Then she raised her gaze to include the rest of us and took a deep breath. “All right, you can hear this, it’s for all of you. It’s time someone spelt it out.”
先生は視線をあげて、わたしたち全員を見渡しました。そして息を大きく吸い、「いいわ、あなた方全員に聞いてもらいましょう。誰かが話してもいいころでしょう。」
―Kazuo Ishiguro NEVER LET ME GO
- It is time that~の仮定法過去の形は「そろそろ~してよいころだ」の意味になる。「そのときなのに実際はまだしていない」という「含み」が入る
- It is high time that~=「とっくに~するときだ」
- It is about time that~=「そろそろ~するときだ」
「It is time~」は仮定法過去の変わり種
Then she raised her gaze to include the rest of us and took a deep breath. “All right, you can hear this, it’s for all of you. It’s time someone spelt it out.”
※spell out~をはっきり説明する
先生は視線をあげて、わたしたち全員を見渡しました。そして息を大きく吸い、「いいわ、あなた方全員に聞いてもらいましょう。誰かが話してもいいころでしょう。」
It’s time we grew up and started afresh. I know you can reason with him, Kathy. You’ll deal with it the best way possible.
※start afresh新規まき直しをする
※reason with~道理をとく
そろそろ大人になって、もう一度歩きなおしてもいいころだと思う。キャシー、あなたの話ならトミーも聞くだろうし、一番いい方向にもっていってくれると思うの。
“~I’ve been riding the gravy train all my life, it’s about time I paid my dues”
※gravy trainぼろもうけの口。ride the gravy trainでうまい汁を吸う
※pay one’s dues苦労して地位を得る、義務を果たす
ずっと楽な道ばかり歩いてきたから、そろそろ丁稚奉公からはじめるころだよ。
William told Matthew that it was high time he found himself a good woman and settled down.
※settle down身を固める、本気でやる、没頭する
ウィリアムはマシューに向かって、そろそろ君もいい人をみつけて身を固めるときだ、と言った。
「It is time for~」の文章でも書き換えられる
Michael said quietly, “I think it’s time for me to tell you that what I’m going to do is not purely out of vengeance for Apollonia and Sonny. It’s the right thing to do.~”
マイケルは静かに言った。「僕が単にアポロニアとソニーの復讐のためだけに事を起こそうとしているのではないと知っておいてもらいんだ。そうすべきだからなんだ。」
- It is time that~の仮定法過去の形は「そろそろ~してよいころだ」の意味になる。「そのときなのに実際はまだしていない」という「含み」が入る
- It is high time that~=「とっくに~するときだ」
- It is about time that~=「そろそろ~するときだ」
TOEICの点数があがらない人にはいくつかの共通点があります。メルマガ登録用の特典記事ではまずその共通点をあげ、点数があがらない理由を解説しています。さらに、そのうえで使うべき問題集についても言及しています。
これだけでも十分得点アップにつながる内容になっています。ぜひプレゼント中にお受け取りください。(プレゼントは予告く削除することがあります)↓ここをクリック
僕が働きながら半年で350点の得点をUPさせた際にやった勉強方法を紹介しています。
ブログでは書かなかったことを具体的なコンテンツ名を上げて解説しているのでぜひプレゼント中にお受取りください!
(プレゼントは予告なく削除することがあります)↓ここをクリック
少しでも面白いと思ったら「いいね!」の感覚でクリックしていただけると嬉しいです。↓
にほんブログ村
●追伸
今回は仮定法の番外編として「It is time~」という表現を取り上げてみます。
「It is time that SV」と続き「V」に動詞の過去形が来ます。
こういう仮定法過去の形をとることによって、「潮時なのにもかかわらずまだしていない」という意味を表すことができます。
詳しく見てみます。