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仮定法とは妄想のことと覚えたり!!
She gave a weak nod, sat up, and drained the glass with her back against the wall.
“Did I drink a lot?”
“Quite a bit. I would have died.”
“I feel half dead right now.”
She took a cigarette from the pack next to the bed, lit it, and let out a sigh with the first puff. She flipped the match out the open window toward the harbor.
彼女は力なく肯いてから起き上がり、そのまま壁にもたれかかって一息に水を飲み干した。
「ずいぶん飲んだ?」
「かなりね。僕なら死んでる。」
「死にそうよ。」
彼女は、枕もとの煙草を手に取って火を点けると、溜息と一緒に煙を吐き出し、突然マッチ棒を開いた窓から港にむかって放り投げた。
ー村上春樹 『風の歌を聴け』より
- 仮定法とは「妄想」のこと
- 具体的な実例で頭に入れてしまうことがおすすめ!
- TOEICでは「妄想」の型と「If I were」の省略の形だけ意識しておけば十分!
仮定法の文章の「型」とは?
- 仮定法過去→現在の妄想
- 仮定法過去完了→過去の妄想
●仮定法過去
If+主語+were(or動詞の過去形), 主語+過去形助動詞(could,wouldなど)~+原形不定詞
※原型不定詞は単に動詞の原形として覚えてしまってOK
●仮定法過去完了
If +主語+過去完了,主語+過去形助動詞(would,couldなど)+完了不定詞
※完了不定詞は単に完了形と理解してしまってOK
(“If this quarrel continues, then the Corleone Family will satnd alone against every one.”) ”Perhaps if your father were well, it could be done.”
(騒動が続けば、コルレオーネファミリーはすべてを敵に回して孤立して戦かうことになるだろう)「たぶんお前のお父さんが健康だったら、そういうこともできるだろう。」―「ゴッドファーザー」より)
※( )の部分は仮定法とは関係ありません
“If Paulie had been making more money, he might have been able to resist the blandishments of the wily Turk, Sollozzo.”
※blandishmentお世辞を言うこと、ご機嫌とり
※wilyずる賢い、狡猾な
もしポーリーがもっと金を稼いでいたら、狡猾なトルコ人ソロッツの甘言に応じなかったかもしれないのだ。
“If Paulie had been making more money, he might have been able to resist the blandishments of the wily Turk, Sollozzo.”
※blandishmentお世辞を言うこと、ご機嫌とり
※wilyずる賢い、狡猾な
もしポーリーがもっと金を稼いでいたら、狡猾なトルコ人ソロッツの甘言に応じなかったかもしれないのだ。
- 仮定法過去→現在の妄想
- 仮定法過去完了→過去の妄想
- 仮定法過去=「If+主語+were(or動詞の過去形), 主語+過去形助動詞(could,wouldなど)~+原形不定詞」
- 仮定法過去完了=「If +主語+過去完了,主語+過去形助動詞(would,couldなど)+完了不定詞」
※原型不定詞は単に動詞の原形として覚えてしまってOK
※完了不定詞は単に完了形と理解してしまってOK
「if」 を使わない仮定法の例その1
“I wish he were still alive. I could use his help right now.”
「彼(クワイ=ガン・ジン)が生きてくれていればなあ。私は彼の助けを得られるのに」
―『スター・ウォーズ』(エピソードⅡより)
Michael sighed. “I wish it weren’t so soon. I wish the old man had lasted a little longer.”
マイケルはため息をついた。こんなに早くなければよかったのに。もう少しオヤジが持ちこたえてくれたらな。
―『ゴッドファーザー』より
- 「I wish~」の形で願望を含んだ「妄想」を表すことができる!
- 「I wish~」以下の文章の形は「if」を使ったときと同じ!
「if」を使わない仮定法の形その2
“The Don was slipping. In the old days, I could never have gotten to him.”
「ドンはしくじったんだ。昔だったら、手は出せなかった」
-
「if」を使わなくても「In the old days」や「Ten years ago」を使って「妄想」を表せる!
ちょっと変わった仮定法
“If only Senator Amidala were here.”
「アミダラ議員がここにいてくれたらな」
“What do you think Padme would do were she in your positon?”
「パドメがお前の立場だったらどう考える?」
“She would do her duty.”
「自分のやるべきことをすると思う」
“What do you think Padme would do if she were in your position?”
↓
“What do you think Padme would do were she in your position?”
“What do you think Padme would do were she in your position?”
「パドメがお前の立場だったらどう考える?」
↓
“She would do her duty.”
「自分のやるべきことをすると思う」
- 「If only~」で強い願望をともなった「妄想」を表すことができる!
- 仮定法はしばしば「if」を省略して倒置が起こる!
- 「if~ 」の部分は条件が明らかな場合は省略されることが多い!
仮定法現在とはなにか?
But the Don had insisted that he put in three years of general law practice in addition to his duties for the Family business.
ただ、ドンはファミリーの仕事に加えて、一般的な弁護士の業務も三年こなすべきだと提案した。
- 仮定法現在はthat節の動詞が「原形」になるというルールを覚えるだけで十分!
- recommend/ advise/ suggest/ ask / demand /require/ request/ prefer / insist / order / command が「仮定法現在」をあらわす主な動詞
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●追伸
こちらで記事にしていますのでのぞいてみてください。
今回は、TOEIC900点を取った人間が「仮定法」をどういう風に頭に入れているのか、その頭の中身を描きだしてみたいと思います。
「仮定法」はわかりにくい文法だといわれていますね。
説明で聞いて頭に入らないときは、簡単なイメージと実例に頼るに限ります。
それではいってみましょう!!