「a drinking man」は「酒を飲んでいる男」で正解? 分詞はこうすれば楽しく頭に入ります!

高橋
こんにちは高橋です。
今日は、「分詞」について触れてみたいと思います(動詞と接続詞を兼ねた分詞構文に関しては後日扱います)。文法の話なのでもちろん小うるさく「原則」に触れている箇所がありますが、どこまで簡潔にできるか挑戦するつもりで書いてみました。「a drinking man」「a smoking man」という「変り種の表現」をフックにして説明してあります。この二つがどんな意味を持つのか考えながら読んでみてください。

 
 
 
 
 

「a drinking man」は「飲んでいる男」で大丈夫?

乱三世
「現在分詞」って覚えている?
ウィッキー三世
動詞に「ing」がついたやつですよね。
乱三世
そもそも「分詞」っていうのはどういう意味があるか知っている?英語では「participle」とあらわすけど。
ウィッキー三世
文法用語は重要ですか?
乱三世
文法用語を覚えるなんていうのはナンセンスだけど、この「分詞」っていうのは「動詞」と「形容詞」の性質を持っているところから名付けられたものなんだな。役に立たない文法用語にしては、ピンとくる用語になっているだろ?
ウィッキー三世
「現在分詞」であれば「動詞」に「ing」がついた形ですけど、その元々の動詞の性質と名詞を修飾する形容詞の性質を持っているものを指すということですか。
乱三世
そう。動詞に「ing」がつけばお前が言ったように「~している」という意味を持った「現在分詞」で、過去形であれば、「過去分詞」と呼ばれるわけだ。それで今日は少し変わった意味になる、「現在分詞」の表現を紹介しようということだ。
ウィッキー三世
それが見出しにある、「a drinking man」ということですか?
乱三世
これ普通に考えたらどういう意味になる?
ウィッキー三世
「酒を飲んでいる男」という意味になりそうですよね。
乱三世
これは「のんべえの男」「酒好きの男」ってことなんだな。それからこれと同じような扱いで「a smoking man」なんていうのもあるけど、これはどんな意味かわかる?
ウィッキー三世
同じような考えでいいんだったら「たばこを吸っている」ということではなくて、「ヘビースモーカー」のことを指すんじゃないですか?
乱三世
そう。「いつもタバコを吸っている男」ということになるわけだ。これは二つともに、「慣習的に」そういう意味になるからそのまま頭に入れてしまうのがいいと思う。
ウィッキー三世
「a drinking man」=「のんべえ」、「a smoking man」=「ヘビースモーカー」ということで、「なるほど!」となるかもしれないですけど、例えば「煙草を吸っている男」とあらわしたかったらどう言えばいいわけですか?
乱三世
「a man smoking」だな。
ウィッキー三世
「man」の後に分詞を続けるんですか?
乱三世
酒を飲んでいる男だったら「a man drinking」となるわけだ。これは、ちょっと理屈を説明したほうがいいと思うから、文法について少し触れておこう。
 
 

私は、好きなコンテンツばかりを律儀に選んで勉強の素材としてきました。勉強方法についてはこちらにまとめてあります。↓
「私の勉強方法についてはこちら!」

 
 

分詞ってそもそもなんだっけ?

乱三世
今日は話がとっちらかってしまわないように「現在分詞」に絞って解説するけど、もう一度分詞っていうのはどういう意味があったのか言ってみて。
ウィッキー三世
「動詞と形容詞の性質を分かちあっている」から分詞と呼ばれているわけですね。
乱三世
そう。具体的にどんな風に使うかと言えば、例えば有名なことわざでこんなものがあったと思う。
 
 
 

A drowning man will catch at a straw.
 
 
 

乱三世
日本語で表すとどんな意味だった?
ウィッキー三世
「溺れる者は藁をもつかむ」ですね。
乱三世
「困窮して万策つきたときは、まったく頼りにならないものでも必死にすがろうとすること」の例えだな。「A drowning man」でまさに「溺れている(溺れかけている)人(男)」っていう意味だ。そもそも形容詞っていうのはどんな性質を持っているものだったかもう一度言ってみて。
ウィッキー三世
名詞を修飾する言葉ですね。
乱三世
さっき、分詞っていうのは「動詞の役割」と「形容詞の役割」があるっていったけど、名詞を修飾する形容詞の性質があるから、名詞の前が基本的な居場所になるわけだ。
ウィッキー三世
「A drowning man」だと「man」の前に「現在分詞」の「drowning」があるということですね。
乱三世
そう。繰り返しだけど、「現在分詞」っていうのは名詞の前が基本だ。ただし、「目的語や修飾語句を伴う場合は後ろ」になることがある。例えば同じ「drowning」という単語を使えば「a man drowning at sea」(海でおぼれかかっている男)なんていう形が考えられるわけだ。
ウィッキー三世
「at sea」っていうのがついているから後ろからになるわけですね。目的語っていうのはどういうことですか?
乱三世
これは、まさに「動詞の役割」の名残があると考えればいいわけで、「妻をたたいている男」という文にしたければ「a man beating his wife」と「beating his wife」を「man」の後ろに置いて、後ろから名詞を修飾する形にする、ということだな。だから言葉を変えれば、「単独であれば名詞の前」「目的語や修飾語が一緒にあれば、名詞の後ろ」ということだ。本当は、完全に形容詞になったもの云々だとかもう少し細かい説明が必要なんだけど、この分類で十分だと思う。
ウィッキー三世
その分詞の居場所っていうのはわかりましたけど、そもそもなんでこんな形にする必要があるのかっていう疑問がわいてきますよね。
乱三世
これは、単に文を簡潔にした形と考えればいい。さっきの 「a drowning man」であれば要するに「a man who is drowning」という意味なんだよ。でもいちいち関係代名詞でつないでいたら面倒だろ?
ウィッキー三世
より簡潔に言っただけだということですか?
乱三世
ネイティブに分詞を説明しろって言っても絶対困るはずだ。ただ実用的だというのが分詞の真実だと言っていいと思う。で、さっきの「a drinking man」=「のんべえ」、「a smoking man」=「ヘビースモーカー」の話につなげなければいけないんだけど、「drink」も「smoke」も目的語を取る他動詞だろ? 普通、「酒を飲む」はどう表現する?
ウィッキー三世
「drink liquor」とか「drink alcohol」ですかね。
乱三世
目的語をとるわけだ。ただこの「drink」というのはそのままでも「酒を飲む」という意味にできる動詞なんだな。「タバコを吸う」だったら「smoke cigarettes」という風にやっぱり目的語を取るのが普通だ。ただしこれも単に「smoke」としても「タバコを吸う(習慣がある)」という自動詞にできるわけ。分詞単独の場合はどこに置くのが正解だった?
ウィッキー三世
単独の場合は名詞の前に置いて名詞を修飾するということでしたよね。
乱三世
この「drink」や「smoke」と言った目的語が省略されて自動詞になった動詞に関しては、「『~している』という意味にしたいとき名詞の後ろに置く」のが通例なんだな。例外として考えてもいいし、目的語が消えているだけなので後ろから修飾するのが基本と考えてもいいと思う。
ウィッキー三世
さっき質問したとき「タバコを吸っている男」としたいときは「a man smoking」とするということでしたけど、こういう理屈があったわけですか。
乱三世
そう。「~している」という意味では基本的には名詞の前に置かないということだな。「a drinking man」の意味はこういうところから考えてもいいわけだ。
ウィッキー三世
「smoke」も「a smoking man」で「いつもタバコを吸っている」となる理屈ですか。
乱三世
「smoke」の場合は、「タバコを吸う(習慣がある)」という風に書いておいたけど、要するに自動詞で使われた時点でそういう「タバコを吸う性質がある」ということなんだ。だから単独で名詞の前に置くと、その「性質」がよく出た意味になるということだな。
ウィッキー三世
ほかに他動詞が自動詞になるものとしてはどんなものがあるんですか?
乱三世
eat(food)とかread(books)なんかがそうだな。今日は文法の細かい部分になってしまったけど、「a drinking man」=「のんべえ」、「a smoking man」=「ヘビースモーカー」というのだけでも頭に入れてもらえればと思う。
 
 
 
 
 

まとめ
●分詞の位置は単独の場合、名詞の前が基本
●修飾語や目的語を伴うときは後ろからが基本
●意味上明白な目的語がなくなったため自動詞になった他動詞(例drink、smoke)は、
「~している」という意味にしたいときに名詞の後ろに置く(これが基本。単独でも後ろに置く)
※a man smoking(タバコを吸っている男).
 
●「a drinking man」=「のんべえな男」
●「a smoking man」=「いつもタバコを吸っている男」

 
 
 
 
 
少しでも面白いと思ったら「いいね!」の感覚でクリックしていただけると嬉しいです。↓
にほんブログ村 英語ブログ TOEICへ
にほんブログ村

高橋
TOEICスコアアップに役立つ13分の動画を期間限定でプレゼント中です!

私が働きながら半年で300点の得点をUPさせた際にやったことの全てを網羅してあります。
ブログでは書かなかったことを具体的なコンテンツ名を上げて解説しているのでぜひプレゼント中にお受取りください!
(プレゼントは予告なく削除することがあります)↓ここをクリック

●追伸

高橋
このブログでは何度も触れてきましたが、私は自分の好きなコンテンツを英語で「聴く」ことによってTOEICの点数を延ばしてきました。今のところ今年の4月に受験したのが最後でスコアは855点です。また今年の末か来年の春先までには受験したいと思っています。私の勉強方法がどこまで通用するか、受験したあとはまた報告を入れてみます!

前回の結果はこちらからどうぞ↓
TOEIC結果発表 私の最新スコアを掲載しました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です