリスニングは2020年現在480点(total915点)でリスニング問題はほぼ『公式問題集』を解いただけ、復習はほとんどしない、というのがずっと習慣だ。ぜひあなたも「聴く」ことを試してほしい!
ポイント!
●日本語→英語で流れてくるコンテンツをとにかく重視すること!
●英語の勉強は長丁場になると思って「興味」を切らさない工夫をすることが大事!
●日本語→英語で流れてくるコンテンツをとにかく重視すること!
●英語の勉強は長丁場になると思って「興味」を切らさない工夫をすることが大事!
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