今さら聞けない? 仮定法の考え方 仮定法過去その2 「wish」

こんにちは高橋です。

今日は昨日の「仮定法過去その1」から引き続き「仮定法過去」を取り上げたいと思います。

昨日のおさらいを少ししておくと、ざっとこんな感じになります。

1、Ifを使って「現在の事実ではない」もしくは「可能性の乏しい想像」を話すさいにはIf の中の動詞を過去形(be動詞の場合は「were」)にする。

 

2、これに呼応してifから導かれる文章(帰結節といいます)については
「過去形助動詞(could,wouldなど)+原形不定詞(動詞の原形)」の形にする。
(※原形不定詞は動詞の原形をそのままもちいる不定詞のこと。単に動詞の原形と考えてしまってOK)

 

例)Perhaps if your father were well, it could be done
たぶんお前のお父さんが健康だったら、そうなっていただろう。

ざっくりと言ってしまうと、現実味のないことを前提にして話しをするときは
文の形を変える必要がありますよ、ということですね。

今日は、この続きで、Ifをともなわない形での「仮定法過去」の文章を取り上げたい
と思います。

ただし、安心してください。

怖がる必要はまたしても、ありません。

今日も前回同様に映画や小説の場面で実際に使われている、まさに実例を用意してきました。

さっそく、その文章を引用してみましょう。

●I wish he were still alive. I could use his help right now.
「彼(クワイ=ガン・ジン)が生きてくれていればなあ。私は彼の助けを得られるのに」―「スター・ウォーズ」エピソードⅡより

 

●Hagen said, gently, “Mike, you have to start moving. It’s time.” Michael sighed. “I wish it weren’t so soon.
「マイケルそろそろ動きだす必要があるよ。時間だよ。」マイケルはため息をついた。「こんなに早くなければよかったのに。」 ―「ゴッドファーザー」より

まず上の「スター・ウォーズ」から取った文章から見てみましょう。

これは、ドゥークーというパルパティーン(のちの皇帝)の弟子になってしまった
元ジェダイの発言です。

彼は、拘束されて身動きがとれなくなっているオビ=ワンを前にして言っています。

言及しているクワイ=ガン・ジンというのはオビ=ワンの師に当たる人ですね。

この時点ではすでに「死んでいる」そのクワイ=ガン・ジンを指して、
「彼がいてくれたらな」という願望を話しているわけです。

つまり、この文で表しているのは「現在の実現不可能な願望」ということですね。

このように、「If」ではなく「wish」を使って
「現在の実現不可能な」あるいは「実現が困難な」願望を表わしている形が
今日紹介したい、仮定法過去の別バージョンということになります。

この「wish」の文章にも前回同様に決まりごとがあります。

まず、「wish」に導かれる文章については、現在のことを表わしているにも関わらず
過去形を使うというのが原則になります。

そして、be動詞を使う場合は原則「were」を使うというのがやはりルールになります。

「I wish (that)he were still alive.」(音声は↓)という文章を見てみると「is」とするところが「were」と不自然な形をとっていますね。
(この文章は「wish」のあとの「that」が省略されている文章になります。普通「that」は省略したままになります)

またしてもざっくり言ってしまえば、実現不可能(あるいは困難な)願望を表わすときは
文をちょっと変形させましょう、というのがルールということです。

簡単でしたね。

拘束されたながらドゥークーと対峙したオビ=ワンの絵が浮かべれば「wish」が付いた
「仮定法過去」もちょろいということですね。

一応ゴッドファーザーのほうの文章に触れておくと、これは、新しくドンになった
マイケルが他のファミリーとのいさかいに決着をつける直前の会話になります。

ここでは、ゴッドファーザーと言われた父親の死により、計画が狂ったことを
嘆いています。

最後にまとめておきましょう。

I wish(that)主語+過去形(be動詞の場合はwere)
で「~であれば」といった「実現不可能」なあるいは「実現困難」
な願望を表わすことができる。

 

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●追伸
ちなみにこの「I wish」ですが、
「I wish I could explain myself in English.」 (英語で説明でればいいのに)などと「could」を用いる文章もよくみかけます。

これは、例えば、誰かからの誘いがあり、行きたいのだけど
「ちょっと今日は…(無理)」という場合に、次のように表現することもできます。

「I wish I could, but I’m busy」

「行きたいのだけど、ちょっと忙しくて」という感じですね。

「I wish I could~」として「実現困難な願望」だとまず伝えて、やわらかく
断っているわけですね。

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