こんにちは、高橋です。
僕はTOEICの点数をついに900点台後半まであがることができましたが(リスニングでは満点も取ったことがあります)、学生時代は英語が大嫌いでした。
中学の期末試験で試合放棄して、残り20分を睡眠に当てたところ、監督に来ていた教師にいきなり頭をぶんなぐられてしまったのが英語嫌いのきっかけです。
さらに、講師で来ていたオーストラリア人に半年間、毎日「good morningスィアー」とあいさつして、「F●●k YOU!」と言われてしまったことも英語が嫌いにさらに拍車をかけることになりました。
「Sir」という敬称はカタカナで書くと「サー」ですね。
ところが僕は文字面から、「スィアー」と発音して得意になっていました。
その人は僕がからかっていると勘違いしたのだと思います。
半年間、毎日「good morningスィアー」と笑顔で連呼したら、ついに本気モードの「F」ワードを浴びせられてしまいました。
社会人になってからも英語ではろくなことを経験していません。
10キロの距離を自転車で通っているアメリカ人のライターに
「Are you serious?(お前正気か?)」
などと真顔で聞いたことだってあります。
いまでこそ僕も10kmなんて平気でこぐので、たいした距離じゃないとわかりますが
「お前正気か?」
と聞かれたらそれは頭にきますね。
その人からは影でこっそり「F」ワードを言われてしまいました。
夏休みで帰省するアメリカ人に
「good luck」(がんばって!)
と声をかけたことだってあります。
いくらなんでも、実家に帰る人に「がんばって!」はないですよね。
僕の英語に関わる思い出は正直失敗や苦いものばかりです。
そんな僕がなぜ、TOEICを受けるようになったのかというと、当時勤めていた会社で730点が必要になったから、というこれもまた悲惨な理由でした。
しかもこのときは、半年で、730点を達成しなければ実質クビ!だと宣告されてしまいました。
もともと人事権をもっていた部長との関係は最悪だったところに、インバウンドを扱う新部署ができることになり、僕はそこに異動を命じられたのでした。
わざわざ僕をそこに放り込むように画策して、結局異動できたとしても精神的な苦痛でつぶしてしまおうということです(と僕は完全に邪推していました)。
さらに悪いことに僕は、そのとき終電で帰宅できればマシ、という無茶苦茶な勤務状況でもありました。
英語嫌いなうえに、時間もないとなれば絶望的です。
ところが、僕はこの730点という数字を指定された半年でクリアしてしまいました。
初めて受けたときの点数は400点です。
その数字を半年後には750点にして、ノルマを20点も上回ってしまったのです。
このブログでは、まずこの半年の間にやったことを詳しく書いていきます。
そして、そのあと、働きながら960点まで点数をあげた方法も同じように詳しく書いていきます。
僕が、時間がない中で徹底して活用したのは、耳です。
よく英語を聴いているだけでは意味がないということを言われてしまいますが、逆に僕は空いている耳を活用しないなんて、ナンセンスだ、とさえ思っています。
英語は嫌いでも続ける環境さえあれば必ずレベルアップできます。
それは社会人でも一緒です。
英語が嫌いでも、最初に受けた点数が400点であったとしても、学習を続ければ900点を超えることができます。
僕は、800点を超えたときにサラリーが以前よりもあがりました。
そして900点を超えてからは、少ないとはいえ英語でも収入をもらえるようになりました。
もちろん僕に特別な能力があるわけではありません。
750点を取ったあと、800点を目前に一年停滞した経験を持っている能力も並みの人間です。
僕の速報値(750点!)を知ってゆでガニみたいになった部長の顔を思い出してはモチベーションに変えている弱い心の持ち主です。
あなたが英語嫌いであっても関係ありません。
英語はやればやるだけ実力がつきます。
ブログで詳述している、僕の体験をぜひ参考にしてみてください!