【TOEIC900点突破】必要な参考書・問題集はこれです! 960点取得者の僕が実際に使った問題集を紹介します!

参考書を選ぶ際のポイントは4つ!

 
 

TOEIC960点になりました!
 
 

高橋
900点を目指すあなたが参考書を選ぶ際に気を付けるべき点は次の4点です。
 
 

テクニック本の類には手を出さない

TOEIC界隈で「塗り絵」というと、時間が足りずに適当に答えを埋めることを指します。

速く読めないのは単に単語や文法の知識が不足しているだけでテクニックの問題ではありません。

またリスニングで設問を先読みして全体の見通しを立ててから聴くなどという高度なテクニックは満点に近い点数を持って初めてできることだったりします。

僕が先に設問に目を通す余裕ができたのはフルスコアの495点になった、つい最近の話です。

それまでは速さについていくのが精一杯で、ただじっと聴くことだけに集中していました。

それでも480点にはなりました。

テニックは不要です。

処世術を紹介している本もまた不要です。

そうしたものを読む暇があったら文法や単語を覚えましょう。
 
 

まずは『公式問題集』をしっかりこなしいきなり難易度が高い問題集に手を出さない

例えば『精選模試3』というのは非常にいい本です。

ただし問題のレベルが高く900点を越えるまでの教材としては不向きです。

高地トレーニングになるどころか窒息してしまいます。

まずは地道に『公式問題集』で力をつけましょう。
 
 

古本では買わない/改定前の高得点者の意見は聞かない

TOEICは2016年に問題を改定して難易度があがりました。

また改定後もどんどん難化しています。

同じ問題集であっても改定が加えられていることが多くあるので古本では買わないことがポイントです。

こういうTOEICの特徴を考えると改定以前に高得点を取っている人の話を真に受けるのもかなり危険です。

これはyoutubeやブログなどのメディアに当たるときも同じです。

なかには使うべき参考書・問題集をAmazonの評価だけでランキングをしているものまで見かけるので(こういうものは個人の経験にまったく触れていないのですぐにわかります)注意が必要です。

昔話を聞いている暇があるのなら文法を覚えましょう。

他人の意見をつぎはぎしているような情報に触れる暇があったら単語を覚えましょう。

ポイント!

  1. テクニック本は不要です!
  2. 分不相応の問題集に手を出すと失敗します!
  3. 古本では買わないようにしましょう!
  4. 2016年以前のスコアには眉につばを付ける必要があります!
 
 

 1位=TOEICの肝がわかるのはこの本です!

ポイント!
●この本を読めばどこに力をいれるべきなのかがわかる!

900点取得者が実践している方法がわかる!

 
 

いきなり

おい!

と突っ込みが入ってしまいそうですが、

1位に推すのはなんと、僕、高橋が書いた本です。

TOEICの得点アップには

  1. 勉強の時間を絞り出す
  2. 適切な問題集を選ぶ
  3. TOEICの特徴に精通する

という3つが大事です。

このうち最も大事なのが「TOEICの特徴に精通する」ことで、これが欠けていると僕のように800点を目前に1年間も点が上がらないという屈辱を経験することにもなってしまいます。

僕の本にはこの大事な「TOEICの特徴」が書いてあります。

そしてその「特徴」を踏まえてどこに勉強の圧をかけるべきなのかが書いてあります。

圧を欠ける場所を間違えなければ、点数は必ずあがります。

900点への道がぐっと近くなります。

対策箇所 リーディング&リスニング全般(パート1~7)
対象レベル TOEIC受験者全員
掲載問題数 非出題形式
価格 4000円(ココナラ、noteにて販売中)
音声 なし

 
 

高橋
いきなりふざけるな!と思われてしまったかもしれませんが、点数の停滞がある場合僕の本は本気で役に立ちます。もし興味があれば下からどうぞ。2位からは僕が900点になったときに使った問題集を紹介します!
働きながらTOEIC935点になった方法を教えます 僕がやったことのすべてをPDF(150枚超)にまとめました!

 
 
 
 

 2位=公式TOEIC Listening&Reading問題集

公式TOEIC Listening & Reading問題集 10 ETS/著
ポイント!
●TOEIC L&Rの日本の運営・実施をする協会が発行する文字通りの「公式本」!

●最新刊から順になめつくすことが必須!

2016年に問題が改定されてから2022年までに10冊の公式本が出版されています。

最新版から順に3~4冊こなせば900点は必ず超えます。

ただし、900点を超えるためにはただ問題を解いて回数をこなすだけではダメです。

この本の中に真実が書いてあると思って隅々までなめ尽くすことが必要となります。

復習の質がそのまま点数に反映されると思ってください。

最新刊が先、そこから古い方に手を付けるのが正しい進め方です。

『公式問題集5』以降はリスニングのほかにリーディングの部分も音声がダウンロードできるようになっています。

値段は高いですが、ケチっているといつまでも点は伸びません。

対策箇所 リーディング&リスニング全般(パート1~7)
対象レベル TOEIC受験者全員
掲載問題数 各200問(+サンプル問題。L&R200問×2セット)
価格 3300円(税込。『問題集10』の値段。巻によって値段が違います。)
音声 全文(リーディング部分の音声は『公式問題集5』以降のみダウンロード可)
最新刊からが基本です!
公式TOEIC Listening & Reading問題集 10 ETS/著
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TOEIC L&RテストYBM超実戦模試リーディング1000問

ポイント!
『公式本』以外で最も精度の高い問題集!

●韓国TOEIC運営企業の究極の模試!

 
 
韓国のTOEIC実施・運営団体であるYBMが出した本です(全て日本語の解説付きです)。

『公式問題集』以外では最も本番に近い問題集です。

『公式問題集』をやりこんでなお余裕があれば、この問題集がおすすめです。

TOEIC公式本と同じぐらいの値段でリーディング100問×10セット=1000問のボリュームがあります。費用対効果がとても高い問題集です。

対策箇所 リーディング全般(パート5~7)
対象レベル 700点以上(公式問題集とほぼ同じ難易度)
掲載問題数 1000問(リーディングテスト10セット)
価格 3400円(税別)
音声 なし

 
 
 
 

 3位=TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問/TEX加藤著

ポイント!
パート5(文法問題)に特化した問題集の決定版!

●著者はTOEIC満点ホルダーで受験回数100回以上!

 
 
パート5の文法問題に特化した問題集で、900点を取るためには『公式問題集』と並んで必須です。

何往復もすれば問題のパターンが自然と頭に入ります。

900点を超えるために正解しておくことが必要な難問の類にも対応しています。

また、使われている単語は著者が受験後に毎回更新していると言われているTEXファイルがもとになっています。

だから、問題を解くことで必須単語にもなじむことができます。

900点を見据えた場合、ほぼこの文法問題で足ります。

対策箇所 リーディング文法問題(パート5)
対象レベル 400点以上(実戦問題には超難問あり。最初は「解き方」の部分だけ目を通していくのがおすすめ)
掲載問題数 1049問
価格 2300円(税別)
音声 正解文章の音声をダウンロード可
 
 

『でる1000問』を使いこなすにはコツが必要です!
高橋
例えば800点を目標にするのであれば、ひたすら往復するという「ゴリ押し」でもなんとかなる面がありますが、900点を狙うためには「難問」の根拠をはっきりさせないと、とどきません。ポイントになることをこの記事で書いてあります。僕の直筆ノート付きです!
 
 
 
 

 4位=徹底例解ロイヤル英文法

ポイント!
●文法の辞書として活用したい一冊

●『出る1000問』の補助本としておすすめ!

 
 
文法を調べる「辞書」として活用したい本です。

僕は『TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問』の補助本として活用しました。

『でる1000問』の説明だけでは完全に理解ができないときにこの本の出番となります。

TOEICで出る文法問題のほとんどはこの本に掲載されています。

なお力み過ぎて頭から順に読むようなことすると、おそらく理解よりも先に眠気が来ます。

最初はあくまで『でる1000問』の補助として使うことがおすすめです。

『総合英語Evergreen』(『総合英語Forest』の後継本)も文法書の候補になりえますがこの本が網羅性の点でより優れています。

対策箇所 リーディング&リスニング全般
対象レベル 400点以上
出題数 非出題形式。文法に関する参考書
価格 1800円(税別)
音声 なし(※下に紹介している『実践ロイヤル英文法』はCD付き)

 
 

あわせて読みたいのはこの本!

表現のための実践ロイヤル英文法

ポイント!
●マークピーターセンのコラムが秀逸な文法書
 
 
『徹底例解ロイヤル英文法』の姉妹本です。

実際に英語を「表現する」ために必要な文法を選んで掲載してあります。

300の暗記用例文が用意されており音声もついています。

僕はこの音声をプレイヤーに入れていつも聞いていました。

マーク・ピーターセン氏のコラムが特に秀逸です。

この部分だけでも十分に金を出す価値がある本です。

帯の推薦文は柴田元幸氏。

対策箇所 リーディング&リスニング全般
対象レベル 600点以上
出題数 非出題形式。文法に関する参考書
価格 2100円(税別)
音声 CD付き(※暗記用の例文300の音声です)

 
 
 
 

 5位=TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ/TEX加藤著

ポイント!
TEXファイルをもとにした単語集の決定版!

●600点レベルの単語から復習できる!

 
 
単語集で一番精度が高いのはやはり『金のフレーズ』です。

これも『でる1000問』を書いたTEX加藤さんの本になります。

もちろん著者が受験後に毎回更新していると言われているTEXファイルがもとになっています。

コラムになっている部分も含めてこの本に載っている情報をすべて頭に入れれば、ぐっと900点が近づくはずです。

対策箇所 リスニング&リーディング全般
対象レベル 500点以上
出題数 見出し語1000語
価格 890円(税別)
音声 ダウンロード可
 
 

750点になったときに使っていたのはこれ!

速読速聴・英単語TOEICTEST STANDARD1800/松本茂監修

ポイント!
『速読速聴・英単語』は耳学問者には必携!
 
 
僕が400点を半年で750点まで上げた際に使ったのがこの『速読速聴・英単語TOEICTEST STANDARD1800(松本茂監修)』です。

リーディング問題に似せた長文の中に必須単語が組み込まれており、その文章を音声で聞くことができます。

耳学問を重視した僕には必携の一冊で、今でも音声を聞いています。

2019年に新しい版が出て新形式に対応しています。

対策箇所 リスニング&リーディング全般
対象レベル 500点以上
出題数 単語集(1800語)
価格 1600円(税別)
音声 CD付き(長文のすべてに音声が付きます)

 
 
 
 

 6位=新TOEICTEST900点特急Ⅱ究めるパート5/加藤優著

ポイント!
●900点前後の人が躓く箇所に絞った問題集!

パート5の仕上げに最適!

 
 
パート5の文法問題に特化した問題集です。

『でる1000問』とは違い難問ばかりをそろえてあります。

私は900点を目前にしたときに携帯用として活用しました。

『出る1000問』と同様箇所を突いている部分もあり精度の高い復習ができます。

またTOEIC特有の「言葉遣い」が忠実に再現されており、この本をこなせば確実に文章を読むスピード自体がアップします。

『でる1000問』を解き終わり余力があればこの本です。

対策箇所 リーディング文法問題(パート5)
対象レベル 850点以上
出題数 145問
価格 760円(税別)
音声 全文ダウンロード可

 
 
 
 

 7位=新TOEIC L&R TEST 900点特急パート5&6/加藤優著

ポイント!
●900点前後の人でも間違えるパート5(文法問題)の問題を厳選!

特急シリーズ出色の一冊!

 
 
『新TOEICTEST900点特急Ⅱ究めるパート5』とこの本のダブルで文法の仕上げをすれば取りこぼしが劇的に減るはずです。

パート5の問題に加えてパート6(長文の穴埋め形式)の問題も収録されています。

僕は900点を取る直前の移動時は常にこの本と『新TOEICTEST900点特急Ⅱ究めるパート5』を携帯していました。

特急シリーズの中でも出色の1冊です。

文法問題はダブル加藤(TEX加藤氏+加藤優氏)で決まりです。

対策箇所 リーディング文法問題(パート5)
対象レベル 850点以上
出題数 138問(15問(パート5)+8問(パート6)=23×6セット)
価格 840円(税別)
音声 全文ダウンロード可

 
 
 
 

 8位=Collins Cobuild Advanced Learner’s/ロングマン現代英英辞典

ポイント!
英英辞典に慣れることがTOEIC900点の近道!

●Collins Cobuild Advanced Learner’sで類義語も攻略できる!

 
 
TOEICに出てくる単語は中心となる意味を取って全体像を把握することが大切です。

その中心の意味を取るのに最も適しているのが『Collins Cobuild Advanced Learner’s』です。

この辞書は「If~」「You use~」などの文章の形を用いて単語を説明しているところに特徴があります。

文章の形の中に同時にその単語の具体的な使用方法も示されています(例えば動詞だったら動名詞をとるのか不定詞を取るのかといった)。

この辞書を使いこなせば900点はすぐに達成できます。

僕はかなり背伸びをして初学者(点数が750点に到達する前)のころから使っています。

併用辞書としては『LONGMAN』がおすすめです。

逆に余計な説明を省き端的に単語の意味を教えてくれます。

対策箇所 リーディング&リスニング全般
対象レベル 600点以上
出題数 非出題形式。英語で英語を説明している辞書
価格 Collins Cobuild Advanced Learner’s =4618円(税込)/ロングマン=5682円(税込)
音声 Collins Cobuild Advanced Learner’sはパソコンにインストール可能なCD付き(全語紙の辞書と同様に検索可能。単語読み上げ機能付き)

 
 
 
 

参考=TOEIC L&Rテストでる模試リスニング700問/ハッカーズ語学研究所著

ポイント!
リスニングの高地トレーニングに最適!

●設問の言葉遣いをマスターすれば怖いものなし!

 
 
僕がリスニング対策として『公式問題集』以外で買った唯一の本です。

話されている内容自体はそれほど難しくはありませんが、設問の難易度が上がります。

選択肢に入る単語のレベルが高いため詳細な聞き取りを要求されます。

僕が900点を超える直前にやった『公式問題集6』のリスニングは「TEST1、2」ともに96問正解でしたが、この本では一度も90問以上取れませんでした。

リスニングの高地トレーニングができる本です。

対策箇所 リスニング
対象レベル 880点以上
出題数 700問(リスニング問題100×7セット)
価格 2400円(税別)
音声 全問(ダウンロード形式)

 
 
 
 

参考=TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3

ポイント!
「超」が付く高地トレーニング本!

●より高いレベルを目指す人に最適の1冊!

 
 
非常にいい本です。ただし出題のレベルが高く、900点を超えるための問題集としては不向きです。

800点台後半を持っている人でも全問を時間内に解くのはほぼ不可能で、しかも正解数が85を超えることも稀だと思います。

事実僕はセット1で70問しか正解できませんでした(15問塗り絵! L480/R435=915点を取得した直前にやりました)。

本番よりも難易度が高いので高地トレーニングになるという考え方もできますが、空気が薄いところで200メートルを走るにはかなりの訓練が必要です。

また復習するべき範囲も膨大になります。

まずは『公式問題集』を全てこなしその後に『TOEIC L&RテストYBM超実戦模試リーディング1000問』もこなし、それでもお腹いっぱいにならない場合に限り手を出すというのが正しい手順です。

対策箇所 リーディング全般(パート5~7)
対象レベル 930点以上
出題数 500問(リーディング問題100×5セット)
価格 1900円(税別)
音声 頻出語彙リスト/Part5正解入り英文がダウンロード可能

 
 
 
 
●まとめ

高橋
今回の記事の長所を自分で解説してしまえば、僕が900点を突破したときに使っていた問題集ばかりを紹介しているというところにあります。

例えば990点(満点)をはるか昔に達成した人がおすすめする本とは確実に違うはずですようやく900点を突破した人間だからこそおすすめできる問題集が確実にあります。

また2016年以前の900点ホルダーとも違います。

冒頭で説明した通り、TOEICは年を追うごとに難易度を上げています。

こうした最新の傾向をどの問題集で確かめたのか、やはり今の僕だからこそ説得力を持たせることができるはずだと思います。

注意点としては繰り返しですがTOEICの問題集は古本で買ってはいけません。

同じ本でも改定を繰り返しているものが多く、古い版から大きく内容を改めているものもめずらしくありません。参考にしてみてください!

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