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小説やノンフィクションの活用/『ゴッドファーザー』を聴き込みました
私の場合はまず英語を自分の趣味に結び付けてしまうところから始めました。元々出版関係の仕事をしていたので基本的に部屋には本棚(棚の8割が本、2割がDVDとCD)しかありません。
本には字が書いてありますね。私が持っていたのはほとんどが日本語で書いてある本でしたが、英語を翻訳したものも結構ありました。面白かったもの、自分が影響を受けたものの原文に触れれば少なくとも数日で挫折することなどないはずです。
私はまず小説の『ゴッドファーザー』を聴き込みました。
小説やノンフィクションを題材にすることの利点の一つはオーディオブックになっているものが多いということです。耳から情報を入れることを前提としているわけですから、私の勉強法のためにあるようなものです。
好きなものであれば大筋は頭に入っています。私は一番好きな場面から英語に直していくという遊びをしている感覚で聴いていました。
小説やノンフィクションを使う別の利点はほとんどのものがkindleで手に入るということです。携帯で勉強を完結できるというのは、英語に触れるまでの手間を省くという意味でも学習の習慣化にとても役立ちます。
またTOEIC730点を取るために必要な単語のほとんど全部が1冊の本に掲載されているというのも本を使う利点です。私は常に小説や映画の場面に単語を落とし込んで覚えていますが、750点まではほぼ『ゴッドファーザー』の場面のみで事足りました。TOEICでは「英語の常識」を訊かれます。こういう常識は小説やノンフィクションにほとんど載っています。

映画でゴッドファーザーを演じたのは、マーロン・ブランドでした

日本語→英語になっているコンテンツを活用しました
よく聴くだけでは、英語は身につかないと言われますね。私の場合は聴き流しにならないようにした工夫の一つがとにかく自分の趣味に英語を強引に結び付けてしまうことと、日本語→英語の順番になっているコンテンツを活用することでした。
日本語→英語の順番になっているとはつまり英作文をするようになっているもののことです。あなたの頭にすぐに浮かんだのは『瞬間英作文』だと思います。
こういうものはクイズを出されているようなものですから考えて聴く癖が付きます。そうなると学習の効果がぐっと高まります。
『瞬間英作文』が肌に合っている人はこれを引き続き活用すればいいと思います。ただし私には合いませんでした。ストーリーがないからです。物語がないとすぐに眠くなるという困ったたちなので無機質な音声が流れるだけのコンテンツは基本的には合わないようです。
日本語→英語になっているコンコンテンツで私が最強だと思うのはLINE特典で紹介しているコンテンツです。私は850点になるまでこのコンテンツをひたすら聴き込みました。915点を取ったいまでも新しい発見がいまだにあります。
噛めば噛むほど味のあるコンテンツで、TOEICを受けた始めたばかりの人にも最適です。

私が使った単語集はこれです!
聴くことを勉強の柱に据えているからには、当然単語集も聴かなければなりません。私が使ったのは『TOEIC TEST速読速聴・英単語STANDARD1800』という単語集です。
単語集として最も高い精度を誇るのはTEX加藤さんの『金のフレーズ』だと言われていますね。私も850点を超えてから使い始めてその意見に100%同意します。
ただ私の方法は英語を聴くことです。ストーリーがあることがよりよいというのがコンテンツを選ぶ基準にもなっています。そうなると『金のフレーズ』は第一候補から外れます。
『TOEIC TEST速読速聴・英単語STANDARD1800』にはTOEICの問題に模した長文の中に単語を落とし込んであるという特徴があります。またLINE登録いただいたあなたにはすでにお伝えしているとおり、私が重宝した日本語→英語のコンテンツと相性がとてもいいものです。
一つのコンテンツが別のコンテンツの復習になるというのは、素材をこなすうえで理想の在り方と言えます。私は「聴く」ということを考えてこの単語集を選び、800点を超えるまで使い倒しました。

文法を復習するのに役立ったのはこれです!
聴くだけだと文法の復習はできないけどそこはどうなの?と聞かれることがよくあります。これに関してはその名もズバリ『キク英文法』という本が手に入りますね。今私が400点のときに戻ったらこれを活用すると思います。(そのうち買ってみて感想をアップしてみます)。
ただ、当時の私がやったのは『英文法がはじめからわかる本』(江藤正明著)という本を読むことでした。音声になっていなかったのが残念ですが、この文法書のいいところは中学から高校にかけて必要な文法を偏りなく網羅しているところです。
初心者向けの新書などを手にすると、論理的に説明がつくところを選択して説明してあるものがよくあります。
もちろんそういうものから得るところはありますが、中学、高校の文法をおさらいしたいという目的には適いません。
著者は予備校の先生ですからそのあたりは心得えたものという感じでしょうか。初心者に向けた本として網羅性が高いのがこの本です。もし適当なものがなく困っているという人は活用してみてください。

読んだら聴くが基本―BIGLOBE mobileでYouTube
「聴く」ということだったらYouTubeの活用がすぐに思いつきますね。私が最近までずっと活用していたのがBIGLOBE mobileのエンタメフリーという制度です。これはYouTubeはもちろんABEMA、amazon music、LINE MUSICといったコンテンツが通信量無料で観られる(or聴くことができる)というサービスです。
私は家では通信制限のあるポケットwifiを使っていたのでこのサービスを使い倒しました。
通信量を気にせずに閲覧できるのですから英語の学習以外にも使い道はいくらでもあります。テレビの代わりにもなるし、音楽プレイヤーの代わりにだってなります。
難点としては、回線が混雑している時間帯は少し画質が落ちるということです。ただし私の場合は聴くことができればいいわけですから、その点も大きなマイナスとはなりませんでした。
著作権の関係も出てくるので、おおっぴらにおすすめはできませんが、古いコンテンツで音声はカセットテープにしかないようなものがアップされていたりもします。エンタメフリーを利用してこういう手に入りにくいコンテンツを聴いたりもよくしました。
少しでも通信に不安がある環境にいるすべての方におすすめです。

エンタメフリー・オプション最大6カ月無料(初回申込のみ)
という特典があります。また
SIMのみの申し込みの場合、新規・MNPともに
対象のクーポンコード入力でBIGLOBE利用料金(税抜)の支払いにも使える
5,000円相当のGポイントがもらえます。
端末+SIMの場合は
対象端末購入でBIGLOBE利用料金(税抜)の支払いにも使える20000円相当のGポイントがもらえます。
特典は期間限定なので、今申し込むのがお得です!
kindleの活用が鍵です!
もう一つ役に立ったアイテムをあげるとしたら、もちろんkindleということになりますね。専用端末を使うのがベストですが、アプリを入れれば携帯でもパソコンでも見ることができます。さっきも触れましたが携帯で音も文字も出てきて学習が完結できるというのは、当時の私でなくても理想的な環境のはずです。
最近は月額980円で読み放題のkindleunlimitedも重宝しています。
正直私の場合は小説やノンフィクションが読みたい本の中心なので、半分くらいしか対象になっていませんが、それでもこの間記事にした『TOEICL&Rテスト至高の模試600問』のような良質な問題集が読み放題の対象になっていたりします。また『キクタンTOEICL&RテストSCORE990』(『SCORE800』、『SCORE600』も同じく対象)というこれもまた質の高い単語集も読み放題で読めるようになっています。
TOEIC関連、英語の実用書関連だけに絞ればかなり充実したラインナップになっているので、980円払ってもおつりがくる内容のはずです。

番外編 英英辞典『Collins Cobuild Advanced Learner’s』の活用
どんな辞書を使うのか、というのは悩ましいところだと思います。私の場合750点になる前から本棚に入れていたのが『Collins Cobuild Advanced Learner’s』という英英辞典です。
聴くことがメインの勉強でしたから、750点に到達する以前にはほとんど活用することができませんでしたが、900点になる直前に一番使い倒したのはこの辞書です(なので番外編の扱いです)。
まず、文章の形で単語を説明してくれるので英語に構えてしまう感覚が不思議なほどすぐになくなりました。辞書を引けば常に「英語の文章」に触れなければいけないわけです。長文を見るとこんなに読むの! と毎回思っていたアレルギーがいつの間にか消えただけでも大きな収穫でした。
実は900点への近道は英英辞典、特にこの『Collins Cobuild Advanced Learner’s』の活用だと思っています。
最初からこの一冊とせず、日本語の辞書と併用するようにすればハードルは高くないはずです。


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