
こんにちは高橋です。私は映画と小説(のオーディオブック)を聞くことでTOEICの点数を915点(2020年末現在)まであげることができました。今回は前回の続きで、映画を聞くときに注意していたことを話してみたいと思います。これまでの流れはこちらをどうぞ↓
ハリウッド映画を選ぶことの利点

映画の続きなんですよね?

そう。勉強の仕方をもっと補足しておきたいから、もう少し続けよう。

ところで、昨日聞き忘れてしまったんですが、映画も小説のように、はじめは美味しいところ(自分のお気に入りの場面)から聞いて、それをどんどん広げていくというイメージで大丈夫なんですよね?

もちろんそう。ただし、映画の場合は観客を引っ張る工夫が小説よりも端的になされているから、それに乗っかってもいいと思うよ。

観客を引っ張る工夫とは?

『ハリウッド脚本術』という本の話をさんざんしたけ、この本の一番の肝は「現在進行形の物語が観客を引きつける」という考え方だな。例えばカーチェイスなんていうのが典型だ。

現在進行形の物語ですか。

『スター・ウォーズ』を観ていても、過去の映像がインサートされる、ということはまずないだろ? 過去の出来事が話の遡上に上がることはあるけど。これは、「今」起こっている出来事が観客を引きつけるという、考え方に反するからだな。

そういえば、アナキンの母親が殺されてしまうシーンなんかが「エピソードⅢ」で挿入されるということはないですね。

権利の関係もあるのかもしれないけど、そういうところは、日本のドラマとは考え方が違うところだな。日本のドラマはその人間の来歴が重視されるだろ?

来歴? 例えばどんな?

2時間ドラマを観ていると「犯人が誰だ」というよりも、むしろその犯人がなぜその犯罪を犯したのかという「理由」が一番大切にされているだろ? 後半20分に永遠、犯人の独白が映像付きで流れるなんてことだってある。

『砂の器』みたいに来歴が大事ということですか?

そう。まさに「松本清張の世界」だな。この手の物語はいつまでもしぶとく残っている。

そういう日米の物語の違いはあるけれど、最近はハリウッドの考え方により染まっているんじゃないかと。

そう。

だからそれに乗っかってもいいということですね。
エクセルを活用していました

前回からずっと言っていることだけど、この「聞く」という勉強の仕方の肝はなんだった?

それは、全てのコンテンツをMP3形式にしてしまってプレイヤーに放り込んでしまうということでしたね。

そう。忙しいという状況を逆手にとって、情報を耳からのみ入れるようにするということが大事だと話したと思う。

耳ならほとんどいつでも空いているということでした。

それが肝であることは変わりないけど、エクセルの検索を機能を活用してみるのもおすすめだ。

表計算ソフトのexcel(エクセル)ですか。

そう。分からない単語や表現をエクセルに書き込んで、検索できるようにしておくということだな。だから同じような機能があるものならなんでもいいということになる。後からすぐに検索できるというのが重要だな。

映画の表現だけでなくて、TOEIC問題集の表現なんかも書いてしまえばよりよりデータになりそうですね。

とにかくそのコンテンツのタイトルを横に書きこんでおくことだな。

検索しやすいようにですか?

そう。映画であればどんな場面なのか一緒に書いておくことと、それと年月も一緒に入れておくことだな。

要するにエクセルに単語なり熟語なりをとりあえず書き込んでおいて、すぐに検索できるようにしておく、ということですよね。TOEIC必須単語との照合なんかもしやすいということですね。

そう。エクセルの検索機能をフル活用するということだな。
エクセルを上手に使いこなそう!

エクセルを活用するというのは昔あった『情報は一冊のノートにまとめなさい』という本からアイデアを取ったものです。
とにかく、単語なり熟語は自分が心を動かされた「場面」で覚えてしまうのが一番ということになると思います。
セルの入れ替えも容易ですし、また検索機能も付いている、ということで私はこのexcelソフトを使い倒すようにしていました。
とにかく、単語なり熟語は自分が心を動かされた「場面」で覚えてしまうのが一番ということになると思います。
セルの入れ替えも容易ですし、また検索機能も付いている、ということで私はこのexcelソフトを使い倒すようにしていました。
ポイント!
TOEIC関係の単語集を使うときに、その単語が映画のどの場面で使われていたか調べるため、エクセルに情報を集約しておく!
TOEIC関係の単語集を使うときに、その単語が映画のどの場面で使われていたか調べるため、エクセルに情報を集約しておく!
意味は人間の関係の中にしかありません!

とにかく、わからなかった単語を引っ張りだせるようにしておくということですね。あと注意点というのはありますか?

余裕があれば、月1回でもいいから実際の映像に当たるということだな。

まさにDVDを鑑賞するということですか?

そう。それによって、その会話がどういう場面でされたものなのか、鮮明になるからな。

それは重要なことですか?

少し堅苦しいことを言わせてもらうと、意味というのは基本的に両者の「関係」の中にしかないわけだろ。どういう状況で発せられた言葉なのか知ることでその言葉の「意味」がわかるということだな。ただ、この部分は余裕があったら、ということになる。あくまで耳から、というのを基本とすることだ。

余裕があったら、実際の映像に当たる、ですか。どんな顔で話しているのか目の当りにするとより両者の関係がはっきりしますね。

そう。今日はここまで!
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●追伸

次回は私が聞いていたドラマについて、触れる予定です。それでは!