殺さないで!「kill」は物騒な単語?

こんにちは高橋です。

今日は、久しぶりに棚を整理していたらタランティーノ監督の
「キル・ビル」
のタイトルが目に入ったので、英語の「kill」について少し触れてみたいと思います。
(「キル・ビル」をダシにしてすいません!)

「kill」は日本語にしたら、「殺す」という他動詞ですね。

真顔で言っていたらなかなか物騒な言葉です。

私の場合、もし口にするとしたら、酒の席くらいでしょうか。

その場にいない、大っ嫌いなやつを指して、「あいつ殺すぞ」と
酔った勢いで、言わなくもないかな、という感じです。

小中学生くらいまでは、「殺すぞ」と喧嘩相手に言われたことも
あったと思いますが、大人になって、刃物とセットで言われたら
正義の味方のおまわりさんを必死こいて捜さなければいけない
レベルかもしれませんね。

とにかく成人してから人前ではめったに言わない言葉ということになると
思います。

では、この「kill」、英語でもやっぱり「人前ではちょっと…」という感じなのでしょうか?

今日は毎度おなじみの「コロンボ」に「kill」のことを聞いてみたいと思います。

「ビデオテープの証言」という回で、テレビカメラを通して犯行を
目撃した守衛に話を聞いているところです。

コロンボは風邪を引いていて、お目当ての「kill」が出る直前にくしゃみをしています。

 

―I want to double check a few things with you. You saw the murder scene on the television screen in there?
ちょっといくつか確かめたいことがあるんだけど。あなたはここで(カメラを通して)殺しをみたわけだよね。
―That’s right. そうです。
―What time was that? 何時ごろ?
―Well, it was about nine-thirty, more or less. 21時30分かそのあたりです。
―Right, and Mr. Van Wick, he says he left around nine-thirteen.
ヴァンウィックさんは21時13分に(家)を出たと言っていたけど?(間違いない?)
―That’s about right. そうです。
―This cold is killing me. (くしゃみをして)風邪で死にそうだ。

 

言葉自体はいまだに物騒ですが、意味がずいぶん柔らかくなりましたね。

この場合の「kill」は「痛めつける」「苦痛を与える」くらいの意味にできる言葉です。

 

●My feet are killing me.足が痛くてたまらない。

 

●My stomach is killing me.胃がひどく痛む。

 

のように、
体の部位に関して「ひどい(痛みがある)」ことを強調するときによく使いますが
「This cold is killing me.」で「風邪で死にそうだ」と意訳できます。

もちろん英語でも「kill」は物騒なままですが、なかにはこういう意味も
あるわけですね。

ほかにもこんなのはどうでしょうか?

こっちは辞書に聞いてみます。

 

●If you are killing time, you are doing something because you have some time available, not because you really want to do it.

 

「時間が余っているので何かする」ことを指すけれど「本当にやりたいことではない」となっていますね。

これは「時間つぶし」あるいは「暇つぶし」とできる意味ですね。

「kill」もこうなると随分丸くなった印象ですね。

今日は、そんなに物騒でない英語の「kill」について触れてみました。

このあたりで!

 

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●追伸
私は、英語学習で使ったコンテンツの1つが「ゴッドファーザー」だと
ずっとお話してきました。
(詳しくは「英語道」とは「聴く」ことと見つけたり その2参照)

マフィアの内幕を描いた小説なので、「kill」ネタには事欠きません。

少し聞いてみるとこんな感じです。

●They tried to kill him and nearly did.
彼らは彼を殺そうとしてほとんど成し遂げた。

ゴッドファーザーに関しては、調べた結果、すべてこのkillの保守本流が占めています。

さすがにマフィアの小説といった感じですね。

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