学習には向かないけど……。やめられない映画1 パルプ・フィクションPulp Fiction

こんにちは高橋です。

私は、このブログで
「好きなコンテンツを聴くことが大事だ!」
ということを繰り返しお話してきました。

今日は、他に聴いていたコンテンツよりも「好きな度合いが強い」のに
ついに学習用としては使うのをやめてしまったコンテンツを紹介してみたいと思います。

今日取り上げるのは、タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」(Pulp Fiction)です。

タランティーノ監督は日本だと「キル・ビル」が一番観られた映画でしょうか?

「パルプ・フィクション」もカンヌを取った映画ですから
好きという方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

私は、この映画を偏愛に近いほど、それこそ回数にすると
100回に届くかもしれないほど観ましたが
ついに学習用として使用するのは断念しました。

理由はご覧になった事がある方ならおわかりかと思いますが
「スラング」の多さからですね。

例えば、O・J・シンプソンの裁判で白人の警官が彼のことを蔑視していた証拠として
会話のテープが公表された、ということがありました。

その時に使われていた黒人に対する蔑称がテンコ盛りなんですね。

これは、黒人が黒人を仲間として呼ぶ場合には使われるようですが
やはり日本人の学習者としてはさわらないほうがいい言葉に入ると思います。

それから、「Fワード」の多さも際立っていて、
合間合間に必ずといっていいほど、挿入されています。

ドラッグ関係の用語も扱っている題材が題材だけに豊富です。

これには、とにかく真似するときに困りました。

昨日触れた「こういう言い方はしない」と書いてある本の
そのダメな方ばかり覚えてしまうようなものですね。

実際に外国人と話す際に妙なことを口走って、相手を傷つけることがあったら大変です。
(それだけでは済まない可能性だってありますよね)

私はこの映画を頭から覚えるくらい使おうと思っていましたが
イミテーションの後、「Fワード」ばかり口走っていることに
気づいてやめることにしました。

こういう言葉については、知らなかったでは済まない部分も出てきますので
みなさんもコンテンツを観る際には気をつけたほうがいいところかもしれませんね。

ちなみに、私が、この「パルプ・フィクション」を観たきっかけは
監督が映画オタク(いわゆるシネフィルというやつですね)
で日本の映画への言及がとても多かったからでした。

私は、映画自体もそうですが、その映画が作られた背景なども
大好物だとお話してきました。

そして、それが、学習にもとても役に立っているということも触れました。

そういう意味で言えば、タランティーノの映画はどれも
「おいしく」いただけるものです。

彼は、特に梶芽衣子という日本の女優についての偏愛を
テレビで語ったりもしています。

「キル・ビル」では彼女の歌も挿入歌として入れていますね。

実は、私が、DVDで古い日活の映画などを漁るうちに
一番好きな女優になったのが梶芽衣子でした。

そういう事情から勝手にタランティーノに縁を感じて
学習用にとも考えたのですが、そこは、結局うまくいかなかったということですね。

ただ、残念ながら、学習用としては、聴くことをやめてしまった
「パルプ・フィクション」ですが、もちろん使える英語も豊富です。

昔の「受領」のように「転んでもただでは起きない」という根性も必要だと思うので
私自身の備忘録もかねて2つだけ紹介したおきたいと思います。
(別の機会にもっと紹介したいと思います。)

1つ目は、ウォレスというギャングのボスが遠出することになり
その妻の世話を頼まれるヴィンセント(=ジョン・トラボルタ)に、別の仲間が質問
する場面からです。

PAUL: So I hear you’re taking Mia out tomorrow?
VINCENT: At Marsellus’s request.
PAUL: Have you met Mia?
VINCENT: Not yet.

ポール:明日ミアを連れ出すんだって?
ビンセント:マーセルスの頼みでな。
ポール:ミアに会ったことはあるか?
ビンセント:まだだ。

「Have you met Mia?」(ミアには会ったことがあるのか)と聞かれて
「Not yet」と返していますね。

「No, I haven’t met her yet.」を略して「Not yet」です。

「まだ」という意味で単に「Not yet」とだけ返すのは、日本人にとって
便利ですし、使用頻度も高いと思います。

「Did you brush your teeth?」(歯はみがいたの?)と聞かれて、まだ磨いていなければ
「Not yet.」ですね。

次は、ヴィンセントが実際にそのギャングのボスの妻(ミア・ウォレス=ユマ・サーマン)
をレストランに連れ出す場面からです。

予約をしたのはミアで店員に話かけています。

waiter:Good evening, ladies and gentleman. Now, how may I help you?
MIA:There’s a reservation under Wallace.
waiter:Wallace?
MIA:We reserved a car.

店員:ようこそ、いらっしゃいませ。
ミーア:ウォレスの名前で予約をしてあるけど。
店員:ウォレスさん?
ミーア:車(の席)を予約したのよ。

レストランに食事にいって「~という名前で予約してあります」
と言いたいときに、使える表現が入っていますね。

この場合とくに「under」を使っています。

「I have a reservation under the name of Wallace」などとできると思いますが
特に「~という名前」で、と伝えるときに「under」を名前の前に付けるのが
一般的です。

今日は、「英語学習で恋いしいけれど、なくなく捨てた恋人?の話」をしました。

それでは!

 

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●追伸
明日は、ずっとほったらかしにしていた
「日本語→英語」の順番で構成されている
コンテンツについて少し触れたいと思います。

久しぶりに勉強の方法に戻りますのでどうぞお楽しみに!

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