TOEICはどんどん難しくなっている
TOEICの特徴というのはなんといっても年々(月々と言ってもいい)難化していることです。
TOEICは、2016年に大改訂があり、一気に問題が難しくなりました。
その際の改定というのは、それまでの点数がまったく無効となるくらいの変化となりました。
例えば、TOEIC講師として有名な中村澄子さんは
10年前の800点は今なら600点台
(youtubeのタイトルから引用)
と言っています。
200点近くも違うとなるとそもそも別の試験と考えたほうがいいくらいの変化です。
この大改訂からも見て2024年の問題というのはさらに難しくなっています。
特にリスニングの変化は強烈です。
2021年ごろを境にして一段レベルがアップし難化しています。
僕は2020年に900点を超えましたが、そのときパート3とパート4の問題が難しいと感じたとしても完全に内容を見失ってしまうということはありませんでした。
ところが、最近のパート3とパート4の難問は状況を把握することがとくに難しく、最後まで何が話されていたのかわからないことがあります。
もちろん従来通りの水準の問題もありますが、難問がさらに正解しにくくなっています。
パート1の語彙、パート2の会話の応答も試験回によっては超がつく難問がそろうことがよくあります。
極端な話、1年前とも同じテストではない、というのがTOEICというテストの特徴だと言っていいということになります。
1年以内の点数を公開している人が理想であるわけ
こういうTOEICというテストの特徴を考えたときに1年以内の点数を公表していない人の意見を聞くとケガをすることになります。
これはブログやYoutubeといったメディアに当たるときにも注意する必要が出てきます。
TOEICの参考書というのは基本古本で買わないことが鉄則です。
なぜかというと、同じタイトルの本であっても現実に即して改定していることがよくあるからです。
もちろん2016年以前に出版されている旧テスト対応の本も手に入るためこういう意味でも手を出さない方が得策です。
ところが、旧テストしか知らない人は平気で2016年以前に出版された当時はよい、とされていた参考書や問題集をオススメしたりしています。
繰り返しですが当時の問題と今の問題では、レベルが全然違います。
僕が旧テスト対応の『公式問題集』を900点を取ったばかりのときにやったことがありますが、このリスニングならば毎回必ず満点を取れるなと思いました。
実際1問間違っただけで、それもケアレスミスによるものでした。
リスニングが毎回満点495点ならば、950点以上毎回必ず狙えます。
テストが違うわけですから、点数をあげるためにかかる時間も当然違ってきます。
少し前に元ももクロの有安杏果さんが500点台を1年で795点までにしたと話題になっていました。
有安さんはツイッターでたまたまTOEICが難化しているときにあたってしまい苦労したということをつぶやいていました。
今のテストは昔のテストとは違います。
だから、実は対策しなければならない範囲も違うし、方法も違います。
昔のテストはパート7であれば文章の上から順番に答えが出てきました。
そのため解答1→本文→解答2→本文の続きという順番で読み進めていくのが一番効率的だなどと平気で言われてきました。
ところが今のテストはこういう順番になっていないことが多く、またすべての文章を読まないと答えられない問題も増えました。
昔話を聞いていると必ず失敗します。
せめて2年以内の点数をしっかり出している人にものをたずねないととんでもない失敗をすることになります。
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まとめ
TOEICは2016年に問題が改定されてそれまでの点数が無効になりました。
さらにそのあともどんどん問題が難しくなっていて、2年前の問題とも同じではありません。
こういうTOEICの特徴を考えたときに現在進行形でTOEICに取り組んでいない人の話を聞くとケガをすることになります。
常に進化していてその都度違うテストを受けなければならないというのが、TOEICを受ける際に注意しておくべき点です。
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●追伸
1度目と2度目の改定までの期間はちょうど10年だ、ということを考えるともしかすると2026年あたりになにか動きがあるかもしれません。
そうなると、また
旧テストの800点は今のテストの600点
ということが起こるかもしれません。
TOEICというテストで最もやりがちなミスの一つが聞く人を間違えるということです。
とくに点数があがらなくて藁をもつかむような気持のときに多くの人がこのミスを犯してしまいます。
質問する人を間違えるとトンチンカンな情報しか仕入れることができず、点数はアップしません。
今回はTOEICというテストの特徴とともにこのやりがちなミスを回避する方法を書いてみます。