
こんにちは高橋です。
今日は「ストーリー」(story)という単語を取り上げてみます。
カタカナになっている通り「話」の意味で、例えば「ストーリーテラー」とすれば、「物語をうまく語る人」となりますし、ドラマの「ストーリー」と言えば、「筋書き」くらいの意味です。
簡単な単語ですが、注意しておくべき意味が2つあります。
まずはこの意味です。
『羊たちの沈黙』(THE SILENCE OF THE LAMBS)から引用してみます。
When the news came, it was no help. The story from Memphis was a rehash of the seven o’clock news. Senator Martin’s daughter was missing. Her blouse had been found slit up the back in the style of Buffalo Bill.
ニュースが流れたが何の役にも立たなかった。メンフィスからの報道は七時のニュースの焼き直しだった。上院議員の娘が行方不明になった。バッファロー・ビルと同じ方法で背中を切り裂いた彼女のブラウスが見つかった
ラジオを聞いているのは、ジャック・クロフォードとともに訓練生の身分でありながらバッファロー・ビルを追いかけているスターリング(ジョディ・フォスター)です。
この場面は、バッファロー・ビルに誘拐された上院議員の娘についての情報をラジオ放送で拾っている場面になります。
ここでの「ストーリー」は記した通り「ニュース」という意味です。
辞書(『collins cobuild』)ではこう説明されています。
A news story is a piece of news in a newspaper or in a news broadcast.
「ストーリー」を指して、新聞やテレビの「ニュース」となる点にまず注意が必要になります。
もう一つ別の意味も今回は『羊たちの沈黙』から引用してみます。
この意味はTOEICでも覚えておきたい意味になります。
I’ll tell you one thing about Buffalo Bill without ever seeing the case, and years from now when they catch him, if they ever do, you’ll see that I was right and I could have helped. I could have saved lives. Clarice?”
“Yes?”
“Buffalo Bill has a two-story house,” Dr. Lecter said, and turned out his light.
「事件の記録を見ずに、バッファロー・ビルについて一つ教えてあげよう。何年かたって彼らが捕まえたら、捕まえられたらの話だが、私の言ったことは正しく、私が手助けできたことがわかる。何人もの命を救えたことを。クラリス?」
「何ですか?」
「バッファロー・ビルは2階建ての家をもっている」
レクター博士が言って明かりを消した。
レクター博士(アンソニー・ホプキンス)とスターリーングの2度目の面会の場面からです。
映画ではカットされていますがバッファロー・ビルにいて、重要なヒントを与えています。
「a two-story house」で「~階」という意味になります。
ここまで行くと、日本語の「お話」を大きく超えた意味になると思います。
辞書ではこう書いてあります。
-story is used after numbers to form adjectives that indicate that a building has a particular number of floors or levels.
その建物の特定の階数や高さを示すために数字のあとに用いる
ちなみに、この「ストーリー」、「story」とつづるのはアメリカ英語でイギリスでは「storey」とつづります。
発音は同じです。
「ストーリー」についてのお話をしました。
それでは!
●~階
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