こんにちは高橋です。
今日は「CNN ENGLISH EXPRESS2013.1月号」にニューヨークの
自転車事情(特にデリバリー自転車)についての記事があったので
ちょっと触れてみたいと思います。
この記事の全体の流れとしては、
1、「とにかく自転車がスピードを出すので危ない」という歩行者の証言があり
2、事故が増えている現状に対応するため規制を強化しているという市の担当者の言葉があり
3、自転車にぶつけられて亡くなった遺族の怒りの証言があり
4、最後に少しだけ自転車に乗っている側の言い訳がある
という感じになっています。
さらに記事で触れられている「事実」を箇条書きにするとこんな感じです。
(いずれも2013年の時点です)
●ニューヨークでは商用の自転車メッセンジャー(配達人)が約5万人いると言われている。
(ハンバーガーなどを届ける配達人など)
●毎年550人の歩行者が自転車にぶつけられて病院に運ばれている。
●車道と歩道の間に自転車専用レーンの設置が進められているが、違法駐車の車両がなくならないため、効果があがっていない
●ニューヨークでは、規制が強化されていて、どんな業種のメッセンジャーでもヘルメットと安全ベルトの着用、従業員証の携帯が義務づけられている。
日本ではバイク便のような形で自転車配達をしている業者はありますが
ハンバーガーや、その他のそれこそ、寿司やピザの宅配を自転車でするという
商慣習は今のところないと思います。
この点はニューヨークに特有の点になると思います。
ただ、自転車が置かれている肩身の狭い立場というのは共通するのではないでしょうか。
私自身、そこそこスピードが出る自転車に乗っているので
やり玉に挙げられつつある状況をひしひしと感じながら走っています。
とにかく走る場所ですね。
日本の場合歩道と車道の区別がほとんどないような道路が結構あるので
道路の左端を走っていると、まず歩行者から煙たがられます。
少し真ん中によると今度は自動車に煙たがられてしまいます(クラクション付きで)。
自動車専用レーンだと思って気を抜いて走っていると、違法駐車の連続で
常に車道に出るか、歩道側によけるか神経を使わないといけなくなります。
おまけにこの道路は大丈夫だろ、と思って余裕こいていると、おばちゃんが
逆走してきたりするので、ちょっとしたスリルを味わうはめになったりもします。
自転車自身のマナーがなってないという声がたくさん聞こえてきそうですが
あなたはどう考えますか?
私は、私自身が歩行者である立場の時も結構あり、是非を論じようとすると
カップ麺を何個作っても足りないくらいの時間が必要になって
しまいますのでとりあえず意見は控えますが
「ヘルメットに安全ベルトが必須」
というのだけはやめてほしいなと節に願っているところです。
この記事は少し古いものですが、まさに、日本の現状を照らしているものですね。
「CNN ENGLISH EXPRESS」は日本の読者に向けたものなので
英語の勉強に限らず、時事問題を拾うということだけを考えても面白いかもしれません。
今日は、自分が自転車乗りだということもあり、自転車の記事をピックアップしてみました。
1点だけ、英語にも触れておきます。
自転車によって550人がけがをしているという事実に触れた文章です。
●but one study said 550 pedestrians in New York end up in hospitals each year after being struck by cyclists.
ある調査によればニューヨークでは毎年550人の歩行者が自転車にぶつけられて病院に運ばれているといいます。
赤字にした部分「end up in hospitals」で病院送りになる、という意味になります。
「end up」= 「最後には~なる」という意味です。
この単語は「end up doing」の形で「~する羽目になる」というニュアンスにもなります。
ちなみにこの「end up」は「wind up」と同じ意味で、比較的よく目にするのは「wind up」の方です。
(「doing」が付く場合も同じです)
「wind-up」とすると野球の振りかぶって投げる動作のことをさしますね。
「wind up=end up」 「wind up doing=end up doing」をともに
「ゴッドファーザー」からとってこの使い方の別のサンプルを示しておきます。
文脈等は関係なく読めるように短い文をひっぱってみます。
●Some people could wind up in jail for twenty years.
人によっては20年刑務所送りになる。
●Without your father, the other New York Families might wind up supporting the Tattaglias and Sollozzo.
君のお父さんがいなければ、ニューヨークの他のファミリーはタッタリアとソロッツに見方する羽目になるだろう(結局そうなるだろう)。
とにかく自転車乗りとしては、ヘルメットを着用する羽目になるのだけは御免こうむりたいですね。
それでは!
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●追伸
シベリアの捕虜ではないですが、昨日掘った穴を今日埋めるという類の作業というのは
本当に堪えますね。
私にとって、単語帳を漫然と暗記していく作業はこれに似ていて
ほとんど拷問に近い作業に感じてしまいます。
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