今さら聞けない? 仮定法の考え方 仮定法過去完了その1

こんにちは高橋です。

前回、仮定法はこれでおしまい! と言っておきながら事情があってしつこく
続いてます。

今日は「仮定法過去完了」です。

まあ、事情というほど大袈裟なものではなくて、せっかく「仮定法過去」をやったので
「続けてやっておいてほうがいいかな、と思った」
というただそれだけの理由です。

それでは今日もはりきっていきましょう。

まず、念のため手順をふんで、もう一度「仮定法」とはなんぞや?
というところからざっくりお話します。
(「仮定法過去」をしっかり解説した回はこちらをどうぞ↓)
今さら聞けない? 仮定法の考え方 仮定法過去その1
今さら聞けない? 仮定法の考え方 仮定法過去その2「wish」

下の3つの文章をご覧ください。

1、Remenber, Obi-Wan, if the prophecy is true, your apprentice is the only one who can bring the Force back into balance.
(「忘れるなオビ=ワン、もし予言がただしければ、フォースのバランスを取り戻せるのはお前の弟子(アナキン)だけだ」) ―「スター・ウォーズ」エピソードⅡより
 
2、(If this quarrel continues, then the Corleone Family will satnd alone against every one.)Perhaps if your father werewell, it could be done.
(騒動が続けば、コルレオーネファミリーはすべてを敵に回して孤立して戦かうことになるだろう)「たぶんお前のお父さんが健康だったら、そうなっていただろう。」)―「ゴッドファーザー」より)
※文脈を知るため、( )でくくった文章も載せましたが、( )の文章は仮定法とは関係ありません

 
3、If Paulie had been making more money, he might have been able to resist the blandishments of the wily Turk, Sollozzo.
「もしポーリーがもっと金を稼いでいたら、狡猾なトルコ人ソロッツの甘言に応じなかったかもしれないのだ」 ―「ゴッドファーザー」より

まず、仮定法というものを説明するために、上の2つの文章について触れます。

今まで読んでいただいた方はすでにお気づきだと思いますが
これは、「仮定法過去」を説明する際に説明した文章と同じものですね。

「1」の

Remenber, Obi-Wan, if the prophecy is true, your apprentice is the only one who can bring the Force back into balance.
「忘れるなオビ=ワン、もし予言が正しければ、フォースのバランスを取り戻せるのはお前の弟子(アナキン)だけだ」

という文章は、単なる条件を扱っている文章だと説明しました。

予言というのは「正しいかもしれないし正しくないかもしれない」
と言えるものですね。

つまり、「単なる条件」を話しているわけです。

したがって、文章の時制もおかしいところはありません。

ただし「2」の

Perhaps if your father were well, it could be done.
「たぶんお前のお父さんが健康だったら、そうなっていただろう。」

という文章は、現在健康でない状態の父親(この場合はゴッドファーザーと呼ばれるマフィアのドン)が「もし健康だったら」、という「現在の事実でない」こと想像して
話しているわけです。

こうした「現在の事実ではない」もしくは「可能性の乏しい想像」
前提に話すさいに使われるのが「仮定法過去」というものです。

「2」の文章というのは、時制がおかしな形で使われていますね。

仮定法過去の典型的な形というのは、
「if+主語+were(or動詞の過去形), 主語+過去形助動詞(could,wouldなど)~+原形不定詞(動詞の原形) 」
というものです。

つまり、文章がおかしな形をしていれば
「現在の事実ではない」もしくは「可能性の乏しい想像」ことを
文章にしていると逆説的に言えるわけです。

この「仮定法過去」の考え方をふまえて、
では、「仮定法過去完了」とはなんぞや?
というのが今日のお話です。

これは、考え方はまったく「仮定法過去」と一緒なんですね。

違うのは、時制だけです。

仮定法過去が「現在の事実ではない」もしくは「可能性の乏しい想像」
ことに関する文法上のルールなのに対して「仮定法過去完了」とは
「過去の事実に反する」ことを文章にするときに使われる文法上のルールということなんです。

簡単なことですね。

ただ、時制が違うだけです。

「3」の文章をもう一度引用してみましょう。

If Paulie had been making more money, he might have been able to resist the blandishments of the wily Turk, Sollozzo.
「もしポーリーがもっと金を稼いでいたら、狡猾なトルコ人ソロッツの甘言に応じなかったかもしれないのだ」

これは、訳にあるとおり
「もし、もっとお金を稼いでいたら」
という過去の事実に反することを言っているわけです。

このように「現在」ではなく「過去の事実に反する」
ことに関して述べるときは
Ifの文章(条件節といいます)「過去完了」(動詞の前にhadを使った形)にしてそれに続く文章(帰結節といいます)は「過去形助動詞+完了不定詞(動詞の前にhaveがある形)」にする、というのがルールになります。

一端まとめておきましょう。

仮定法過去完了とは
「過去の事実に反する仮定や想像」を文章にしたもの。
 
文の形は、
 
主語+過去完了,主語+過去形助動詞(would,couid,mightなど)+完了不定詞
※完了不定詞は単に完了形と理解してしまってOKです。
 
となる。
 
例)
If Paulie had been making more money, he might have been able to resist the blandishments of the wily Turk, Sollozzo.
「もしポーリーがもっと金を稼いでいたら、狡猾なトルコ人ソロッツの甘言に応じなかったかもしれないのだ」

今日も、すっぽり頭に入ったでしょうか?

最後に恒例になっているので(勝手に私がそうしているので)
「3」の文章について触れておきましょう。

この文章の主語になっている「paulie」(ポーリー)というのは、
ファミリーのドンを裏切って、敵に情報を流していた組織の幹部です。

そして、この文章自体はクレメンザという、そのポーリーの上司にあたる人間の
「彼がもうちょっとファミリーから金をもらっていたら裏切らなかったのに」
という率直な思いを記したものです。

いずにしろ、裏切りものは必ず殺されることになっています。

まあ、このあたりにしておきましょう。

今日は仮定法過去完了についてお話ししました。
 
 
少しでも面白いと思ったら「いいね!」の感覚でクリックしていただけると嬉しいです。↓

TOEICランキング

TOEICスコアアップに繋がる情報や
英語の雑学などを楽しく学べる情報をLINEで配信しております。
(TOEICスコアアップ動画をプレゼント)
友だち追加

 
●追伸
今日でブログも70本目となりました。

だんだん読んでくれる方が多くなっているので
励みになっています。

こんな内容が欲しいというのがあったらどんどんリクエストしてください!

ぜひ気軽にフォローしてください↓
ツイッターを始めました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です